こんばんは、大般若長光の甥です

最近、刀剣乱舞を始めた。今年は５周年の節目らしい。もう、そんなになるのか。と、感慨にひたるのはこの人気オンラインゲームをゲームリリース当初から知っていたからだ。まわりのオタクたちはみんなやっていたし、違う作品のファン同士で知り合ったオタクも刀剣乱舞をプレイしている人は多かった。そんなだから何度もゲームに誘われた。だから、知っているキャラクターも結構いる。ツルマル、ミッチャン、カシュウ、カネさん……etc　　　また、個人的な話になるが、私は日本史が好きだ。

布教もされたしキャラも知ってるし興味もある（和泉守兼定を初めて見に行ったのは２００９年だった）

だのに、今の今まで刀剣乱舞をやらなかったのはなぜだろうという疑問は、タイミングがなかったという答えが真実で、逆に言えば、そのタイミングが今さっきやってきたということだ。

狂気の６２振り配布

まじにこの情報だけで始めた

いつもらえるかもわからなかったけど

オオデンタミツヨもいるし、６２振りをなんの苦労も無くもらえるんならやるよ！そういうわけで、一週間ほど前に新人審神者が誕生したのだ（オオデンタミツヨはかっこいいよね）

攻略サイトを見ながら手探りで審神者業をこなしていた我が本丸であるが、ついに今日の朝……やつらは来た

考えてみてほしい。寝ぐせを爆発させた審神者が本丸の様子を見に行ったら押しかけた６２振りの刀剣男士に自己紹介される様を。わけわからんよ、まじで

一人ひとり自己紹介をして貰いながら出会ったのがタイトルの大般若長光さん。銀色に輝く美しい御髪の美青年だ。

めっちゃ外見好みですがな～～♡私ちゃんはああいうスマートなお兄様ルックが大好きなんだ♡

大好きなんだけど、見た目まんまの薔薇の館の案内人のごとく慇懃無礼な性格や話し方だとそんなに刺さらないんだけど

なんか話し方緩くない……？ゆるっゆるのミキシンじゃない……？？

急いでホーム画面のキャラを大般若長光さんにしてみると

『おや、美術品に興味があるのかい？じゃ、今度俺が教えてあげよう』
『趣味か、そうだな……あんたみたいのを口説くことかな。ははっ、驚いたかい？』

いや、言ってることは薔薇の館の案内人そのものなんだが、どう考えても言い方がおっさんのそれじゃん。おっさんの中でも力抜けたサブカル系の話し方じゃん。み〇らじゅんとかタモさんのそれじゃん。ところで、私は土方歳三とリ〇ー・フランキーのファンだ。

まさか、宵闇ノマスカレード、メクルメク官能ノステップ……♰の男からタモリ倶楽部の波動を撃たれるとは思わなかった。きれいな高田純次って言われてた……。じゅんちゃんも大好きなのよ私……。

完全に堕ちた

というか、『大般若おじさんと俺の夏休み』の思い出が次々と脳裏に浮かんだ。中学二年生の俺にいろんなことを教えてくれる大般若おじさん、エロ本を買ってくれるのにタバコはNGな大般若おじさん……。今年は何日泊まってくれるんだろう……釣りにもお祭りにも行きたいな……。急にコロナの無い世界線に生きる１４歳の男の子の人格が２０代女の中に生まれたのだ。しかも、大般若おじさんとの記憶を持っている。ミンミンゼミが鳴いている。私も何言ってるかわからんけど、とにかく私は男子中学生だった。セピア色になりかけたあの頃が色鮮やかに蘇ったのだ。

こんな妙な夢女になったのは初めてなんだが……しかし、なってしまったものはしかたがない、潔く今夏は大般若おじさんとグランピングに行こうと思う。

以上、欲深な気持ちで始めたら大般若おじさんの甥になった新人の報告です。