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新卒1年目で5部署をまとめるリーダーになった 爆速成長仕事術

はじめに

「何でもうまくいく人」と「そうじゃない人」の決定的な違いとは?

このnoteを読もうと思われた皆様は、今まさに新入社員で何か一つでも突き抜けたい!と考えていらっしゃる方でしょうか?

もしくは、新しい職場や仕事に直面して、今すぐ成果を上げる必要に迫られている方でしょうか?

それとも、今までは自分の仕事だけで認められてきたところ、役職も付き、いよいよ部下をマネジメントする立場になったという方でしょうか?

まだ社会人2年目に入ったばかりで、いきなり会社を辞めて独立した私が言うのも大変おこがましいですが、このnoteはこうした皆様のお力に少しでもなれるよう、私自身が経験した濃い1年4か月を赤裸々に映し出し、社会人での成果の出し方を記載させていただいた内容となっております。

少しでも、皆さんのこれからの社会人生活のお役に立てますと嬉しいです。

____________________
1 初日にパソコンの電源の入れ方を聞いたくらいのシステム音痴
→「システムならさやに聞け」と頼られる存在に

2 社内にコネも知り合いもゼロの状態
→5部署、総勢30名のメンバーをまとめるプロジェクトリーダーに

3 企画案を出してもまったく認められない
→部署代表として役員の前でプレゼン発表

4 引き継いだプロジェクトの会議はたった2名の参加者
→1ヶ月で8名の役職者とメンバー7名、計15名を参加させ、7ヶ月間毎週2時間の会議で彼らを指揮

5 「目立ちすぎ」「態度がでかい」と叱られてばかり
→各部長から「お前は役員になる」「大化けする」と可愛がられる
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以上が、私が社会人生活、1年間で変わった周囲からの評価です。

新卒から1年間、それも大学を出て社会人になったばかりのいきなり配属された部署で、記載させていただいた内容の評価を上げることができたのは、ひとえに周りの方々のサポート、そして私が成長を追い求め、結果を出せる方法をとことん追求していたからだと思っています。

逆に言えば、この仕事術を身につけていただければ、誰でもいつからでも最短で結果を出せる人になれます。

会社の同期の中で最速で出世したい方はもちろん、自分で起業したり、転職してすぐ力を発揮したい人にも、どんな場所でも通用する仕事の基本、こちらを私の経験を踏まえまして皆様にお伝えさせていただければ幸いです。

決して、皆様にとって難しいことではないかもしれません。新卒、ド素人の私ができたことですから、社会人の先輩である皆さんであればきっと思い当たる方法がいくつもあると思います。

しかし、いつの間にか大切なそれらを忘れてしまったり、今さら…とやっていなかったり、徹底するまで至ってなかったりという理由から、せっかくの力を出しきれずに伸び悩んでいらっしゃる人がいるかもしれません。

さらに悲しいことは、その結果、人生において大きな地位を占める「仕事」自体を楽しめない状態になってしまっていないかということです。


「いつまでたっても評価されない…」
「嫌な上司と付き合いたくない…」
「部署同士の衝突で疲弊するばかり…」


そんな不満を抱えながら、毎日楽しくない仕事をする人生は、どうでしょうか? 私も当初、上のようなことで悩み、とても辛かったのを覚えています。しかし、もし私の仕事術を実践していただけると、


「関わった人たちが家族のように感じるようになる」
「自分のプランに人を巻き込んで実行できる、やりがいを日々実感する」
「得意分野を持つ人たちが最適なピースのように重なって、より大きく成功する」


こんなふうに毎日を最高に、会社とそこにいる方々と過ごす日々が幸せでたまらなくなる仕事ができるようになる可能性があります。


「仕事は一人ではできない」


私自身痛いほどの経験から学んだこの言葉。
皆さんに愛されて、いろんな人を巻き込んで、仲間と一緒に仕事を楽しみたい。。。

自分自身が経験したつらさを踏まえて、自分と同じような悩みに苦しんでいる人を少しでも無くしたい。少しでも仕事が楽しい、成果がでて毎日いきいき会社に迎える、そんな方が少しでも増えていただけるような社会を創りたい。そんな思いから、このnoteでは、私がやってきたそのための方法を思いつく限りまとめています。


まず第1章では、私が1年目でダントツに成果を挙げるためにやってきたこと、そしてなぜそれをやったか、私の頭の中を語らせていただきます。 なかには、当たり前のように見えることもあるかもしれません。しかし、本当にそれを実践できている人は果たして世の中にどれくらいいらっしゃるでしょうか。

