コップの水

「精神力が枯渇してる。」とは、若い頃に夫が教えてくれた表現だ。心をコップに例え、あるはずの水が減っていてカラカラの状態だから、今は無理に何かをしようとせず、水が満ちてくるのをじっくりと待とう。
焦ってジタバタしている自分はカラカラなのかと、妙に納得した。
そんな夫自身が、枯渇した状態で苦しんでいるのも、なんだかよくわかったような気になった。

世の中の普通のことが、普通にはできないと書いてしまえばその通り。そんな彼のことを文章にするのは難しい。書こうとすれば、苦しさの方が勝ってしまう。
でも時々は、今日みたいに書けたらいいなと思う。

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