蜘蛛

今夜はうたのことば!

と思っていたら
いっぱい歌詞を書きためていたのに
スキャンするのを忘れていました。


明日載せる予定だった
たあいない日記を更新します。



うちには蜘蛛がいます。
くもごろうといいます。
ハエトリグモです。
かわいいやつなのです。
家族のようなものです。


狙ってるのかと思うぐらい、
踏みそうなところ、
潰されそうなところに現れます。


お風呂の床。
座布団の上。
畳の上。


気付かれずに踏まれそうになっても、
ちょっと考えてしまうのか
じっとしているのです。
危なっかしいやつです。

かわいいでしょう。
かわいいのです。

くもごろうは、今の部屋に
引っ越してから三年ほどになりますが
ずーっと、います。

わたしの生活を
見守ってくれています。
ありがとう、くもごろう。



ある日、思いました。
蜘蛛の寿命って
どれぐらいなのだろう。


ぐぐってみました。


「約一年」


え?


あれ?


引っ越してから
三年ほどに…


くもごろう??



どうやら、くもごろうは今
三代目か四代目のようです。
くもざぶろう。
くもしろう。
わかんなくなってきた。


そもそも何で初代のときに
五郎ってつけたんやろう。



なんということでしょう。

たしかに、たまーに、
くもごろうの横に
小さな蜘蛛を見かけるときがあったのです。

彼の友人に違いないと思い、呑気に
「くもまる」と呼んでいたのです。

あれは、
旧くもごろうから
新くもごろうへの
世代交代だったのです。


不思議なのは、うちの蜘蛛たちは
基本は一匹しか出現せず、
二匹現れる場合は片方はとても小さく、
仲良く並んで歩いていることです。


つまり、この部屋では
おそらく延々と、
「くもごろうが引き継がれていく」
のです。



壮大な輪廻


受け継がれゆく部屋の守り神


話が大きくなってきましたので
これくらいにしておきます。


うちに住む、かわいいかわいい蜘蛛の
ちょっと不思議なおはなし。でした。

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