実際、私は徹底してそれらをやったことで、先に挙げたような成果を次々と1年以内に出すことができました。

誰でも最初はゼロベースです。そこから最短で結果を出すには、最適な方法を学んで数多く実践するしかありません。

最初は、騙されたと思って、皆さんもこのnoteを読んで1度、実行してみてください。驚くほど周囲からの見られ方が変わると思います。

そのあとの第2章、第3章では、会社員には欠かせない会議、プレゼンなどの実務でのテクニックを語らせていただいています。

これを身につけておくと、プロジェクトをマネジメントする人はもちろん、単純にどんな仕事でもビジネス戦闘力が上がります。特に会議進行の技術にかけては、これまでにないほどスムーズに、また確実に結果を出せるようになること請け合いです。他のビジネススキルは学べても、会議をこれだけ徹底的に攻略した解説はなかなかなかったと思いますので、会議だけで第2章をまるまる語り尽くしました。

「これを読むだけでも価値がある!」と自負しております。

ちなみに私の職場では正直、会議進行の徹底がなされていませんでした。一応、国内食品業界1位、グループ従業員4万人近くの超有名企業グループの一角です。他のビジネススキルは大変高く、営業成績もぶっちぎりでありましたが、なぜかココだけは定まった方法がなく、時間の使い方が上手でなかったように思います。

だからこそ、自信を持って言えます。

新卒から役職者まで、このテクニックがあればたちまち最強になれます。

そして第4章では、人との付き合い方、特に新人や初めての環境で必要な「かわいがられる力」について触れます。

どんなにスキルを磨いても、やりたい仕事があっても、会社というところは人と一緒に何かをしなければいけません。つまり、「この人と一緒に仕事したい!」と思ってもらえないと成果は出せないということです。

ビジネススキルはもちろん大切。しかし、意外と会社の人間関係が上手くいかずに、活躍できない人が大勢いるのもまた事実です。かくいう私も実は、人から誤解されやすいタイプで相当不器用な人間です。私は社会人として第一印象からいいイメージを持たれることは少なく大変生意気な新入社員というレッテルからの仕事のスタートであることがほとんどでした。

そんな私だからこそ、どうやって皆さんの信用を得ることができ、最終的に様々な部署の人から一緒に仕事ができて幸せだ、今度はこのプロジェクトを一緒にしたいとまで言われるようになったのか。自身の経験を踏まえて書かせていただいております。

特に現状からステップアップするためには、周りの人たちに信頼され、上の人にかわいがられる力が不可欠です。そうすれば、どんどん人を巻き込んで、より大きな仕事ができます。日々やりがいを感じ、たくさんの人を笑顔にするような働き方が実現できます。

最後に、ここまでで私という人間に興味を持っていただけたら、最終章では、私が考える「仕事」に対する思いお伝えたいしたいと思っています。
たった1年と数ヶ月ですが、爆速で会社員人生を駆け上がり、そして今起業しようとしている私の考え方を皆さんにお伝えできれば、これほど幸せなことはありません。

このnoteで私がやってきたこと、考えてきたことが、少しでも新入社員や新しい仕事を始めた皆さん、またこれから社会人になる学生の方にも役立つことができれば幸いです。

そして、会社員生活をもう何年も何十年も送ってらっしゃる、ベテランのビジネスパーソンの方々へも、僭越ながら自らの仕事のやり方を見直すきっかけとなればうれしいです。

それでは、いよいよ本編です。ぜひ最後までお付き合いください。

【第1章】 新卒1年目で突き抜けるためにやったこと・考えたこと

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社会人1年目の印象がその後の40年を決める

社会人の大先輩である皆さまが誰でも新卒で初めて会社に勤めたばかりの、新入社員の時期があったと思います。今では専門分野のエキスパートであったり、何十人もの部下を率いる部署のリーダーとして活躍されているビジネスパーソンも、最初に入社したばかりの頃は当然、右も左もわからない私のようなド新人であったはずです。

しかし、そんな段階の私でも圧倒的に人より抜きん出ることは可能でした。というよりも、その段階だからこそ、誰よりも大きく突き抜けることができたと思っております。

実は会社員が一番注目されて印象に残るのは、社会人1年目です。

これは紛れもない事実で、現に私も配属初日に先輩に言われました。「新人の印象が、その後40年残る」と。

だからといってはなんですが、私のポリシーは「おとなしく丸くなるより、大きく尖っていけ!」です。

当然、最初は周囲から「目立ちすぎ」とか「態度がでかい」とか、ずいぶん叩かれました。「もう10年目ですか」と社外の方に尋ねられたり、「部長みたいだね」と先輩に言われるほど、いいと思ったことは臆せずやって、発言もバンバンしていました。

しかし、目立てば目立つほど、いい意味でも悪い意味でも皆さんの注目が自分に集まって来るので、仕事をしているところを皆さんに見られるようになっていきました。そうすると、もちろん失敗も目立つけれど、その分いいところも見られたり、また仕事自体を早く修正していくことができました。
なぜなら、仕事は人に見せたほうが、断然成長するからです。

「顔が派手」とか(笑)言われ続けても、自分では変えられないから、とにかく仕事をしている姿勢を見せていく。そうすると、だんだん人に頼られて、信用が生まれてきます。「出る杭は打たれる」けれど、人に対してギブができるようになってくると、周囲からどんどん慕われていきます。

