じゃにーず問題とme too運動の件

じゃにーず問題が過熱してた時期に書いてたんだけど、結局、消してしまった
でもいつかは書こうと思ってて、そろそろ書こうと思うんです

私は小2の頃に通り魔に性被害にあったのだが、じゃにーず問題報道が過熱してた頃に、だいぶ精神が荒れていた

その時にXでじゃにーず問題専用の垢を作って、そこで性被害サバイバー擁護派の母親の方にフォロバして貰った

たぶん若いお母さんだったと思う
子供さんが小さかったので

当時、自分が母親にかけて貰いたかった言葉を全てその人のポストで貰った気がして凄く救われて、それで自分の幼少期の性被害はそれから拘りが余りなくなった

今の ふけつきょうはく とかの精神疾患も大元を正すと、結局、これが切欠なんだと思う
魂の殺人って言うけど、本当に人としての尊厳が破壊されるんだよな
まあこれがどうも、強く影響が出ない被害者の方もいるらしい
でも私は尊厳が破壊されたタイプの女児だった

前にタツキ先生がおススメされてた漫画で自分のスマホのひびの入った画面をみて、自分みたいだなと思ってる描写があったんだけど、そういう感じだったと思う

ひびが入って元に戻らない自分が凄く惨めで劣等感を感じてた
綺麗な液晶画面に戻りたかったけど、
今はひびが入った自分の尊厳を受け入れられるようになった

私が当時救われた事のもう一つにこのジャーナリストの松谷創一郎さんの記事で

真ん中辺りの「被害は恥ではなく、加害者が悪い」というので

日本は被害が恥で被害にあった方が汚いもの、みたいな扱いになってた

それを私は幼少期から体感していた

じゃにーず の被害者達も言ってたが、「親に言えない」理由は色々なんだが、私にはよく分かった気がした
じゃにーず 被害者達の言ってる事があまり詳しく聞かなくても、自分の幼少期とほぼ同じ苦しみの経緯だからだ

私が今回書いたのも「書かないのは自分自身が 被害は恥 だと思ってるからだ」と矛盾を感じたからなんだけど、前は辛くなって耐えられなくなって消してしまった

今回は出来たら消したくない
でも、もしかしたら精神状態が悪くなると非公開にはするかもしれない
でも消さないよりはマシだと思う、またいつかは公開に戻すのだから

私はずっと じゃにーず がどうも苦手だった
同じ年頃の女の子達は じゃにーず が大好きだったようだが、私は生理的にダメだった
少年が上半身裸のような状態で歌ったり踊ったりしてるところや、どこか中世的な美少年がどうも苦手だった

テレビでみかける程度だったのだけど、稀に好きなタレントもいた
でもその人らは露出してるところがなかったからのような気がする

なにか「誰かの趣味で統一されてる」感じがして生理的に無理だった記憶がある

じゃにーず のタレントが嫌いな訳じゃないんだけど、生理的になにかが無理だった

それで じゃにーきたがわ の性加害訴訟の件を週刊誌の表紙でたまたま見かけた
その時になぜ自分が じゃにーず が生理的に無理だったのか気付いた

私は加害者の通り魔の男の顔を今も覚えている
正確には顔そのものは覚えてない
けど、文字通り「悪魔」みたいな顔をしてた
邪悪そのものだったと思う
目が狂ってたと思う

そういう雰囲気を じゃにーきたがわ の姿を初めて見た時に同じものを感じた
凄く気分が悪くなった
邪悪の塊に思えた

私は会社が潰れて良かったと思っている

ファンとタレントには恨まれるだろう

でも被害者の方の一部の方は私は嫌いだ
と言ったら、当時、相互になって下さってた若いお母さんに
「昔、被害に逢ったから真っ直ぐ育たなかった、清廉潔白さを求めるのは余りにも残酷なのではないか」
と諭されたんだけど、まあ確かにと思った

嫌いなものは嫌いだ

それも錯乱した

同じ性被害サバイバーのはずなのに、嫌いで応援したくない被害者もいる
勿論、好きな被害者の方々も多い

話は戻るのだけど、これは良い事ではないのだが、じゃにーず問題で男児の性被害の方の悩みが自分とほぼ一緒の経緯を辿ってたのでそれも救いになった

これはでも被害者の方々なのでありがとうございますと言っていいのか分からない

でも自分だけじゃないんだなと思うと凄くホッとしたんだけど、タレントのファンの一部が被害者サイドを酷く攻撃してて、それを毎日見てて精神的にだいぶ荒れた

毎日号泣しながらスーパーに通って、買い物しながらも泣いてたので(マスクと帽子を被ってたのでバレなかったと思うんだが)、毎日一時間近く泣いてた気がする
人間の涙ってこんなにたくさん出るんだなと驚いた

その若きお母さんのポストが性被害サバイバーの気持ちに寄り添い、常に支えてくれてた
2,3週間だったけど本当に救われました、ありがとうございます

それから じゃにーず問題の性被害者の妻子のおられる方が山中でジサツされたと聞いた
それが切欠でもうこのニュースは見れなくなった
妻子がおられる方で、私は未婚で家族は父と母だけだが、今思い出すだけでも涙が出る

さぞ、無念だっただろうなと

全ての希望を失ってしまったんだなと

この世から居なくなった後も、一部の過激派のファンから徹底的に責められ、悪だと唾を吐き捨てられる

その様子に私は心が折れてしまった

一部のファンにとって社会正義などどうでもよくて、現在の自分の支えになってる推しのタレントを死守したいだけなのだ

「自分と自分の愛する推しさえ良ければいい、他者や社会正義などどうでもいい」それが一番こたえた

私もこの亡くなった人みたいになってたかもしれない

他人ごとと思えなかった

残された妻子の事を思うと暗い気持ちになった

妻子がいるのに絶望し錯乱し、一人寂しく山に入ってジサツしたその人の最後を想像すると、もう私に じゃにーず問題を追う事は出来なくなった

生活に支障が出て来たから

でも。。。じゃにーきたがわ の悪事が暴かれて同時に私の性被害サバイバー人生にも区切りが出来て、その事はほぼ拘らなくなった

親に相談出来ず、誰にも相談出来ないのが不味かった
子供なので相談する事が出来ないのだ
うちは父親も母親も発狂しそうだったので言えなかった

でもそれは普通で男女問わず一緒なのだと知る事が出来てとてもホッとして救われた気がした

もしも本を読む人間だったら読んでたかもしれない

それでもっと早く救われてたかもしれない

性被害サバイバーってその若いお母さんは言ってて、そこで初めてその言葉を知ったんですが、

もしも、これを読んだ性被害サバイバーの方がおられたら、性被害サバイバーの生き残りの一人として一つだけ伝えたいのは

私は今、生きてて良かったって思ってます

被害の影響で人生が上手く言ってないのか、関係なく困難な状況に陥ってるのかそれは今となってはよく分からないし、時には別の事で生きてられないと思うほど辛い事もあるけど、

でも心から生きてて良かったと思うので

生きててくれてありがとう
どうか今後も生きて欲しい

って伝えたいです

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