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ユン食堂2を1日で(ほぼ)完走した話とナPDの話

「ユン食堂2」を見てしまいました。
スペインの小さな村で10日間韓国料理を出すお店を出す、というリアリティ番組。ベテラン女優ユン・ヨジョン、俳優イ・ソジン、「新感染 ファイナル・エクスプレス」などに出演するチョン・ユミ、そして今回パク・ソジュンが参加したシリーズ2作目。
なんとなく食指が動かなくて、あとで探そうと思っていたものがU-NEXTのMnetチャンネルでリアルタイム配信されていたのを見つけて、見はじめたら最終回まで見てしまった。10時間以上。この夏のオリンピックが完全に代替されてしまった。

この番組を作っているのが、百想芸術大賞という韓国のドラマ・映画の年間レースとして重要な位置をしめる賞を2015年にとっている名物プロデューサー、ナ・ヨンソク氏。(KBS(公共放送)から2013年に外に移っているのだけど、あまり言及された記事を見てなくてよくわからない。すごく興味を惹かれる)

ナPDを知ったのはパク・ソジュン氏のインタビューで複数回言及されていたから。「信頼しているから出演を決めた」という意味の発言をしていました。
今トラックできるパク・ソジュンの出ている主なバラエティ出演作。

・1泊2日


・ユン食堂2(2018)


・三食ごはん 山村編(2019)


・夏休み(2020)


サムネイルからも予想できるように、どれも長時間を同じメンバーで過ごし、成長を楽しむような路線のバラエティです。リアリティ型で、基本的に本人が話す時間が長く、人柄を活用する番組。
上記の番組を全て制作しているのがナ・ヨンソク氏。
(「1泊2日」は長く続くKBSの看板バラエティ、それ以外は企画からナPD)


Mnet(日本で韓国の番組を配信するチャンネル)でプロデューサー名で特集が組まれるくらいの方。

どれも基本的にはドラマや映画の前の出演なので、宣伝といえば宣伝なのだが、ドラマや映画の公開日直前にクイズ番組や情報系番組に細かくたくさん出演して、面で新規視聴者を捉えるやり方とはちょっと趣旨が違う感じがする。過去のファンの方々の記録とか見ていても、あまり細かいテレビ出演については記録がないのでそういう宣伝の仕方はしないのかな、と思う。
ジャニーズで宣伝のための放送局ジャックに慣れた身としては違う文化を受け入れている感じがあってとても新鮮で面白い。

ユン食堂はとても綿密な事前リサーチ、交渉、計画、スタッフのテストによって成り立っているように思う。安心してみてられる。怒鳴り込んでくる地元民や、周囲の人との交渉、出演者が取り返しのつかない失敗をするようなシーンは映されない。おそらく制作にあたってはそういうこともあるんだと思うのだけど、全部落としてある。なので安心してゆっくり見てられるし、国外に販売するときにも売れやすいんだと思う。
この辺りは韓国語でのインタビューをちゃんと読んでみたいところです。

ちなみにナPDの最新作「夏休み」の第一回目の出演者であるチョン・ユミ、チェ・ウシク、パク・ソジュンのインスタグラムのフォロワー数はそれぞれ156万人、151万人、1460万人・・・韓国外でも勝手にファンが見てくれそうだ。

話がとっちらかってしまった。この番組外販周りは面白いのでまた調べて見たいと思う。あとユン食堂2で優しい毒舌キャラだったイ・ソジン氏がすごい気になってきた(笑)


#ナPDの番組は 、販売方式も含めて水曜どうでしょう見たいだなあと思ってたら本人たちもそう言っていた。
https://k-plaza.com/2014/03/mnet-6.html

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