仕事をサボっているわけでなく、積極的に挨拶したり、人に会ったり、発言をして目立っているわけですから、最初は「何この新人?」と思っていた人たちもだんだん「元気がいいね。仕事頑張っているね」と応援してくれるようになっていきました。

もし最初の1年目でおとなしく縮こまって、小綺麗な丸を作っていたら、そこからその丸が大きくなることは難しいと思います。一方で、尖った岩でも精一杯大きくしていたら、最後は大きな丸になる可能性がある。

私がそう確信したのは、最初の頃、大変お世話になった役員の方にこう言われたからです。

「最初は尖っていけ。そのまま行けたら、それはそれでお前は大成できる。
それでどこかで折れてしまったら、そのとき丸くなればいい」

その言葉をそのまま素直に受け取りました。
最初の1年は全然丸くなっている場合じゃない。

思えば私は、実際に働いている部署の人たちからは叱られても、役員クラスの人たちからは大変可愛がられ、こういった「仕事の道徳」をいつも教えていただいていました。仕事の実践的なことは周囲から教えてもらうべきですが、それだけだと小綺麗な丸に収まってしまいます。

今思うと、「尖っていけ!」という上からの教えと、周囲からの実践的なスキルの両方を学べたことが、私の成長にはとても良かったと感じています。

基本ができない人に仕事は回ってこない

「大きく尖っていけ!」
「目立って人から見られろ!」

とはいえ、当然、ただ目立てばいいというものではありません。

私が目立っていたのは、確かに顔が派手だとか、遠慮せず発言をしていたとか、そういった印象もあったでしょう。しかし、一番は仕事でやるべきと思ったことを徹底していたからだと思います。

具体的には、以下のようなことです。

○挨拶は誰よりも大きく、全員にする
○電話は1コール以内に取る
○出社は定時1時間前
○どこに行くにもノートとペン持参でメモ
○質問する前に自分で調べる
○講演は1番前の真ん中の席に座る
○会議では最低1回は発言する
○見た目は清潔に

どれも当たり前の仕事の基本です。やろうと思えば誰でもできることでしょう。しかし、これをすべて行っていると自信をもって言える人はどのくらいいるでしょうか? おそらくほとんどいないのではないかと思います。逆に言うと、これらができている新人は、必ず上司から注目されます。

自分という存在をどう認識してもらえるか?――

この1年目の印象で将来が決まるわけですから、新卒なら先ほどの項目は必ずやるべきです。

そして、この基本をやり続けていると、いつか「信用」が生まれます。どれほど優れた能力があっても、いいアイデアがあっても、信用がない人には仕事は回ってきません。

現に私が最初に出した企画は、後に即採用されたほどの出来だったにもかかわらず、まだ上司からの信用がなかったせいで、まったく認められませんでした。

そんな私が考える、社会人としての心構えは次の3つです。

●仕事は信用の積み重ね
●仕事は一人ではできない
●一緒に仕事したいと思われる人になる

この3つでどれも必要とされるのは、まずは当たり前の基本ができていること。まだ自分が何者でもない時こそ、基本を徹底すべきです。

基本ができていない人には、仕事は回ってこない。

上司に認められないと嘆いたり、同僚を羨んだりする前に、自分が基本をしっかりやっているか、もう一度見直してみてください。

「1コール以内に電話を取り続ける」と注目される

私がやった仕事の基本のひとつは、部署にかかってきた電話をほとんどすべて自分が取ること。それこそ、1コール以内とありますが、0.1秒のレベルで取っていました。

新入社員ですから、自分にかかってくる電話は当然ありません。その代わり、誰の電話だろうととにかく全部取る勢いで、電話を取っては誰かにつなぐ毎日です。

最初のうちはどもってしまったり、下手な対応をすることもありました。
しかし、それを恥ずかしいと思うよりも、まずは自分が最初に電話を取ることが大切です。そうすると、それだけで部署で有名になります。

「あいつ、電話取るの超早いな。何なの? 話し好き?反射神経良すぎだろ(笑)」みたいに、周囲が思ってくれたらOK。

もう部署の中で勝手に私の名前は知れ渡っていました。それもそのはずです。だって、どの人の電話もつないでいるのは自分なんですから。当然、誰からも覚えられます。

毎日おそらく30本くらいは電話をつないでいたと思います。それに自分にとっても、電話は部署の人たちの顔と名前を覚えるのにすごく役に立ちます。取った電話をつながなければいけないので、部署全員の名前と席を机に貼り出して、「○○さんはここ」「☓☓さんはここ」とどんどん覚えていきました。そうすることで、単純に暗記するよりも、実際に業務で関わることで、格段に早く名前と顔が一致するようになりました。

また、それぞれに電話をつないでいると、部署でやっている仕事の内容も自ずとわかってきます。

普段誰がどういう会社と取引しているのか――
どの人が何の業務をしているのか――
他社の誰と付き合いがあるのか――

それらが自然と耳に入ってくるからです。

部署内の仕事を把握するだけではありません。あわよくば、「私は〇〇部署の〇〇です」と名乗ることで、自分の名前を社外に広めることだってできました。

1コールで電話を取るのは、仕事の基本。その意味は、単に新人の仕事だからやらなきゃいけない、ということではありません。1本の電話からさまざまな仕事につながっていく、ということなのです。 

