報道に関して今思うこと。

fusseterで書いていた自分の思いを転載します。

【11/15のポスト】

言及しないからといってその問題に関心がないわけではないし、言及する義務もない(そもそも確固とした判断材料も揃っていない)し、何を思うかもどう行動するかも(他人を害さない限り)自由だと考えています。報道の件。
※11/20追記有り

【2023/11/20 追記】

はじめに、11/15のfusetterで裁判に発展する可能性が高いのではないかと書きましたが(下記)、11/14の会見時点ではご遺族側に訴訟の予定はないとのこと。大変失礼いたしました。

週末に
・ご遺族(代理人)の会見
・宝塚歌劇団の会見
・劇団からの調査報告を受けたご遺族(代理人)の会見
を見ました。

劇団から発表された調査報告書と全ての会見を見て、やはり劇団側の発表と対応に納得は出来ませんでした。

けれど、ご遺族があくまでも話し合いの道筋を示してくださっていること、また新聞社の報道にある通り今後
・ご遺族と劇団との面談交渉
・全ての劇団員と音楽学校生の聞き取り調査
・第三者委員会の設置
・上記3項目を踏まえての再発防止策の発表
が予定されているとのことなので、しばらくは経過を注視しようと思います。

今回の件に関して、一介のファンにすぎない自分が何を言う資格があるのか、どうふるまえばいいのか、ずっと考えています。
自分の発言によって誰かに迷惑をかけたり、間違った印象や悪い印象を広めてしまうかもしれない。言ってしまえば部外者なのだから黙って経過を見守るのが大人の対応なのかもしれない。表(SNS)で発言せずに言いたいことがあれば劇団に意見を送るだけに留めておけばいいのかもしれない。そんな風に思う時もあります。

けれど、今回の件に関しては黙っていたくはないと思いました。
劇団に意見を送ったところでそれが届くのか、黙殺されるだけではないのかという不信感もあります(とは言え送るつもりではあります)。
色々なことが水面下で起こった結果こんな事態になってしまったのならば、表立って声を上げなければ劇団の体質が変わらないのなら、それはすごく残念ではありますが、今ここで注視している人間がいると声を上げたいです。
そしてそれをfusetterで言っても仕方ないので、近々noteにも上げます。

一連の報道(週刊誌の記事は報道とは違うので見ません)や会見や報告書を見るのは、正直すごくしんどいです。それでも自分の愛する世界で起こってしまったことからは目を逸らしたくありません。
繰り返しになりますが、これはあくまでも私個人の考えです。
他者の権利を侵害しない限り、色々な考え方、行動があって良いと思います。

今は第三者委員会による調査が行われ、ご遺族へのしっかりとした説明・謝罪・補償がなされること、劇団の環境が改善されることを祈るばかりです。
そしてそれに併せて、週刊誌による無責任で非人道的な取材や報道(とは呼びたくありませんが)がなくなりますように。

【2023/11/15 記載分(変更なし)】

まず、改めまして亡くなられた方のご冥福を心よりお祈りいたします。
一ファンとしてとても悲しく、やるせない思いです。ましてやご遺族の心境は推し量ることも出来ません。

昨日の会見はまだ見れていませんが、劇団の報告書には全て目を通しました。
元々劇団の運営には信頼も期待もしていませんでしたが、更に失望することになるとは思いもしなかった、というのが正直な気持ちです。

今後の公演予定等がまだ正式に発表されていないのに加えて、週末にご遺族の会見と劇団の会見、まだ目を通せていない記事も確認するつもりではいますが、恐らく全てを踏まえても今回の劇団の対応には到底納得出来ないと思います。
今後裁判に発展する可能性も高いと思いますので、引き続き動向を見守りつつ、大切な人達の置かれた環境の一刻も早い改善を強く望みます。

自身の観劇については今後も継続します。
劇団の運営は支持しませんが、今その環境の中で必死に努力をして舞台に立ち続けている演者を応援したい気持ちに変わりはありません。
何もかもを0か100かで判断するのではなく、受け入れられる部分とそうでない部分、そして自分の信念と倫理観を念頭に置いて行動したいと考えています。
ただ、今回問題となった組の公演は心穏やかに見られないので当面は観劇を控えます。

この件に関して、冒頭で述べた通り、個人が何を思うかも今後どう行動するかも(他人を害さない限り)自由だと考えています。議論が目的でもありません。
ただ現在、こういう考えでいますという独り言でした。

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