2024 函館スプリントステークス(G3) & エプソムカップ(G3) 予想

今週はG1連続ウィークも終わり、宝塚まではひとまずG1はお休み。
土曜日は軽く遊んでギリギリプラスにはなりましたが、水曜の東京ダービーで思い切りガミったので相変わらず収支は減り続けています。

さて日曜日は早速開場した函館で短距離戦函館SSと東京1800のエプソムカップの2重賞。

早速両重賞共に簡単にですが見ていきましょう。

函館スプリントステークス G3 函館 右回り 1200メートル

洋芝コースで、他のコースよりもパワーがいるのが特徴。
雨予報が出ているのでその場合は更にタフな馬場になりそう。
コーナーが割りと急な小回りコースで、最後の直線が短く262メートルしかない。
1200だとスタート地点から4コーナーまでひたすら上り坂なので、洋芝適正も相まって先行するにもタフさが必要なスピードだけじゃ難しいスプリント戦となっている。
開幕週なので基本的には素地が高速馬場ではあるのだが、土曜は結構時計にばらつきがあった印象。
内側や前目は有利だと思うのでポジション争いが熾烈にはなりそうだが、何もなければやはり逃げるのはアサカラキングか。
ペースは流れそう。

函館SS 予想

◎サトノレーヴ
○ビッグシーザー
▲アサカラキング

◎サトノレーヴ

1200では4-1-0-0と安定感があり、うち2戦が函館で稍重の1勝クラス2着、重馬場の1勝クラスで勝利と重い馬場やコース適性は抜群。
4番枠と隣の3番枠アサカラキングを見られる形の並びも好条件で、下げすぎなければ十分差し切れるチャンスはある。
追い切りはダートだったのが気になるが、動き自体は問題なさそうで調子も良さそう。
鞍上は浜中騎手でこの馬のことはよく分かっているし、血統的には典型的な短距離血統。
この馬も人気はしていてもアサカラキングがオッズ的には抜けているので、それを考えたら十分チャンスはあると思っていると思うこちらを今回は本命評価です。

○ビッグシーザー

生まれてこの方1200一筋の典型的なスプリンター。
重賞では中々浮き沈みの激しい戦績ではあるが、持っている素質は中々のもの。
今回は13番とやや外の枠ではあるが、雨などで内が荒れた場合はプラスとなる可能性もある。
坂井瑠星ジョッキーなのでおそらく強気に先行して内の人気の先行馬をマークしてくれると思うが、コース自体は小回りなので外を回しすぎるのはちょっと怖い。
追い切りも函館のウッドチップでよく動いていて、かなり状態は良さそうなので今回は対抗評価です。

▲アサカラキング

短距離戦線にシフトしてから怒涛の勢いで好走している現在の短距離界期待の一頭。
基本的に逃げたら好走し、逃げられなかったら厳しいという典型的な逃げ馬で、今回は枠的にも逃げられそう。
ただ流石に抜けた1番人気でマークされる立場なので、逃げられるにしてもかなりプレッシャーは強そうでそこをどう捉えるか。
鞍上斎藤新騎手はこの馬のことはよくわかっているが、追い切りはまずまずでこの人気ならば今回は押さえでもいいかなと思い3番手評価です。

函館SSの予想は以上です。
人気馬だけになってしまったので当日の状態によっては他の馬をプラスしたりするかもしれませんが、今のところはサトノレーヴの単複を中心に考えています。

続いてはエプソムカップの予想です。

エプソムカップ 東京 左回り 芝 1800メートル

まだまだ基本的には高速馬場かなといった感じではあるが、流石にCコースラストなのに内はみんな開けているように見えたので外差しは警戒か。
1800メートルという絶妙な距離が難しく、マイラー寄りを取るか中距離寄りの適正を取るかで予想は変わりそう。
ペースは淡々と平均ペースからのロングスパート戦を予想しているが、大外セルバーグが思い切って逃げるようならば数字的なペースはハイペースになりそうなので、それをどこまで後続が追いかけるか。

エプソムカップ 予想

◎サイルーン
○レーベンスティール
▲アルナシーム

◎サイルーン

現在2連勝中の上がり馬で、今回が初オープンの初重賞挑戦。
ディープにハウオリ(父キンカメ)という如何にもな金子血統で、セン馬でコントロールも効きやすく中団から溜めて末脚で差すという王道の競馬ができるのも強み。
今回鞍上は引き続き岩田望来騎手で差し競馬は得意だと思うし、枠も真ん中やや外と今の馬場傾向を考えるといいところに入ったと思う。
初重賞でどこまでやれるかは未知数だが近走の好走の勢いのままに勝利してもおかしくないと思い今回は本命評価です。

○レーベンスティール

前走新潟大賞典はスタートでトモを落とし、更に終盤不利もあり全く力を出し切れなかったので参考外。
今回はやはり実績的にも1番人気を背負っているが、斤量も59㎏と1番重いのでそこをどう捉えるか。
今回は最終追い切りで中々前進気勢が強かったのが気掛かりだが、そこは折り合い名人のルメール騎手なので心配はないか。
このメンバーではやはり素質はトップクラスではあるが、その分当然マークもされるし競馬自体はややしにくそう。
今回はこのオッズと斤量ならとやや評価は下げつつもきちんと買い目には入れておきたい対抗評価です。

▲アルナシーム

折り合いに難はあるが、持っている素質は中々高い一頭。
今回は引き続き横山典弘騎手が継続騎乗で、馬を第一に考えるので折り合いをつけるためにどういう競馬をするかは正直予想し難い。
ただきちんと走れたときにはこのメンバーならば十分チャンスあると思うし、追い切りはよく動いていて状態はかなり良さそう。
久しぶりの東京ではあるが、末脚勝負では分が悪いが淡々と前目でしぶとく伸びてくれれば面白そうと思い今回は3番手評価です。

エプソムカップの予想は以上です。
正直人気馬にそこまで信頼をおいてないのでこちらは軽めにいこうかなと考えています。

今回は以上です。

それでは良い しゅウマつ を！