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相手にとっての自分は自己価値と比例する

自己価値を高く持っている人は、周囲もその価値相応の扱いをしますが
自己価値が育っていない人は、周囲はそれ相当の扱いをします。

なので、自己価値が高い人はその人は周囲から大切に扱われ
自己価値が低い人は周囲はその人をぞんざいに扱います。

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ただ、ここで言う自己価値とは「私には価値があります」「私は自分の価値を分かっています」と宣言すれば自己価値が上がる訳ではなく

ありのままの自分のことを、1ミリも否定したり拒絶したりせず
深いレベルで自分の闇を受け入れているか?によって変わるものです。
※受け入れている闇が深いほど、自分を受け入れているという事。

こんな自分は良くない
こんな自分は変えなきゃ
こんな自分を捨てなきゃ
あの人のようにならなきゃ
と思っている限り、自己価値はとても低い状態です。

真に自己価値が高い人は、どれだけ汚く、どれだけ腹黒く、どれだけ能力が劣っている・・・そんな自分を丸ごと受け止めています。
ある意味、どんな自分でも丸ごと受け止めるほど、自分なんて最低だから!と開き直るほどに自己価値は育っていくのでしょう。

*    *

最低な自分を受け入れられない段階は
自分に期待している段階
これ以上傷つかないようにと自己防衛している段階です。

エゴはこの世界に順応して生きる為の最低条件をクリアしている自分であるはず、と自分自身に期待しているから

最高じゃないけど最低じゃないはず
優秀じゃなくても劣っていないはず
あの人より私の方が正しいはず
あの人より美しいはず
同級生より若いはず

と自分に期待して
その期待を現実化させようと
自分の間違いや問題を指摘する人が現れると、徹底的に攻撃したり
自分がいかに正解であなたが間違っているかを言葉にしたり
自分より若くてきれいな子を目にしたら「ああなりたい」と美容整形したり、化粧品に莫大なお金を注ぎ込んだりするわけです。
でも、いつか化けの皮が剥がれるんじゃないか、痛いところをつつかれるんじゃないか、と内心はヒヤヒヤしているし
周りの人全員が敵に感じる訳です。

エゴにとって、そんな期待とは大幅に違う「最低な自分」なんて苦しいだけだし、その存在を知ることも無理だり、受け入れる事なんて到底できないわけです。

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エゴが自分に期待させ続ける理由は
「最低な自分というリアルな自分を自分が知ってしまったら、絶望して命を絶つかもしれないから」
「誰よりも最低だ、なんて事実はまた一つ傷が増えるから(エゴにとっての)」
「最低な自分の存在を知ったら、もうこの世界での居場所がなくなるから(コンセンサス重視の社会での自分の居場所が無い)」
だから、今の無難な生活を守るため、生き延びる為に自分自身に期待し続ける必要があるのです。
※ エゴにとって一秒でも長生きする事は重要(人生の質ではなく、肉体の継続重視)

だから、エゴにとって自分の期待通りの才能や個性じゃないと絶対に認めないし
エゴが良いしないものは、どれだけ素晴らしい才能も個性であっても「要らない物」「無駄な物」とされるのです。

こんな背景があるので、最低な自分を受け入れるって事は難しいし
この渦中にいる限り、真の才能も個性も見つからないのです。

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エゴが絡むので、この最低な自分を受け入れるのは本当に難しい
でも、受け入れられたら自分に変な期待をせず、ありのままで生きられるし
その自分で生きることで周囲との摩擦が減るので、自分に自信が持てる。
周囲からのアドバイスに対しても攻撃となんてならなくて、アドバイスを受け入れることで自己成長出来たりするし
エゴの声に消されていた真の才能や個性の存在に気付けるのです。(受け入れている闇が価値を持ち、輝きだす)

その結果、自己価値も上がる、と言う訳です。

自己価値が低い人が陥りやすい姿の動画です。



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