メールより電話より直接会いに行く

電話を取るのに加えて、新人の場合はさらに「会いに行く」のも重要だと考えています。ちなみにこれは新人でなくても、大切だと思っています。

どういうことかというと、仕事の用件を伝えるときにメールや内線で済ませるのではなく、その人に直接会う、ということです。

職場にもよるとは思いますが、私の部署では同じ部署内でも要件はメールで送ることが多い職場でした。もちろん、それは記録として残しておくためという意味もあるでしょう。

しかし、私の場合はメールを送ったあとに、わざわざ「今メールを送ったんですけど、それはこういうことで…」と話をしに直接席まで行っていました。その時のポイントとしては、ファーストコンタクトで相手の名前を必ず言うこと。そうすると、「え、もう覚えてくれたんだ!」となります。

実際に、何人かにはそう言われて、以降非常にかわいがっていただきました。私の部署には総勢50人くらいいましたから、全員の顔と名前を覚えるのは普通はそれなりに時間がかかります。でも、私はほとんどすべての電話を取っていたので、初期の段階ですぐに覚えることができていました。ついでに、誰がどういう仕事をしているかもだいたい把握できています。そう、電話を取るのも直接会うのも、すべて仕事につながっていく基本なのです。

他部署の人とやり取りするときも、離れていても「行ってきていいですか」と上司に許可をとり、なるべく直接会いに行くようにしていました。よく、面倒なことをするなと言われていましたが、私にとってこれは面倒なことでは全くなく、むしろ楽しいことでした。

会社の散歩をしている気分になれて一人探検をしていた気分になっていたのをよく覚えています。そうしているうちに、自然と他部署でも知られるようになってきました。「よく来ている子だね」となって、それだけでスムーズに仕事ができるようになりました。 

飲み会は新人一番の見せ場

直接仕事で活躍するのではなくても、元気よく挨拶するとか、1時間早く出社するなど、職場での姿勢は実はかなり評価につながります。

そういう意味では、私は飲み会も徹底して本気で取り組んでました。

自分自身は食事にはまったく手を付けず、ずっと下座で正座し気を配る。
この時間は漬物が必要かな、そろそろ次の注文をして、誰々にお酌して…と、おそらくその店のアルバイトよりずっと働いていたと思います。
最後は残り物を全部がっと詰め込んで、帰る。

そんな飲み会のマナーをわかり始めたころ、たまたま人事課長がいた飲み会で、そんな私を見てくださっていたのでしょう。

「ここ2、3年で一番、アイツはできる」

そんな噂をしていただいていたことを同期の人事部の子より、耳にしました。

何が評価に繋がっているかはわかりません。会社関係でのふるまいは全て見られていると思ったほうがいいです。直接の仕事でなくても、自分の動きは全て見られています。

正直、さすがに私も毎回このような飲み会は辛かったです(笑)。マイペースな私にとっては、仕事よりも何倍も疲れます。

それでも、なぜここまで本気でやったかというと、私の会社が酒類で大手の飲料メーカーだったから。会社にとって、お酒は自社の一番大切な商品。
だからこそ、お酒の場である飲み会がすごく大事だ、ということをわかっていたので、自分もそれを大事にしなければといけない、と強く感じていたのです。

そういった、それぞれの会社で何を大事にしているのか、そのポイントとなる部分でいい働きができると、確実に社内で評価されると思います。

会社によっては、こんなに気を使われると落ち着けない、というところもあるでしょう。同じ会社でも、歓送迎会などの大勢が参加する飲み会と、数人で飲む飲み会とでは、もちろん求められる役割も変わってきます。

つまり、盛り上げ役が「正」とされるところでは、徹底して盛り上げるべきだし、別な役割が「正」となる場なら、それをやったほうがいい。そこは、相手や場によって全部変えるべきポイントだと思います。私も役員と二人で飲みに行くときは、こんなことは絶対しませんでした(笑)

その場でどんな動きが求められているのか。
自分の会社や部署が、何を一番大事にしているのか

それを見極めて、行動してください。 

新入社員のうちに役員を飲みに誘え

「飲みつながり?」で言うと、新卒がぜひやるべきだと思うのは、会社の役員をサシ飲みに誘うこと。

「え?? そんなことできるの??」
「役員なんて、そんな時間取ってくれるわけないでしょ」

そんなふうに思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし実際に私がやってみたら、役員はこうおっしゃっていました。

「社外の社長とかとはいっぱい会っているけど、社内のヤツに誘われないんだよな。だから、こないだ○○に誘われたのが、めっちゃうれしかったんだ」

このとき、私は気づきました。役員クラスになった人には、社内の人間は気を使って、もう飲みに誘うこともなくなってしまう。実はそれを、役員の方たちはとても寂しく思っていると…。

