モチベーションの維持。

さて、前回の記事で言っていた「勉強の継続とモチベーション」についてです。特に実のある話ではないです。

突然ですが、私は本当に根っからのものぐさでして。
(新年早々自分語りかよって感じですが、ここは私のnoteなので書いちゃいますよ)

子どもの頃から何かをやり遂げたり克服した記憶はないし、嫌いな言葉は「努力・継続・根性」。
宿題はギリギリまでやらないし、進○ゼミや習い事の類は途中で放り出し、受験期には勉強せずに両親や教師を心底ハラハラさせ、嫌なことや苦しいことは避けていました。わー、改めて書いてみるとすごいダメ人間。

そんな私でも何だかんだ将棋の勉強は2年以上続いています。

継続出来ている理由としては
①無理のない勉強量
②モチベーションの維持
の二点が大きいのだと思います。

①無理のない勉強量について
一応仕事もしていれば多少なりとも家事もしているので、将棋に費やす時間も気力も体力も限られます。
なので最低限これだけはやる、という目標だけ決めて無理はしないようにしています。ちょっとしんどいけど続けられるくらいの量です。
無理して短期間で終わってしまうよりは、少しずつでも長期間続けた方が良いと思うので。

②モチベーションの維持について
物事の継続において一番重要なのはモチベーションなのではないでしょうか。

将棋の勉強って効果がわかりづらいですし、停滞期はあるし、むしろ停滞期の方が長い気がしています。
かつ、やっただけ効果が出るとは限らないけど、やらなければ永遠に効果は出ない。※学習の効率云々はひとまず置いておきます

やらない理由を見つけるのは簡単だけど、モチベーションを継続するのは結構大変でした。何せ仕事でも何でもない趣味なので。
そんな時に支えになるのは、推しの先生方への尊敬の念と、指導対局の楽しさだったなと思います。

将棋に限ったことではありませんが、プロはものすごい努力の上に立っていますよね。何かを極めたことのない私にはとても眩しい存在です。
そんな方々に直接指導していただける有難さと、盤上で見せてもらえる将棋の楽しさや緊張感。
そして「推しの前に立った時に恥ずかしくない自分でありたい」という気持ちが、継続に繋がっています。

※これは決して「勉強していない人間がプロに教えてもらうのは恥ずかしい」という意味ではなく、「あくまでも私は」何となく後ろめたい気持ちになって身の置き所がないという意味です。
推しの先生方に勉強について何かを言われたことはありませんし、他人に迷惑をかけない限り、どんな考え方や楽しみ方をしても自由だと思います。

横着者なので24時間布団にいたいし、楽して強くなりたい(楽するのと楽しむのは違う) けど、そんなうまい話は無いんですよねえ。当たり前ですが。

将棋を始めてから良き師に巡り会えたことと、例え効果が実感出来なくてもコツコツやるしかないというのが身をもってわかったのが、一番の収穫なのかもしれません。
30代半ばにしてようやくかよと思いますが、今は人生100年らしいですし。
例え明日死んでも…まあまだ死にたくないですけど、今までよりは後悔は少なくなったかなーと思います。

というわけで今後も無理しすぎず、自分のペースで続けていきたいです。
100歳頃には初段になれるかもしれないし。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?