自分って

初投稿させていただきます。
文章を書くことは得意ではありませんが、読んでいただけると嬉しいです。


一回目の投稿…何を書こうか迷いましたが、せっかくの機会なので自分にフォーカスを当てて「自己価値」について考えてみようと思います。ZOPのメンバーの中にはご存知の方もいると思いますが、私は小学三年生からトランペットをしていました。トランペットを吹くことが大好きで、練習すれば練習した分だけ吹けるようになる、練習しないとしないだけだけ吹けなくなる、その素直さも大好きでした。それなりに努力をし、いいパートを任せられるようになり、「トランペットが吹ける」ということは私の中で揺るぎない自信になっていました。その思いは中学生になっても変わりません。上手く吹けばコーチの信頼を得られる、上手く吹けば友達や親に褒められる、いつの間にか「トランペット=自分の価値」と思うまでになっていました。


ですが高校生になり、やむをえずトランペットを辞めた時に「自分の価値とは?」と思うようになりました。勉強ができるわけでもない、運動ができるわけでもない。容姿に恵まれているわけでも、人気者で友達が多いわけでもない。いたって普通でそこらへんにいるような人間である私の存在価値とは。ただ日本の人口としてカウントされるだけの私の存在とは。

久しぶりに吹いてみても昔のようには吹けない…揺るぎない自信だと思っていたものはいとも簡単に無くなりました。吹けなくなったことが悲しくてトランペットの音や吹奏楽曲を聞きたくないと思うようになり、音が流れているだけで今の自分への当てつけのように感じることもありました。


トランペット漬けの日々から離れて5年、あの時の自分は異常な自信と傲慢さでできていたのだと思います。そして自分の存在価値がわからなくなった時は、新たに自分で作っていくべきなのだと感じました。揺るがない自信なんてない、コロナ禍で当たり前の日常ですら変わってしまった今、強くそう感じます。何が自信になって何が自分の未来を変えてくれるかわからないからこそ、変なプライドは捨てて常に謙虚でいるべきなのだと思います。


自己価値って難しいです。私も一生探し続けるのだと思います。
いつか「私はこのために生きていたんだな」と思えるものに出会えるよう、努力したいです。


読みにくい部分もあったと思いますが、最後までご覧いただきありがとうございました。

#ZOP

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