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居心地の良い音、そうでない音

在宅ワーカーになってから、仕事中はよく音楽を流している。
無音で作業に集中したい時と、好きな音楽を流してイケイケドンドンで集中したい時、両方ありまして。
在宅でその加減は自分次第という環境で続けられていて、ありがたい限りだ。

会社勤めだった時、きついなと思うときは仕事内容よりも、環境面で苦しくなることが多かった、特に音に関して悩むことが多かったような気がする。
好きじゃない音が聞こえてくるのがしんどいみたいです。

直近で在籍した職場。
部の上司がラジオを流していた。
いちおうFM局なんだけど、洋楽をちょいちょいかけてくれるJ-WAVEとか静かなNHKFMとかではない。某地元FM局。
音楽よりもお喋りが中心の賑やかなチャンネル。

仕事じゃない場面だったらうるさいとは思いつつもやり過ごせたかもしれない。
職場。内容によっては集中力と精密さを動員したい作業。
ラジオは上司が出勤してから帰るまで毎日ずっとずっと鳴っていた。
消せる権は上司か主任か社長にしか無い。

つらかった。
神経質で、不要な音としてスルーすることができない。

その後、現場出向させてくれる上司のもとへ異動してからは、現場から現場へ常駐して会社から逃げるように働いていた。行ける現場がないときは、耳栓を使っていたこともあった。

やがてラジオ上司がいなくなった後、今度は社内に有線が流れ出した。音のない環境は緊張して苦手って人の方が、実は多いのかもしれない。それはそれでアットホームだったり、オープンな環境となって良い感じになるのだろう。

人それぞれ合うところで、合わないまでも耐えられない程ではなくスルーできる範囲でみんな丸くおさまるといいね。行動起こして見えてくることもあるし、自分は然るべきタイミングで動いて、悩んでいたことについては今はノーストレスなのでよかったと思う。