実際には、役員まで行った方というのは、だいたい会社が自分の家族のように愛おしくなっていて、社員はみんな子どもみたいに感じていることが多いそうです。「お前らなんかもう、子どもだ、孫だ」みたいな感じで、本当はもっと話をしたがっている。しかし、周囲が敬いすぎていて、下の人からは絶対誘わない。。。

だからといって、役員の方から誘ってみるというのも、難しいのでしょう。
最近は、特に女性社員など気軽に誘おうものならすぐセクハラ、男性だって下の役職ならパワハラと、上の立場からはうかつに誘えないかもしれません。

その点、下から誘えばセクハラにもパワハラにもなりません。思い切って誘ってみれば、予想以上に喜ばれるはず。そして、何よりその時の経験はもう、全然違います!

社内でそこまで上り詰めた方なだけあって、新人の頃のエピソードからして人とはまるで違う。もうガンガン突き抜けていってます。私のとがっていたエピソードなんて比にならないくらいのやんちゃさで驚きました(笑)
「こういう方が出世するんだな」
と肌で感じられました。

自分が仕事で目立ちすぎて叱られているのも「どうしたらいいんですかね」と相談すれば、「お前はそのままでいい。そのままやれ」と言ってもらえる。
近場の人には叱られるかもしれないけど、そこまで上になると逆に認めてもらえるんだ、とうれしくなりました。
だから、「上が見ていればきっと大丈夫」と信じて、私は自分の道を進むことができました。

その役員とは、そこから付き合いが始まり、その後は「お父さん」のようにかわいがっていただきました。

これこそ新卒の特権。
この特権を生かさない手はありません。
ぜひ、機会を見つけてランチでも飲みでも、自分から誘ってみてください。
一生分の経験になること間違いありません。
 

ナンバー1ではなく、オンリーワンになれることを見つける

新入社員が絶対に勝てないのは、やはり知識と経験でしょう。
こればっかりは、一朝一夕に身につけられないので、当然先輩方には勝てません。
残念ですが、これらがあるのとないのとでは、確実に仕事で差が出ます。

それがわかった上で、新人に何ができるかというと、まずはオンリーワンになれることを探すことだと思います。

私の場合はちょっと特殊で、実はもう初日からそれがなんとなくわかっていました。
「見つけた」というより、「わかっていた」という感覚です。
それは昔から私が勝負強く、受験でもなんでも、自分が勝てる場所がすぐわかるというタイプだったからです。

そうではない人はどうするのか?と聞かれましたら、
方法はたくさんあると思います。
まずは得意分野がある方なら、それで探ってみるのが早いと思います。
自分は資料をまとめるのなら誰よりも早くできるとか、もともと人前で話すことにはかなり自信があるとか…。

ただ、学生時代や同期の中では得意だと思っていたことも、社会に出るとそうでもなかった、という体験はよくあります。
その部署ではみんなそれが得意な人たちが集まっていて、全然太刀打ちできない、ということも十分ありえます。
例えばシステム関連の部署や会社なら、当然それが強い人を入れているわけですし、その分野で勝とうとするのは止めたほうがいいでしょう。

そういう場合は、たとえ自分が今得意ではなくても、何か一つを見つけて磨き上げればいいと思います。
「世界で一番」とか、「日本で一番」を目指すわけではありません。
もっと言えば、「会社で一番」を目指さなくてもいい。
自分がいる部署、課の範囲でいいので、その中で「自分が一番になれること」を探してみてください。

私の場合は、会議やプレゼンの技術は最初から勝てるとわかっていました。
人前で話すことエネルギーさは関西人気質からなのか、負けたくないと感じていたからです。
しかし、最初に配属されたITデザイン課では、「パソコンの電源、どれですか?」と最初に聞いたほど、システム音痴でした。
その課は私以外全員、理系大学院卒、大手システム会社転職者、システム部出身者…などなど、超システムに強い方ばかり。

しかし職場は苦手だからといって諦めていいほど甘い世界ではありません。
当然プログラミングのプの字もわからないのに、30分だけの説明で明日からHP製作、運用の担当と言われました。その日は寝ずに勉強をしたのを覚えています。
他にもCRM,CTIなどの運用開発導入をその後任されました。
もはや当時ド素人の私には意味不明の単語ばかりです。「システム用語の辞書を借りたいです。」と上司にお願いしたのを鮮明に覚えています。

苦手だからこそ、人一倍勉強しました。
そうすると、勉強するから、だんだんできるようになってきました。
できるようになると、人の役に立つことができます。
それがうれしくてうれしくて、気がつくととってもコアなシステムのことで私は部署の中で紛れもなく、オンリーワンの座を獲得していました。

そして…最終的には、「あのシステムならさやに聞け」と言われるまでになりました。

一つ武器ができあがると、皆さんがその分野では頼ってきてくれます。
ほかの部分では圧倒的に知識や経験があって、できる人たちに対しても、オンリーワンがあれば新人だって勝つことができる。

