見出し画像

妄想と魂の片割れ

ちょっと前は、魂の片割れやツインソウル(フレイムだのレイだのはどうでもいい)に「出会っている人」向けのカウンセリングをしていました。

その理由は、この地球に蔓延している戦争、虐待、搾取などのあらゆる「不幸」の原因は「個々人が幸せじゃない」事が原因で
個々人が幸せじゃない理由の代表格にあるのが
「学びの関係が終わっている相手と関係を続けている」事と
「出会うべき相手に出会っても、相手との未来を創造できない」事。
その結果、その状況では「愛とは何か」を探求もできないし
「愛」について学ぶチャンスもない。

当然、その状況、生き方は魂の意図や願いと正反対の生き方なので、人生が混乱していく。
そこで困っている人の助けになればと思ってカウンセリングをしていました。

が、最近は面倒でやってません。
その理由は「こんな特別な人と出会っている私も特別だ、と妄想したいだけの人ばかりで、その先のことなんて誰も求めていなかった」から。

ツインソウルとかツインレイとか、魂の片割れなどの
なんだかお花畑感満載の言葉が悪いのかもしれませんが
この言葉に引き寄せられ、その相手に出会っていると信じている女性の99%は頭の中がお花畑で
相手との関係、現状を妄想して
相手不在のままストーリーを妄想し、その妄想はいつか実現すると信じようとしている人
その妄想の世界で生きることを楽しみ
その世界の住人で居ることを自ら選んでいる人ばかり。

なので私が伝える内容は彼女たちにとっては「自分のお花畑に横やりを入れ、現実に引き戻すだけの不要なもの」ばかりになっていた。
なので止めました。

*     *

人は基本的に妄想の中で生きます。
魂の片割れ云々に関係なく、妄想の中で生きます。
現実を生きているようで、自分の傷やトラウマ、経験値から現実で起こっている事を「思考を使って」判断し、行動する。
ただただ自分の傷やトラウマを再体験している状態。

ネットでもよくありますよね。
本人はそんな意図していないのに、受け取った相手の解釈(であり妄想)によって話が変わったり、炎上したり、みたいな。
ネットの世界の炎上は「人が妄想の中で生きている」事がそもそもの原因でしょう。

先日、見ていたアメリカのドラマのER。
その時の話しは
統合失調症を疑われる男性が「自分の臓器を奴らが奪おうとしたから」という理由で医師2人を切りつけ重傷を負わせた、と言う事件が発生する、と言う内容でした。

当然、彼の内臓を奪おうとなんて誰もしていない。
でも、彼の「妄想の中」ではそれがリアルに起きている
なので彼は自己防衛として医師二人が瀕死の状態になるまで切りつけた。

これは極端なパターンですが、妄想とはこれくらい自分と他人を苦しめるものであり
「自分の中だけで起きている」こと。

でも、妄想って楽なんですよね。
絶対的に自分が正解であり、自分だけが被害者になれて
その場にずっと留まっていられるから。
成長しなさい!という宇宙からの「押しつけ」から逃げられるから。

でも、妄想し続ける限り本当の幸せは来ないし
時として自分の身体を苦しめることもある。
だから、妄想することを意図してやめる事は、幸せと健康を経験するには必要なこと。

脱妄想こそは過去世の終焉だと思います
12Hの過去世を終わらせるための一歩。
それをしない限り、本当の自分の人生はやってこない。

でも、ツインソウルって言葉にこれだけの女性が心を奪われ
ここまで深い妄想をする、ということは「脱妄想」をしたい人が多いのだと思います。
それだけ多くの人間は自分らしく生きたいと思っているのでしょう。

この過程は誰かが何とかする事ではなく
自分が妄想していることに気づいて、自らの意思で妄想をやめるしかありません。
でも、この過程は実は一人では難しかったりします。
その理由は「そもそも人は自分が妄想しているなんて気づいていない」から。
この過程を乗り越えたいなら、妄想を指摘してくれる第三者が必要でしょう。

でも、私自身が妄想癖が激しく、妄想しかしない人生でしたが
脱妄想できたので、誰でもその気になれば可能です。
ちなみに私は指摘してくれる人が居なかったので、徹底的に妄想して自分を傷つけるだけ傷つけたところで、この意味のなさに気づいて終わりました。
なので自分一人でもなんとかなりますが、かなりキツいです。

ここから先は

413字
人間そのものに対して絶望している方 でも「魂」「魂の願い」などの言葉に惹かれ、今度こそ地球の次元上昇を成功させたい、そのために行動したいと思われる方向けです。

Journey of the Souls

¥1,500 / 月 初月無料

こんなことを書いていきます。 ・ 魂の成長段階について ・ 病気について ・ 感情と魂と肉体の関係について ・ 占星術的観点から見た「今…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?