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ミニアルバム『FIVESTAR』感想

ミニアルバム『FIVESTAR』発売おめでとうございます!!!

…はい、発売から早1ヶ月が経とうとしています。
もうツアーの東京公演も終わってしまったよ、私。。。
相変わらず筆が遅すぎますが、感想を残しておきたいと思います。

THE CHASER

リード曲ということもあり、アルバム発売前から一番耳にする機会が多かったこの曲。疾走感のあるメロディーと、グイグイ引っ張ってくれる歌詞がとにかくかっこいい!

七海さんご自身は作詞されていませんが、七海さんのこれまでとこれから、そして今抱えている想いを作詞家の方に伝えられたそうで、ご自身もすごく共感できる歌詞になっているそうです。
何より“信じて付いておいで”という歌詞に痺れました。
そして、いつも七海さんに“一緒に”と言ってもらえることが嬉しいですし、救われているなと思います。

1曲丸ごとダンスに挑戦したMVでもダンス激しい!すごい!格好良い!と大興奮。ずっと付いていきたいと思わせてくださる七海さんに、改めて心を掴まれました。

DARKNESS

結果につながる保証のない努力を何千回何万回と途方もなく重ねることは本当に大変で、不安で、なかなか出来ることではないと思います。
それでも真っ直ぐに前を見て進む七海さんの姿に沢山勇気をいただいています。

一人だけで戦わなければいけない場面も多々あると思いますが、最近はその戦う姿を見せていただける機会が多い気がして(ROSSOのチャレンジ企画や隠し撮られ動画の練習シーンですとか)、勝手な勘違いかもしれないのですが、一緒に抱えられるものが増えたのかなと嬉しく思ったりもしています。

MVも黒と青の世界観と時折差し込む光の演出がすごく好きでした。

メイキングも拝見したのですが、これはこんな風に撮っているのか!この映像がこんな風になるのか!と驚きの連続で楽しかったです。
そしてメイキング時のオンオフのギャップよ…なんだってあんなに格好良くて可愛いのか。本当に罪なお人です。

キラキラ

こんな風に絆を育てていける関係性は本当に幸せなことだなと、初めて聴いた時に泣いてしまった曲。
いつまでも七海さんと私たちファンの絆がキラキラしたものであるように、
七海さんが安心して背中を預けられる存在でいられるように、
大切にしていきたいと強く思いました。

音も七海さんの声もキラキラ眩しく反射して飛び跳ねているような、明るくアップテンポな曲で、(歌うのは大変そうですが)すごくライブ映えしますね。

DREAMING TIME

オートチューンのエフェクトがすごく可愛いです。
前向きで明るくて幸せな曲で、思わずペンライト振りながら飛び跳ねたくなりますね。
きっとライブで聴いたら本当に終わらないで欲しいと思うような、夢のような空間が広がるんだろうなと思っていましたが、本当にそうなったなあとしみじみしんみり。

作詞は別の方でも、きっと心からそう思って歌ってくれていると思わせてくれる七海さん。
その光を胸に、出会えた奇跡に感謝しながら、これからも前を向いて進んでいきたいと思わせてくれる曲です。

ポラリス

語るように歌う声のトーンが大好きな曲。
おやすみ配信に少しトーンが似ているのかな?深くて落ち着く、甘い響きと言うか。
最初に聴いた時は本当に衝撃で、新しい七海さんに出会えたな、こんな表現を聴くことが出来るのかと、とても幸せでした。

歌い方が特に好きなのは“生きてくしかなかった”“ずっと一緒だって”の部分。語るように歌うと仰っていたように、すごく感情がこもっていて苦しいくらいでした。

歌詞で特に好きなのは七海さんと同じ四季の部分ですが、全体的に叙情的で想像力を掻き立てられますね。
*ここから先、個人的な曲の解釈で長くなります。

私が最初に抱いたのは夏の終わり、夕暮れ時のイメージでした。
少しだけ涼しくなった風に吹かれながら、一番星を見つけた時のような、感動とうっすらとした寂しさと。

遠くなってしまった憧れの「貴方」と「僕」を歌った切ない歌詞ですが、
遠くなってしまったのは精神的な距離なのか、物理的な距離なのか、死別なのか。私個人としては精神的な距離と捉えたいなと思いました。

憧れた「貴方」は眩く輝き続けているのに、自分は何も変われずに空回りをしていて(もしくは変われていないと思い込んでいて)、「貴方」だけではなく自分以外のもの全てが羨ましくて…自分なりに必死に生きてきたのに、そう感じてしまうことに更に絶望して。
いつしか声も聞こえないくらいに遠く、美しい幻のような存在になってしまったのかなと。

けれど嘆くということは、諦めていないということだとも思うのですよね。
諦めきってしまえば何も感じることはないのでしょうし。

例え希望や理想を失くしても、憧れた「貴方」がいなくなっても、
焼き付けたはずの声が遠くなっても、答えが出ない問いに打たれても、
自分は自分として「生きてくしかない」のだからと思える日がまた「僕」に来ることを祈るばかりです。

感想まとめ

このミニアルバムのテーマは「チャレンジ」と聞いて、発売前にあれこれ想像していましたが、七海さんはいつも私の予想を軽々と超えた素敵な姿を見せてくださいます。
でもその裏側では想像もつかないくらいの努力を重ねていらっしゃるであろうことを知っているので、尚更胸を打たれますし、より一層七海さんを愛おしく感じます。

私たちファンにとっては七海さんこそがポラリスで、このアルバムを聴けば、どんな時でも輝く星を心に感じられますね。
もちろん今までにリリースされたアルバム2枚も大好きで、この先も聴き続けることに変わりはないのですが、この『FIVESTAR』は大きな転換点になるのではないかなと感じさせる素晴らしい作品でした。

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