繰り返しますが、何も業界でトップレベルとかを目指さなくていいんです。
もし職場の他の人たちが全体的に何か苦手だったら、ほんのちょっと上手くやっただけでも、すごく評価されます。

大事なのは、早い段階でそのオンリーワンを見つけること。
それができると、どんどん人が寄ってきて、人より早く職場で突き抜けられます。

鋭い視点を持って、発言する

知識と経験がない、ということで言えば、逆にそれを武器にするのも手かもしれません。
先入観がない新人は、まっさらな視点を持っていることこそ、最大の武器です。

ただし、せっかくのその意見を心のなかで思っているだけではダメです。
思い切って、発言してこそ初めて、意味が出てきます。
「こんなもんだろう」「これが常識」と思っている、周囲の固まった思考に気づきを与える一言を発せられるかどうか。
それができると、想像以上の大きな評価が得られます。

思えば、新卒、配属3日目で参加した最初の会議は、何を決めるのかまったくわかりませんでした。
私が新人だから何もわからない、というわけでもどうもありませんでした。
世の中には別に何を決めるでもなく、会議がだらだらと進んでしまっていることがたくさんあると思います。
そこはまさにそんな会議でした。

「でも、何だかあまりにもおかしくないか? この1時間…」
最後にとうとう、私は思い、ついに隣の部署の部長に発言してしまいました。

「何をやっているのか、正直わかりません。この会議って、なんの目的なのでしょうか?」

するとそこから意外な展開になりました。
参加メンバーは部長2人と課長2人、そして新人の私のみ。
その一番下の入ったばかりの新人に失礼な一言を言われて、部長2人は我に返ったのかもしれません。
最後の10分で軌道修正し、しっかりとした結論を出して、会議が終わりました。

つまり、皆さんはとっても優秀で、やろうと思えば私なんかの何倍もできる方々ばかり。
それがどうしてか、できなかった。
だからこそ、この会議で発した私の発言に意味がありました。

「部長になんて失礼なことを…」と注意されるどころか、私は帰りがけ課長に「よく言った」と褒められました。
これが初めて課長にすごく褒められた経験です。
「それなら課長が言ったらいいじゃん」という話かもしれませんが、そこを言えないのが会社というところです。

やはり、年功序列が強いわけですし、正直会社に長くいる人ほど守りたいものが出てきます。
その点、新人はとりあえず自分の昇進も関係ないし、何も守るものがないので有利です。(笑)
部長や役員がどれほど偉いのかもわかってないし、課長とか新人のポジションもわからないから、逆にポンとそんな発言ができてしまいます。

そりゃ、周囲の環境によっては「黙っておけ」と叱られるかもしれません。
私も立場の近い人には「お前、何部長に言ってるんだよ」という感じで、たぶん間違いなく嫌がられていました。
しかし、正直、部長クラスにはめちゃめちゃ溺愛されていました。

実際に皆さんが発言するとしても、最初はけっこう感情的な重圧感は感じると思います。
私としてはかなり控えめに言ったつもりですが、それでも「よく言ったな、こいつ…」という感じで、周囲から相当驚かれました。
そのあと、半年たった後でも言われ続けたのを覚えています。
ただ、否定的な意味ではなくて「よく発言ができたな」というあるいみ、尊敬の念での噂でした。

確かに新人がいきなり鋭い指摘をするのを、「生意気だ」とよく思わない方もいるでしょう。どっからどう見ても生意気な新人ですもんね(笑)
しかし、面白いことに、上の立場からは確実に気に入られました。
皆さんもぜひ一度、だまされたと思って「空気を読んで」ただ黙っているより、重圧をはねのけて、まっさらな視点から発言をしてみてください。上司からの見られ方が変わるきっかけになるかもしれません。


仕事は与えられるものではない。自分の足で取ってくる

新入社員や新しく職場に来た人に、最初に大きな仕事が任されることはほぼありません。
どんなに意気込んでやる気を見せても、仕事らしい仕事すらないことだってあります。

私自身、配属当初は自分の仕事と大きく言えるものがありませんでした。
正確には、誰にでもできるような仕事はたくさんありましたが、重要な仕事はまったく与えられませんでした。

しかし冷静に考えてみると当たり前のことです。仕事というものは、自分が何もしなくても当たり前のようにあるものじゃない。
最初は誰かに与えてもらわなければ、仕事は生まれません。
そして、「仕事は信用の積み重ね」なわけですから、信用がまだない段階で、大事な仕事が与えられるわけはないのです。

では、どうするのか?
そこで私は与えられるのをじっと待っているのではなく、自分で掴みにいくということを考えました。

私の場合は、唯一もらった担当分野で何か新しい切り口がないかと、入社した4月末の時点で過去資料を先輩からいただき、読み込みました。
担当した媒体の資料を辿れるだけ、7年分くらい読んで、わからない箇所、全てにマーカーを引き、別の部署のその当時からの担当者の方(システム関連のグループ会社)に聞きに行ったのです。

