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スピリチュアルペイン

色々調べていたら「スピリチュアルペイン」について書かれているサイトを見つけました。
初めて知った単語だったので調べてみたら興味深かったです。

④スピリチュアルペイン
病気に直面した時に、「なぜ自分にこんなことが起こったのか」「なぜこのような苦しみを経験しなければならないのか」「人生にはどんな意味や目的があるのか」といったように、自分自身と向き合い、現状に対して深い疑問を感じたり、生きることの意味を考えてしまったりすることがあるかもしれません。
病気に対する大きな不安や恐怖、家族や職場の人に対する申し訳なさや依存することへの負担感などから、自分という存在の意味や価値を見失ってしまったり、虚しさを覚えてしまったりもするでしょう。
特に、がん治療が継続されている患者さんでは、生活圏が自宅と病院とに限られてしまうこともあり、社会との繋がりの消失(社会的孤立)は、スピリチュアルペインの根幹かもしれません。
スピリチュアルペインをそのまま翻訳すると霊的苦痛とされてしまいますが、適切な日本語を見つけることは困難です。このようなことを考慮すると、実存的苦痛(自分の存在意義への問い)という言葉があてはまるかもしれません。あるいは自己肯定感、自己効力感、自尊心などの低下と表現されるかもしれません。
このような苦痛は、もっとも人間の根源的な部分に関わります。
「なぜ私ががんになってしまったのだろう」という不公平感や、「家族や他人の負担になりたくない」という無価値感、「ばちが当たったのだ」という罪の意識は、人によってはとても大きく深いものとなってしまうことがあります。

https://www.ganclass.jp/treatment/pain/pain02

感情に向き合う中で「一度感じた感情は昇華されるまで決して終わることは無い」という事を痛感させられます。
※昇華=その感情から学び、自分を成長させる事

自分の感情は自分の本心に気づき、成長さるためのもの。

感情に向き合わないという事は、気づけないまま放置される本心が出てくるし、成長が出来ない部分があるため自分のバランスが崩れてしまう・・・。
中庸を目指して成長しているのに、それが不可能になる

だから、自分が感じた感情からは、どれだけ逃げても逃げ切ることは出来ず否応なしにその感情を再体験し、昇華する過程に引き戻されます。
途中で命が尽きたとすると、その感情は次の人生に持ち越されます。

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私は大病をしたことが無いので、あくまでも経験からの推測ですが
人は自分の未消化の感情が溜まりに溜まると、それを一気に再体験して昇華するために大病する事がある、と。
死という人間にとって恐怖でしかないものに直面する事で、未消化の感情が一気に噴き出し、昇華するチャンスを与えてもらえる・・・・。
でも、そのチャンスを「不幸」で終わってしまうのが現代。

以前、ホメオパシーの学校に通っていた時に「抗がん剤のデメリットの一つは、抗がん剤によって身体が痛めつけられ、身体の状態が辛すぎて自分の感情に向き合う余裕がなくなること。そこにある感情から学べないままになること」と先生が言ってたのを今も覚えています。

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薬で症状を一時的に抑えることで自己治癒力が働くのを助けるために使うなら良いと思いますが
自分が感じている感情的な辛さから逃げるために薬によって症状を消す、になっていることが多く、それが何よりもの問題だと思います。

抗がん剤にしても「これで治る」という希望があるから、使う人が多いんだと思います。

薬は肉体的な不調には効果あるとは思いますが(あくまでも使い方ですが)未消化の感情にはもちろん効果ありません。

最初にシェアした記事はそれを裏付ける内容だともいました。



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