最近のこと。

新型コロナウイルスの流行で世界中が大変な事になっていますね。
かくいう私も多少は影響を受けているのですが、有難いことに今のところ健康に問題はありません。

趣味に限って言えば数々の将棋の予定が流れてしまいました。
中には半年近く準備をしていて、とても楽しみにしていたものもありました。
命には代えられませんので仕方のない事です。
また、趣味のことを話題に出来るだけ恵まれているのかもしれません。

それでも3月は結構な絶望感、無力感に苛まれたりもしました。
自分への苛立ちと言ってもいいかもしれません。
こういう時期に何かしたいと思っても将棋も指せない、お金があるわけでもない、今この時に自分に出来ることは何もない。
将棋イベントの企画や開催も、参加してくださるお客様、こんな何の肩書もない一将棋ファンの企画を受けてご主演くださる先生方にこそ価値があり、私に価値があるわけではない。そもそもこんな状況ではイベントも出来ない。そう絶望していました。暗い。暗すぎる。

そんな日々の中でも、幸い3月はお教室に行く機会が2回ありました。
どちらも奇跡的なタイミングでの開催で、ご褒美をもらえたような、泣きたくなるくらい幸せなひと時でした。
それ以外にもニコ生では楽しい企画が見れて、平日も推しの対局があって、つい昨日はAbemaTVトーナメントのドラフト会議の放送もあって。
趣味の世界にとても沢山の元気と気力をもらいました。

不思議な事に元気が出てきたら、次に怒りが湧いてきまして。
何でこんなわけのわからないものに私の生活を乱されなければならないのかと思い始めました。
例え外出が出来なくても、人に会えなくても、この状況に全力で抵抗しようと。
幸い頭を使って考えることまでは奪われていないのですから。

それからはずっと企画を考えています。
ロックダウンが起こっても、家から出られなくても楽しめることを。
1つ問題が解決したかと思えば、また新しい問題が出てくるものです。
それでも1人で落ち込んだり怒ったりするより、何百倍もワクワクしました。
結局私は考えるのが好きだし、それしか出来ないということがわかりました。

先日簡単な打ち合わせが出来て、仲間も同じような事を考えていることがわかったので、今は企画書を作っています。
近々何らかのお知らせが出来ればと思います。

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