それでも世界が続くなら

「俺らのバンドと似てるね」

誰が言ったのか覚えてないけど、(多分ガースーかくりはら君)初めて対バンした時にリハーサル終わりにそう言われたのは覚えている。

それでも世界が続くなら

このバンドを噂で聞き始めた頃は、

・爆発的に売れているわけではないが、そこそこ人気が出始めてきたバンド
・ボーカルが元ドイツオレンジ(未完成が札幌に居た頃に対バンしたことがある)
・ベースがモトオ君の弟のしょうご

という情報は知っていた。

思えば、初めて対バンした時から僕はこのバンドが好きだった。
とにかく個人的に曲が好きだった(特に歌詞)のと、バンドをしていたからである。

※バンドをしていたというのは、澤田用語でメンバー全員がほぼ同じ熱量で同じ方向を向きながら音楽をやっている状態のことを指す。
訓練されてるメジャーどころのバンドを除く、いわゆるインディーズバンドにはあまり居ない。大体ボーカルとかが他の人より熱量高めのパターンが多い印象。
また、「バンドしている」は日常会話でも使えるので良かったら使ってみるといいよ。

初めて対バンしてから、まあまあな数を一緒にライブやったけど、ボーカルのしの君はずーっと変わらずしの君だった。
いつも少し羨ましいなといつもライブを見ている。
しの君はいつもありのままで美しいから。
生活に対して誠実かどうかは知らないけれど、音楽に対しては誠実だから。
そういうところは僕と一緒だと、勝手にシンパシーを感じている。
高校生の時とかに一緒のクラスに居たらめちゃくちゃ仲良くなれただろうな。
一緒に音楽やってたかどうかは知らないけど、僕は勝手に親友になれたんじゃないかとすら思っている。

ガースーとしょうごは一旦置いといて。

新ドラマーのうとちゃん、めちゃくちゃいいドラマーで加入してくれてよかったね。

いいドラマーの定義を教えよう。

バンド(または作詞作曲者、特に歌詞を重要視してるなら歌詞を)のことを理解しているドラマー。
上手いだとか、小手先の技術が凄いだとか、ビジュアルが良いとされてるだとか、そういった加点要素なんかまるで必要ない。

バンドのことや楽曲に対する理解度が高く、自分がこういう風にバンドから必要とされているとわかっていてそれに順応してドラムを叩けるドラマーって本当いないんだよ。

とにかく！僕はこのバンドとツーマン出来るのがとても嬉しい。(2022年一発目というのも美しくないですか)

来てくれた方には来場でしか手に入らないなにかもあります。来てくれてありがとうの心。
未完成はかなり良いライブをするのでよかったら来て欲しいな。昼公演なので、終わってから別のことができるのもいいよね。
あと、個人的には打ち上げも楽しみ。

また、チケットはイープラスでも取り置きでもDMでもなんでも受け付けてるのでよろしくお願いします。待ってるよ。

未完成VS新世界×それでも世界が続くなら
『敗者復活』

2022年1月15日(土)@下北沢SHELTER

出演：未完成VS新世界/それでも世界が続くなら

OPEN 11:30 START 12:00

会場チケット：全自由3000円（税込）+入場時ドリンク代別途
※80人限定

チケット一般発売日：2021年12月11日（土）10:00

https://eplus.jp/mikansei-soredemosekai

ps.しの君からの電話は3回に1回は出るようにします。