3行日記、あるいは冷や汗
昔ながらの
会社の入り口の門扉が開かなくて、朝から四苦八苦。学校の門みたいな作りで、左右にスライドする門扉のレールが錆びて動きが鈍いのは以前から知っていた。レールの溝に落ち葉が詰まったのか、変なものが挟まったのか、イヤホンを外してリュックも傘も置いて、足を45度上げて門柱に置いて力一杯引っ張ってもにっちもさっちもいかない。
引っ張る箇所を変えたり、ちょっと距離を空けてレールの部分を凝視したり、乗り越えられるか試算していて、ハタと気付いた。
入口と反対側のレールを納める方の門柱。昔ながらの錠前みたいなところが、もしやロックされているのでは?
果たして…錠前をちょいとずらしたら、門が開いたーーー。
辿り着いた先には
いつもの席に辿り着いて「ふ〜、嫌な汗をびっしょりとかいたぜ。明日は戸締りした人にひと言物申さねば…ヤレヤレ…」と椅子に座ろうとしたら、勢いよく空を切って座面に着地。いつもより低い位置に座面が下がっていたのである。昨日座った人が背の高い人あるある…アイツめーーー。
という1人コントで始まる1日。