見出し画像

マッチングの神様・結婚実験リアリティ 2

マッチングの神様はトータル41話。
私は19話を見始めたところなので、先はまだ長いです。

とは言っても19話まで、まぁ色んなことがありました。
リアリティショーなので、どこまで本当なのか?は謎な部分も多いですし
「やらせ」疑惑もあるようなので、エンターテイメントとして見るのが正しい楽しみ方なのでしょう。

が、それにしても!!って言いたくなる部分が多いです。

とにかく、あのマッチングさせる側の3人が無能。
何らかのプロなら、トラブってる二人に対して的確なアドバイスをすればいいだろうに、中途半端に問題を露呈させて
「後は二人でシッカリ話し合って」ばかり。

滅茶苦茶してる側のことはスルーして、被害を受けてる側の問題を指摘する始末。
まぁ、リアリティショーなので本当に幸せな二人を増やすより
トラブってナンボなのかも、ですが。

彼らがマッチングした二人は
男性は女性と付き合った経験がゼロ。
彼らが彼とマッチングさせた女性はとてもいい人だったのですが
実は性に対してかなり奔放なタイプだったことが分かり、男性にとって彼女の願いは重荷に。
すると3人は「生に奔放な事を知ってたら彼とマッチングさせなかった!」と平気で言ってのける。
いやいや、そこをしっかり事前に聞きだすのがあんたらの仕事じゃないのかね?と思います。

と、グチはこれくらいにして・・・

このショーを見ていて思うのは「変わる努力をしない人は同じ失敗を繰り返す」ってこと。
当然っちゃ、当然の話なのですが。

「女性が持つ傷」が二人の関係に亀裂を生じさせる、というカップルが何組も居ました。
「また、あんな経験したくない」
「また同じことが起こるかも」と女性たちは言っては
相手に対して攻撃的になったり、試したり、小さい問題を大きくしたり。

ある女性が相手の男性との関係を悩んでいた時に
3人のうちのリーダーみたいな人が
「傷つくのが怖いから、と最高の男性と別れようとしている人が目の前にいたら、あなたはその人になんて助言する?」と、そこそこマトモな問いかけを彼女にすると、彼女は
「過去のことを忘れて、毎朝、気持ちを改めてみる」と答えるのですが
彼女はそういった直後に「私には無理」とします。

他の女性たちも最初は変わろうとするのですが、途中で「私には無理!!」といつもの自分に戻ってはトラブルを大きくしてしまう。

相手の男性とトラブる女性たちは「なぜうまくいかないか」の自分の中にある原因をしっかり認識しています。
なので、上手く行くにはどうすればいいか?も分かってる。
が、その上手く行く方法をいろんな理由を見つけては「無理、できない」として試すことすらしない。
で、過去の過ちを繰り返すだけ。

最高のパートナーに会いたい
思いあえる関係を築きたい
だから、これに参加してるんだ、と涙ながらに言いながら、そのチャンスを棒に振るのは彼女たち。

そして「もっと○○な人と出会えたら」「もっと△△してくれる人とだったら」と相手によって自分の目的を達成させて
相手によって自分を幸せにしようとする。

そうやって一番幸せから遠い方法を繰り返してしまう。

*     *

何かあった時に「過去の自分のやりかた」ではなく、新しいやり方を試すのは勇気が必要だったりします。
が、そこは何とか踏ん張って、自分に厳しくしながらも、なんとか自分をシフトさせないと本当に何も変わらない。

ここは誰かによってなんとかしてもらえるものじゃないし
感情の感じ切りをしたから、なんとかなるものでもないし
ハイヤーセルフだの、守護神が何とかしてくれるわけでもない

戻りたい自分にカツを入れて、なんとか戻らないように踏みとどまるしかないのです。

自分の努力によってここが出来るか、出来ないか?それによって二人の未来が本当に大きく変わるんだな、という事を改めて思います。

*     *

余談ですが

イネスはマッチングによってえらばれたブロンソンの事をとにかく嫌います。
見ている限り、嫌う要素があまりないように思うのですが
イネスにとっては彼の全てを嫌います。

幸せになりたいのに、こんな人とマッチングさせられた!と怒り心頭のイネスは
エリザベスの夫のサムに一目ぼれして、猛烈アタック。
これまたエリザベスに不満を持っているサムだったため、イネスの誘いあっさり乗っかります。

その過程の中でイネスは「ブロンソンといると悪い自分ばかりが出てくるけど、サムと一緒にいるといい自分が出てくる」と言います。

確かにブロンソンと一緒にいる時のイネスの言動は「あんた、今までどうやって生きてきたんだ?」と言いたくなるほどに酷い。
彼女はとにかく自己中心的で、人に興味が無く、人の心の動きにも興味が持てないし、周囲の人を理解するどころか見下し、小馬鹿にする。
挙句の果てに自分のメリットのためにしか行動しない。
なのに、周囲には自分に対してああしろ、こうしろと求めるばかり。

が、これが彼女のある意味「闇のイネス」なのでしょう。
ここまでどす黒いイネスを引き出せるブロンソン。
なので、イネスにとってご縁が深いのはサムより、ブロンソンであることが分かります。

ブロンソンから引き出された感情や闇をイネスがちゃんと向き合えたら、彼女は大きく変化したんだろうなぁと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?