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2月に見た映画とかの話

 2月に観た映像作品です。ツイッターに投稿した雑な感想をとりあえずまとめておいた、見返しやすいように


『CUBE 一度入ったら、最後』観終わった。
 あの名作『CUBE』の日本版リメイク。なんか原典にあったイヤァなギスギスした空気感だけを煮詰めたような感じで、脱出までのエンタメを楽しむというより、終始ギスギスした人間関係をモニタリングするかのようなリメイクになってた。最後のアレは何なんだよ

『ソウ2』観終わった。
 前作の部屋からの脱出とはまた違うジグソウのゲームと攻防になっているので、「なんかちょっと違ぇな……」と中盤までノリきれなかったが、あるシーンを堺に状況が凄まじく動きだしてからは一転し、「すげぇおもしろ……」と興奮して観てしまった。よく出来てるよ本当に

『ルパン三世 カリオストロの城』観終わった。
 何回観ても面白いものは面白いのよ

『回路』観終わった。
 幽霊に会いたいですか、あかずの間の作り方、消える人々、現れる黒い影、インターネット、インターネット、インターネット、黒い影、消える人々、あかずの間の作り方、幽霊に会いたいですか

『serial experiments lain』観終わった。
 集合的無意識と自我とインターネットと世界の神が生み出した蠱惑的存在がネットワークを通して我々に語りかけてくる作品だった。

『ファンタスティック・プラネット』観終わった。
 みんなもこのビジュアルは有名だし知ってるんじゃないかな?なんか……アートだったけど革新的なアニメ映画だったぜ!!!(わかったようなことを言う)

『サスペリアPART2』観終わった。
 サスペリアと全然関係ないじゃん!!!それはともかく、ミステリー映画としては良く出来ていて、犯人への手掛かりをバッチリ描写しながらも、それを最後まで気付かせないように進行させていくストーリー展開とトリックはおもしろかったですね。音楽も良かった

『ハリー・ポッターと賢者の石』観終わった。
 スタイルとなるキャラクターの軸などは確立されていたが、中盤以降の作品と比べるとだいぶ初々しいですねハリー達〜みたいな気持ちになった。11歳の子がクィディッチとかいう乱暴なゲームでシーカー務めてるのほんますごいことなんやなって……

『フロム・ダスク・ティル・ドーン』観終わった。
 サイコー。観たことがない皆さんはこの映画のストーリーを知っていますか?知らない方は喜んでいいです、そのまま何も知らないでこれを観てくれ。ジョージ・クルーニーとタランティーノの銀行強盗兄弟のハチャメチャ珍道中物語です。

『男たちの挽歌』観終わった。
 香港!ノワール!ジョン・ウー!主人公が所属していた極道側のエンタメというわけではなく、警官になった正義の側である弟がそのせいで苦悩する様子や、かつての仲間が悲惨なことになっていることを描写することにより、物語に厚みが出ていて良かったですね。

『ダークマン』観終わった。
 スーパーヒーロー物ではあるんだけどダークマンへの成り立ちがかなり重いので、勧善懲悪なヒーローエンタメというものではなく全体的にやるせねぇ雰囲気が漂う孤独な復讐劇って感じでしたね。終盤のヘリコプターの空中戦は凄かったし、スパイダーマンに通じるところがあった

『ビデオドローム』観終わった。
 アタイ……馬鹿だからよくわかんねぇよ!!!!(クローネンバーグのグロテスクな演出は良かったと思うけどストーリーはなんだろうなこれ)

『南極日誌』観終わった。
 『狂気の山脈にて』を彷彿とさせるあらすじだったので、それっぽい内容なのかな〜と期待して観たが、そんなことはなかった。まあ、どんどん狂気に落ちていくという点はそうだったかもしれないが……

『A KITE』観終わった。
 女子高生の殺し屋がドンパチする作品。必殺仕事人みたいな感じなんだけどまあこんなに街中でドンパチしていいのかよと言いたくなるくらい派手に爆破とかしてたね。この殺人業務を請け負ってる組織、何?

