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ジョナタン・ロドリゲス計量オーバー〜抜本的対策はこれだ

どうも
Sawaraです

今回、ジョナタン・ロドリゲス選手に計量オーバーがあったので
計量オーバーについて色々書いてみました

(ちなみに前日計量時点で2.9kgオーバーで試合も中止)

ほぼほぼ最後まで減量はいつも通りに上手く行ってて
最後のもう一絞りの段階で
これまではいつも最後も上手く行ってたのに
今回はこれまではなかった痙攣などの
予期せぬ体調不良
が起きてしまって
最後のもう一絞りが実質無理になって
このような結果になってしまった
って事みたいです

最後の一絞り段階での
予期せぬ体調不良
が原因ですね

最後の一絞りって誰しもが大変な訳ですが
それをみんな何とか乗り切る訳ですが
人間なので誰しもがそこで予期せぬ体調不良が起きる事もありますよね
予期せぬ体調不良が起きない人間はいませんからね

このように
予期せぬ体調不良が原因なんですから
しょうがないとも言えますよね

でもそれだと困りますので
この予期せぬ体調不良が起きにくくするには
どうすべきかを考えるべきですよね

いつも通りにちゃんと落としてて
最後に予期せずに
うわ、体が痙攣を起こして動けないからこれ以上落とせない、まいった
ってなって
これを
自己管理がなってない!
選手失格!
とか言うのって
理屈がおかしいですよね
予期せぬ体調不良なんですから
予期せぬ体調不良が起きない人間はいませんからね

これって
自己管理がなってないとか
選手失格とかで
片付けるべき問題じゃないですよね
こうやっていつも誤った片付け方をするから
いつまでたっても問題が解決しないで
いつまでたっても同じ不具合を繰り返し続けてるんじゃないですかね

なので
この予期せぬ体調不良が起きにくくするには
どうすべきか

その抜本的原因の特定とその対策が必要ですよね

ではその抜本的な原因とその対策なのですが

何もアクシデントが無ければギリ大丈夫みたいな
ちょっとでもアクシデントが起きたら即アウトみたいな
そんな無理な減量に問題があるのかなと

ここが抜本的な原因で対策が必要なポイントなのかなと

ちなみにこれって、ジョナタンに限らず、世界のほぼ全ての選手に当てはまりますよね

その対策なんですけども
前に堤駿斗選手の計量オーバーの記事にも書きましたが

要は
無理な減量を無くす事で

で、その対策は

プロの登録時とかその後も年一とか定期的に健康診断して
体脂肪とか筋肉量とか骨の量とかをキッチリと測定して

その個人個人の適正階級をほんと狭い範囲で
統括側で定めてそれを厳格に義務付けて
それ以下やそれ以上の階級は色々危険なので絶対にダメってするとか

こういう事が必要かと思う

これも、ローカルレベルでだけやってもしょうがないので、世界に提案して世界基準作って、世界レベルでキッチリやられるべきかなと思うんですけどどうだろ

階級の選択をジムや選手側任せにすると
どうしても無理やり落として無理やり下の階級でってなるケースがどうしても多くなると思う
そしてまた計量失敗ってなるのかなと
これを防ぐには統括側でこのように適正階級を定めて強制するしかないと思う

そもそも、ボクシングなんだからボクシングを純粋に競い合うべきなのに、現状は体重をいかに落とすかとか、リカバリでいかに戻すかとかって体重の増減に過度に意識が行きすぎてるかなと
ここの意識の変革が大事かなと

なので、複数階級制覇が良いみたいな価値観も無くすべきだと思いますね

そもそも、階級をできるだけ下げてフレームで上回るのが有利だという考えが今だに多くの選手や関係者にベースとしてあると思う
歴史上や現役のトップ選手を見れば明らかで、このフレームで上回る=有利だという考えは、ほんと決して正しい訳ではないですよね
実際にPFPランクってその階級でほぼほぼ小さい人ばっかりですよね
この辺の意識の変革も大事かなと

あと、何回も段階的に計量を実施するみたいな案が出てますけど
そのつどその場しのぎの大幅な水抜きやってしのぐみたいな選手が多発して
これだとほぼほぼ意味ないですよね

無理な減量を無くす為に
統括による適正階級の厳密な義務付け
これが必須だと思いますね


あと、ちなみに、これに関連して
興行のあり方にも触れようかなと
これも堤駿斗選手の計量オーバーの記事にも書きましたが

ボクシングって、選手、つまり人間に依存して成り立つ訳で
人間って何らかのアクシデントがいくらでも起こる訳ですから
最悪の場合に試合のキャンセルが可能な興行の体制にするのが必須ですよね

メインイベントクラスの試合を複数並べて
一つキャンセルになっても大丈夫にするべきですよね
そうでなきゃ興行を認めない
そのくらいのルールにすべきかなと

今回はこれが満たされた興行だったので
キャンセルができて
不幸中の幸いだったと思いますね

これがメインイベントクラスが田中戦だけで
後はかなり見劣りする試合ばかりなら
キャンセルすると
興行の中止につながり
それは無理なので
無理矢理でも体重差ありまくりの超危険な試合を強行せざるを得なかったと思う
これってほんと最悪な事ですよね
でもいっつもこれですよね
最悪ですよね
危険すぎる
ほんといっつもこれですよね

例えば、先日の井岡マルチネスとか
メインイベントクラスはこの一試合で
仮にマルチネスが数キロ計量オーバーしてたとしたら
キャンセルでは興行成り立たないので
中止にもできないし
無理矢理でも試合を強行するしかなかったと思う
超危険ですよね
ほんと危険極まりない興行のあり方だったと思う
これって絶対ダメと思う
危険なダメな興行の典型だったと思う

あと
お客さん側も
さすがに単独メインがキャンセルなら
金返せってなるのはわかりますが
複数メインで一つキャンセルならば
ボクシング興行は選手つまり人間に依存する物である程度の許容は必要だという認識が共有されるべきであるかなとも思うかなと

とにかく
興行のあり方も改善必須ですよね

助かります