「運用だけやっていればいい」と言われていたのに、そんなことをしたので、最初はまた叱られました。

「あなたはシステムのことまで知る必要はない」
「それより運用と企画をしなさい」と。

しかし、私は上司のその指示に強硬に反対しました。
裏にあるシステムの知識もないのに、ドラえもんのように企画やアイデアが出るわけがない、と。本当に頑固な新入社員だったと今になっても思います。

そして先輩に頼み過去資料を出してもらい、就業時間外に資料を読み続けたうえで、システム部署へアポを取って朝イチから伺いに行きました。
別なビルにあることもあり、そこで20年くらい働いている方から「向こうの部署から来てくれた人は今まで初めてだ」と驚かれました。
しかも、勉強してきた新入社員が来た、と。

それがきっかけとなり、その部署では本当にかわいがってもらえるようになりました。
そこから「この仕事が今度あるんだけど、やらないか」とか、「あなたと仕事がしたいから、こっちの部長に言っておく」などなど、私の話をいろんなところでしていただきその界隈ではちょっとした有名人になったのです。
その後その方とはプライベート含めてかわいがってもらうことになりました。

そのうち、部署で一番SEOに精通されていた方から、世界初の事例になるかもしれないという企画の話を持ちかけられ、すぐに応募したのが大成功。
最終的には、役員のいる場に部署代表で発表させていただく、という成果を、その年のうちに出すことができました。

新人には、仕事はただ待っていても与えられない。
だからこそ、私は基礎をしっかりやって、誰よりも足を運ぶようにしました。
メールや電話会議での意思疎通が苦手で対面を得意といていたのも不器用だからこそでした。言いたいことや熱意は直接行って説明しないと伝えきれないという自分の弱点を分かっていたからこそ出来たことです。

その結果、人にかわいがっていただき仕事がもらえるようになったのです。
特段、礼儀がなっていたわけでも、かわいげがあったわけでもありません。
むしろ上司に対して意見を言いまくる生意気な新入社員でした。
それでも、自分の言ったこと、仕事の責任感、正義感だけは誰よりも強かったため、それだけをブラさず、徹底して仕事を追求していった。
そうすると皆さんの心に少しでずつ響くことができた。
ただそれだけでした。

言われたことをそのままやっていたら、早く結果を出すことはできません。
仕事は自分の足を使って、どんどん掴みに行ってください。


偶然のチャンスを掴む一瞬のために準備し続ける

先ほど書いたように、最初は自分の媒体(Twitter)の運用だけを命じられていて、企画まではできませんでした。
私の課は企画がメインの仕事で、花形のようなもの。
入ったばかりの新人ができる仕事ではありません。
そんな中、私は配属されて数ヶ月たった7月の時点で、自分のTwitter企画を通すことができました。
新卒1年目で企画が認められるのはめったにない、また来年度のプランに参画させてもらえることなど本当にないと言われる快挙でした。

なぜそれほど早い段階で実績が出せたかというと、一つには発言をし続けたということがあります。

最初に、担当したTwitterアカウントを見て感じたのは、「これはひどい。全然若い人に響いてない」ということでした。
部署の方々は年齢層が高く、お客様センターに電話をしてくる高齢者と同じような感覚で投稿していました。
それはそれでもちろん意味のあることですし、ファン層も一定数います。
しかし私は、直前まで大学生。そして高校生くらいまでTwitterもやっていて、雰囲気も少しはわかっているつもりでした。
そこで自分が思う、twitterに対する意見を言ってみたのです。

「ちょっと違うんじゃないでしょうか」私のこの勇気を出した一言は
「お前はわかってないな」で一蹴されてしました。

それでも、考え続け、やっぱりおかしいと思った私は、言い続けました。
「Twitterのターゲット層、わかっていますか? データ分析、していますか? このつぶやき、全然反応ありません。運用費がこれだけかかっているのに、見合ってません。フォローとフォロワーって区別ついてますでしょうか?」…
今思うと本当に生意気な新入社員だなとしか言いようがありませんが、それでも私は言い続けました。
そこでわかったことは、部署の皆さんには「いいね」と「リツイート」の違いすら、ご存じでない方がいらっしゃったこと。
じつは、委託会社の意向に丸投げしてしまっている部分が大きかったのです。

これなら、もっといい企画が出せる。
そう思った私は、「もっとこういうふうにしたら、どうでしょう」と企画を出し続けました。
しかし、すべて断られてしまいます。
断られた…というより、正直まったく聞く耳を持たれなかった、という状態でした。
「新人がそんなことしている場合じゃない。もっと基礎があるだろう。挨拶は大きな声で!」
と、言われ続けてしまう始末。

結局、私が出したTwitter企画は素通りされ、違うグループリーダーの企画がマネージャー会議に出されました。
担当は私なのに、他の人に企画を取られてしまった…。
私のほうがずっと、このアカウントでできることを考えてきたのに…。
肩書きのない新人の私より、グループリーダーの意見が通った…。
そんなことを考えてしまい、本当に悔しかったです。