『エヴォリューション』観終わった。
 アタイ……馬鹿だから雰囲気が良かったことしかわからねぇ!!(なんかヒトデをベツレヘムの星に見立ててるんだろうなぁとか聖書だなぁというのは伝わってきたが、動機が語られないからただただ考察するしかねぇのがこう)

『エスケイプ・フロム・トゥモロー』観終わった。
 ディズニーに無許可でランド内で撮影してよかったの本当に?と言いたくなるくらい全編通して夢の国の中で話が繰り広げられていた。終盤のINTERMISSION!前後から「なんだこれ……」感が増してたけど、最後の最後までやりきったのは偉いなと思いました。

『鉄男』観終わった。
 身体の内側から鉄(というか機械)に変身していく男の様は描かれ方はグロテスクなんだけどどこかアートっぽさもあり、イヤな気持ちになるんだけど思わず見入ってしまった。ただ急にドリルが生えてくるのはギャグなんだよ、なんであそこだけ知性が小学生になっちゃうんだよ塚本晋也

『エコーズ』観終わった。
 催眠術でそんな能力が開花するかよとつっこみたくはなるものの、そこを除けば良い感じのホラーミステリ。丁寧に伏線が張られているタイプの作品で、「ああこれはそういうことだったんだ」と後々ちゃんと納得出来るような形になっていたのもよかったね。

『BLOOD THE LAST VAMPIRE』観終わった。
 オモロ……オモロ……。セーラー服姿の女子高生が日本刀で怪物を斬るだけというざっくりとした内容の作品ではあるんだけど、画作りや演出がべらぼうに凝ってるせいか、ある意味で淡々としていながらも異常に満足感のある作品になってましたね。すげぇよ、マジで

『ラスト・ブラッド』観終わった。
 アクションとかは10倍くらい盛られてたけど、わりとBLOODをちゃんと実写でやろうという心意気が随所に見られる作品となっていたのは良かったですね。ただ元の作品もそうなんだけどストーリーがそんな深く考えないようになってるからかなり変な歴史観になってたな……

『レザボア・ドッグス』観終わった。
 シンプルながらも複雑なシナリオ展開が楽しく、ほぼ倉庫で話が進みながらも様々な人物の思惑が錯綜した先に待ち受けるなんとも言えねぇ味がする終着に辿り着くのが良かったですね。けっこう好き

『ヘルレイザー』観終わった。
 みんなビジュアルは知ってると思うセノバイトたちが出てくる作品。ホラー作品だけど怪物による恐怖とかよりもセノバイトさんの拷問とおじさんのビジュアルがただただグロテスクで、そういうもんとわかって観ていてもイヤぁな気分になった。勧善懲悪物のはずなのにどうして

『ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦』観終わった。
 ウルトラマンがフィクションである別世界が舞台の作品なの、ウルトラマンがメインではなく主人公の少年のジュヴナイルSF物として楽しめるような作りになっていて、今そういう側面から観ても楽しかったですね

『ハードコア』観終わった。
 全編FPS視点の作品ということで話題になったやつ。その視点のせいで「ああ、そういうゲーム作品の実写化なのかな?」感がえらい強く、映画を観てるというよりゲームを2時間やっているような感じでしたね。ただ……別に全編FPSでやる意味が特に……(弱い人画面酔いしそう)

『銀河鉄道999』観終わった。
 さらば、銀河鉄道999。さらば、少年の日。

『リベリオン』観終わった。
 ぶっちゃけたところ「ガンカタ以外『マトリックス』の二番煎じだろ」という気持ちで観ていたが、そういうわけでもなくちゃんとこの作品独自の味がしているのはとても良かった。でもストーリーじゃなくて「ガンカタアクション最高!!」って感想が真っ先に出てくるような作品

『ソウ3』観終わった。
 前2作に比べるとミステリ要素は鳴りを潜めグロテスク要素が増しに増されたような作品へと様変わりしていたが、命の選択というジグソウのゲーム内容と仕掛けられたサプライズの印象はだいふ強く、最後の最後まで楽しめるような作りになっていたかなぁと。ストーリー自体は好き。

『フローズン・ビロウ』観終わった。
 殺人鬼だった夫に凍った湖に突き落とされた妻が奮闘する作品。過去回想以外は本当にその攻防だけしか描かれず、セリフも全体で一言二言しかないのでアート色がだいぶ強かったね。でも様々な要素が剃り落とされた結果、シンプルながらもまとまっていたのはよかった。

『アス』観終わった。
 自分たちと同じ顔をした人間が突然現れたら怖いよねって作品。設定の突拍子のなさはあるんだけど、詰めていくとちゃんと理が通っているムーヴのせいで相手方の行動に変な説得力があり、それが恐怖への原動力になっているのは良かったですね。ただなんというか……シュールだなって

まだ観てる最中のドラマシリーズ
『ゲームオブスローンズ』シーズン1は観終わった。これから話がどう動くのか非常に楽しみでもある。

『ツイン・ピークス』シーズン1は観終わった。普通の刑事ドラマなのかな? とか思っていた自分をぶん殴りてぇよ。捜査のためにやってきたFBI捜査官が夢に出てきた小人や巨人に推理を請うドラマだとは思ってなかったよ、いや楽しいんだけどさぁ……


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