異文化コミュニケーションにおける反省

ということでnoteを発端にする議論が燃え続けております。前回反省点があったのでそれは書いたのですが、新たに理解した点についても書いておきます。

文化の大切さと尊重

「枕詞の省略」は実用的な話だけだと思ってました。時間の節約が大事というのは誰でもわかる。そして、それを理由に大事にしてるんだと思っていました。

しかしそれは違うとある人からDMで指摘されたんです。

ともかく、僕の失敗の一つはこれを尊重する態度を示さなかったことですね。実際にそれを維持すべきとかどうとかの前に、すごく大事に思っているという点。物理学会自体が大事なのはわかったのですが、その質疑応答のルールがそこまで大きな意味を持ってることには思いが至らなかった。自分が大事に思ってないものが他人にとって大事でありうることはわかっていたものの、「ルールくらい他とのトレードオフで変えればいいじゃん」程度の認識でした。

僕が知ってる一番近い風習としては、日立のメールルールでしょうか。

これも元々は時短文化ではじまったものらしいんですが、偉い人はより短く書けることによる効率化が最初にあった。現在では手書きすることも少ないしほとんど時短の意味がないのだけど、どうやら一部の人には大事らしく組織変更の度に誰がどういう略称かを決めて掲示されている。

多分これを廃止させようとしたらすごく嫌がられるんじゃないかというのは、中にいた人間としてわかる。僕自身は別に大事だと思ってないので「廃止してしまえばいいのに」くらいには思ってはいるものの、まあ言い方がありそうだというのはよくわかる。

なのでこれは「書き方が悪かった」「誤解を招いた」みたいなのとは更に別に、本当に理解が及ばなかったために引き起こしてる点だと思います。大変に申し訳ないです。

「さっさとそう言ってくれれば良かったのに」という思いもあります。が、これはおそらく難しい。分離することは困難。だから多くの人は効率化の観点や、単に「郷に入れば郷に従え」的な言葉しか言わず、僕がその裏にある思いを汲み取れなかったんだなあと。

同じような問題に次回ぶつかった時に初手で理解できるかについても自信はないです。が、僕がやらかした時にはぜひ「これと同じ構図」と指摘してください。そうすれば少なくとも話は早くなる。頻発するようならもっと考えなきゃいけないですが、今はその段階では無いと思っています。そんなに頻繁に異文化交流するわけじゃないので。

ここまでのまとめとしては、「文化に対する感情的な尊重」が欠けていたことと、それに対して反省していること、です。

枕詞とハラスメントの関係についての議論

一方で、議論が雑とはいえ枕詞とハラスメントの関係については、未だに納得してないです。少なくともちゃんとした運用が必要だと思っている(そして現在はちゃんとしてないと思っている)。なので、ここについて少なくとも現在は謝罪すべきという立場にはないです。

その議論を混ぜるのはどうなのという話はあるし、それをやるならデータを出せとか色々言いたいことがある人は多いと思いますが。そのあたりについて生産的に議論をしたいというならお付き合いします。が、正直な話、一対多のコミュニケーションかつツイッターというのは(経験者はわかると思うんですが)消耗します。エアリプ多いし、僕に対する誹謗中傷だってあるわけです。いちいち相手してられない。

それこそnoteで文通だとか、Zoomやスペースなんかで限られた人とやりとりする分にはいいと思ってます。そのコストを払ってでも僕に「枕詞とハラスメントは関係ない」と理解させたい(そして例えばnoteを更新させたい)ならお付き合いします。僕の認識には興味がないのであれば、そちらで一方的に発信していただければと思います。読んだ人が決めると思うので。

別に僕に発信力があるわけじゃないし(フォロワー数3桁ですよ?)、僕自身がわかることに興味がある人は少ないと思いますし、さらにコストを払う人はもっと少ないと思いますけど、それでよければ連絡ください。


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