しかしそれがなんと、その企画はマネージャー会議で却下されてしました。
トボトボ課長が帰ってきたそのとき、たまたま席にいたのが私でした。
「ダメと言われた…。どうしよう、何か企画ないか?」
もちろん、私はもう一度言いました。
「この企画、どうですか。これ、いいと思うんです!」

今度こそ、課長はその企画を受け取ってくれました。
そして、再度マネージャー会議に出し直したところ、部長から「この案、誰が作ったんだ? すごくいい」と大好評。
大喜びで帰ってた課長は、初めて「この子の言う企画は、もしかしたら当たるのかもしれないな」と私に対する見方を変えてくださったのです。
そこからやっと私に少しばかりの信用が生まれ、それからはどんどん、「こうしましょう」という私の言葉に少しずつ耳を傾けてくれるようになりました。

この最初の信用のチャンスは、本当になかなか与えてもらえません。
私が相談してもらえたのも、たまたま、課長が帰ってきたときに課のメンバーが誰もいなかったから。
私だから相談したわけではなく、私が偶然そこにいたからでしょう。
本当に偶然のチャンスでしたが、私はそのとき、企画をちゃんと持っていました。それもピカピカにずっと磨いていたヤツです。
最初に企画を出したときから、実はどんどん更新していて、次はこうしたら伝わるのかな、といろいろ角度を変えて作りこんでいたのです。

新人が最初の成果を出すのは、正直とても難しいことです。
だからこそ偶然とも言える、一瞬のチャンスを確実に掴んでください。
そしてそのチャンスが与えられるまで、諦めずに準備し続けることを忘れないでください。
私も正直最初に認めてもらえるまでは相当苦しかったです。
それでも諦めないで粘り続けてよかったなと今になっては思っています。

と、ここまでで第1章となります。社会人1年目で体験、経験した私の仕事術基礎編でした。ここから先は有料になりますが、少し説明をさせてください。

第2章は、新卒からリーダーまで使える最強の会議術。

会社員には避けては通れない会議。そんな会議がうまくなったら、確実に評価はあがります。実際私はこの会議術だけで相当評価をいただき、プロジェクトをまとめることに成功しました。最初は2人しか集まってくれなかった会議に各部長5人を取集し、8か月にわたるプロジェクトにおいて、自分より偉い役職の方々を毎週2時間の会議でまとめていました。
しかし、そんなに大切な「会議術」。会社ではおろか、世の中に会議術というものがほとんど存在しなく、私自身も最初、どこから学べばよいかわかりませんでした。
ぜひ、会議が苦手だ、人をまとめたいけど、どうまとめたらよいかわからない、という方に読んでいただければ何かのきっかけになる内容となっております。

第3章は、「さや流」仕事ができる人。
 
第3章では、会議術以外の仕事術を書いています。プレゼンの作り方、企画の通し方、など一見誰も教えてくれない、しかし仕事では絶対的に大切な部分を記載しています。
仕事ができる人、ってどんな人?頭が良い人?企画案がバンバン出る人?
いいえ違います。仕事は最終的に「人」とするものなのです。その「人」をどう見極めて、仕事をしていくのか、その術、自分の企画の通し方を考える。本当に大事なのは誰に対して何の目的をもって仕事をしているかということです。そのことを実体験を踏まえて語っています。
これは完全に自分で編み出したものですので、ぜひ今、なかなか仕事がうまく進められない、仕事出来ているはずなのに、あと一歩が及ばない、何かのピースが欠けている気がする、といった仕事で悩んでるすべての方に読んでいただきたい、悩んでいなくても仕事に対する価値観をもう一度見直していただける「仕事の本質」の話をもとにした具体事項となっています。

第4章は、かわいがられる力。
正直私は役員や部長など役職の高い方からのかわいがられ方で、ここまでの仕事を進めてこれました。このスキルはおべんちゃらを言うことでも、忖度をすることでも全くありません。
むしろ私は生意気で、思ったことをズバズバ言うかわいげのない新入社員でした。人から本当の意味で気に入られることの神髄、本質を書かせていただいています。
ぜひ、上司とうまくいっていない、部下とうまくいっていない、同僚、委託会社などなど、職場での人間関係に悩まれている方に読んでいただいてなにかのきっかけにしていただきたい内容となっています。

おわりに
「お前は役員になる」「大化けする可能性がある」と大手企業の役員方よりたくさんの誉め言葉をいただいたにも関わらず、たった1年4か月で会社を後にし、起業家という道を選んだのか。私の人生を振り返って「仕事」についての考え方を記載させています。
今、「仕事」というものについて悩んでいる方、新しい1歩が踏み出せなくて悩んでいる方。そもそも「さや」とはどんな人物なのかと思われている方にぜひ読んで、こういう価値観があるのかという新たな気づきにしていただければ嬉しいです。

ではここからは有料となりますが、少しでも興味をお持ちいただけました方はぜひ読み進めていただけますと、きっと何かのお役に立てるのではないかと思っております!

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