見出し画像

はみ出し歯医者のこしょこしょ話、始めます

【何故、「はみ出し」歯医者か?】

口から全身の健康を考える小児歯科医 Sawako です。

歯科医師ですが、学生時代から、歯を削って詰めたり被せたり、口にぴったり合う入歯(義歯)を作ったりすることには、全く興味がありませんでした。

それどころか、“口は身体の一部なのに、歯医者は口の中のことしかみないって、どういうこと⁉️”と思っていました。
特に、お子様を担当することが多かったので、姿勢のこと、足の発育のこと、睡眠のこと、食に関すること、歯科の分野以外でもお子様の発育に関する学びを深めてきました。

「歯科医師ですが歯科の枠に収まらない」ので、「はみ出し」なわけです。

また、私はお勤めの歯科医師です。
診療室の限られた診療時間の中では、お伝えできる情報に限界があります。
保護者の方とじっくりお話をしたいと思っても、お時間を十分に取ることが難しいです。

一方、幼稚園の検診や、オンラインでのコミュニティ内では、「歯医者に行くと、そういう話は聞けますか?」「歯医者さんはそういうことを教えてくれますか?」というお声を度々耳にします。
お子様の発育に関する様々な情報を必要とされている方がいるのです。
ならば、診療室を離れて、必要な人に必要な情報を届けよう…診療室からはみ出すので、「はみ出し」です。

今までは、オンラインでのお話会という形式をとっていましたが、保護者の方はお忙しいので、時間の制約なくお伝えできる形に変えようと思います。

子供の時代は、人生の基礎を作る大事な時期です。この時期に身につけた習慣や身体の機能の中には、後からリカバリーができないものもあるのです。なので、保護者の方には、知っておいて頂きたいのです。

小児歯科は、人生最後の日まで使える口の基礎を作る仕事だと、私は思っています。
お口からみえるお子様の発育に関する話や、日々の診療の中で感じたお子様の発育に関する問題点、歯科医療(業界)の問題点、口から考える薬や医療に頼らない全身の健康の話など、綴っていきたいと思います。

#はみ出し歯医者のこしょこしょ話  #小児歯科 #0歳からの口腔育成  #人生最後の日まで使える口の土台作り  #三つ子の魂百まで  #食育息育足育  #口は命の入口  #口から考える全身の健康

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?