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リリウオカラニ王妃について思うこと

ハワイに行ったことありませんが

ウクレレにハマってからハワイの自然、歌そしてalohaの精神に感化されています。

ハワイの歌でまず思い出すのは『アロハオエ』でしょうか。昔学校で習いました。
恋人への愛、家族や仲間への愛を歌ったハワイアン沢山ありますが、どれにも感じる爽やかさ、心を洗い流すような透明感が大好きです。

シンプルで時に恥ずかしいくらいストレートな言葉で歌われるラブソング、でもすっと気持ちに入ってくるのはそれらの愛が個人的な体験というより人間として共通(と思われる)の感情、生きるものとして普遍的なものをを歌っているからでしょうか。

自分の今この瞬間の思いの丈をシャウトするのにも憧れるけど
私はこんな表し方が好きかな。


そのアロハオエの作者リリウオカラニ王妃。

ハワイの自然と音楽を愛する、お転婆な女の子だったそう。気持ちのいい愛する古い家のテラスで仲良しの妹リケリケと恋バナして過ごす、そんな平和な時間を生きていた彼女がハワイ王国唯一の女性王となり激動の時代にハワイの運命を背負うことになるなんて…

音楽の才能があった彼女、王妃でなかったらこの世にもっと沢山の音楽作品を残していたのだろうか、王妃として生きるのは幸せだっただろうか。白人の夫は彼女が王妃として大変な時に病死、ハワイの運命を賭けた決断を自分の心だけを頼りに下したのだろうか…
いろいろな想像を巡らせてしまいます。

おおらかで感動を素直に表す包み込むようなメロディはどこから来るのか。
波の音や木の葉のざわめき、リリレフアの雨降るあとに吹くアヘラウマカニの風、神を表す空にかかる二重の虹…

ハワイの自然がくれた大きな力は彼女が運命を全うする力を授け導き、彼女の柔らかい感受性がそれを最大限に受け取り、あの波乱に満ちた人生を受け入れ歩んでいったのだ。

もう一方で音楽もいつも彼女とあったのでしょう。
彼女のメロディは優雅で時に無邪気で、そしてなんというか品がある。
彼女の素晴らしい資質は厳しい運命にもささくれだったりせず、彼女の険しい道をも照らし続け導く光になったのだと信じたい。

自分の使命を生きる

人生を価値あるものにするにはそれに尽きると思う。
リリウオカラニ王妃は王妃として、また音楽家として全力で生き抜いた、だから今もその存在や作品が愛されて止まないのでしょう。

私の拙い知識で膨らませた想像はただの妄想に過ぎないのかな。
でも彼女のスピリットは今を生きる自分の中にもアヘアウマカニの風を吹かせてくれます。
という事で『Ahe au makani』弾いてみました(゚▽゚︎*)♪︎


ちなみに画像のハイビスカス🌺はうちで歴代咲いてくれた花たちです。
かわいい花たち、みんなのこと忘れてないよ❣️

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