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【お散歩景色】奥武島の猫と竜宮神

食事をしようと奥武島(おうじま)へやってきた。

コロナ以降、閉まっている店や時短営業の店が多くて空いてる店を探すのに一苦労する。17時から営業とネットに書いていてもあてにはならない。ネットを信じて店まで行ったらやってなかった事が幾度もある。

17時過ぎに電話をした。

「21時までですが、営業しています」

初めての奥武島への道にワクワクしながら、本島と島を繋ぐ橋を渡ると一気に奥武島独特の風景と空気感にかわった。

店の前の公園の駐車場に車をとめると猫だらけ!!

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島猫たちは、人間に慣れていて近づいても逃げない。港が近く魚をあつかう市場があるり、猫と人間が共存してる。

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猫に生まれ変わったなら、こんなところに生まれたいなぁ〜

2010年に国土交通省の「島の宝100選」に選ばれた「トビイカの天日干し」が目に飛び込んできた。

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島に渡った時から感じていた沖縄っぽくない雰囲気。海に囲まれている沖縄だけど、こんな光景は初めて見た。

実は奥武島は、ちょっと怖くて来た事がなかった。

奥武島は沖縄県にある島で、死者を弔った場所であったと云われ崇められている。かつての沖縄では、人が死ぬと海岸沖の小さな島の洞窟に遺体を運んで安置する習慣があった。洞窟の中が黄色い光に満たされていたことから、この島を「青(オウ)の島」(黄色のことを「青」とよぶ場合があった)とよばれ、そこから「奥武(オウ)の島」と表記された。

奥武島とよばれる島は沖縄県内にいくつもあり、奥武島と名がついていなくても、沖縄の海岸沖近くの小さな島には遺体が安置されてた痕跡が残っていたり、拝みの対象になっていたりする。

引き潮の時に、その小さな島が気になり歩いていくと「ここ、人が葬られてたんだ・・」と気づき足早に引き返すこともあった。

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今ではこの奥武島は天ぷらで有名(^^)

さてさて、電話で確認した奥武島海産物食堂

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お刺身定食!!ライスの量が大盛りすぎ〜

お刺身はご覧のとおり美しく写真からはみだすほどの量です。

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沖縄ならではのお刺身も並んでいて、美味しゅうございました。沖縄で美味しいお刺身を食べれるところが少ないので、ここはオススメです!

値段は観光客設定で1800円ほどでした。それでも安いなぁ

【奥武島海産物食堂】南城市玉城奥武41
電話番号 098-948-7920
定休日 月曜日

食堂を出るとあたりは夕暮れ時、少しだけ奥武島をドライブしようとGoogleマップをあけると、竜宮神があるのがわかり向かってみることに。

小さな島なのですぐにみつかって、矢印通り階段を降りて行く。

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するとゴツゴツした岩に囲まれた場所にでて、祈る場所がありました。

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竜宮神のシンボルのように、波に侵食されたまま堂々と立ってる奇岩。

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勇ましくカッコイイ

岩の写真は加工して明るくしてますが、随分とあたりは暗くなってきたので一礼だけして、この場をあとにしました。

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帰る途中、空の色が綺麗で車を降りると、釣りをしている人や夕陽を見ている人がいて、そうそう小学生の子どもたちが外で遊んでたりして、島ならではの景色に懐かしさと心地よさを感じ「ええなぁ~」って思いました。

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充実した1日でした。

ありがとう

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