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【予備試験】論文合格発表までの過ごし方
●はじめに
今回は,論文式試験が終わってから,合格発表までの間の過ごし方について,僕なりの考えをまとめてみたいと思います。
●絶対やらない方がいいこと
それは『終わった論文試験のことを思い出して悩むこと』
気持ちはめっちゃわかります。ただ,これはマジでいいことひとつもありません。
なので,以下の過ごし方についても,いかに思い出すのを避けるか,という点に重点を置いています。
●再現答案を作るべきか問題
僕は,一切,作らない派です。
理由は,
・再現答案を作ると,嫌でも論文試験のことを思い出す
・そうすると,大体の人にとっては,
思い出して悩むリスク>再現答案を作成するメリットになる
と思われるからです。
それに試験が終わってからしばらく経っても,細かいところはともかく,何をどのように書いたかの大枠は思い出せると思うので,再現答案なんかいつでも作れますよ。
(試験が終わってしばらく経つと,「もう何を書いたかも忘れた」という方もたまにいらっしゃいますが,僕の感覚だと,それは嘘だと思います。)
●休息(〜終了後1ヶ月)
まずは休息がおすすめです。「勉強しない。」
今年の予備試験の結果がどうであれ,おそらく多くの人にとっては,合格発表後も勉強を続けるはずです。
なので,まとまった休息を取れるタイミングで休息を取るという判断は,非常に合理的だと思います。
その期間に法律以外のことに触れて感性を養ったり,運動で体力作りに励んだり。特にオススメは,栄養状態を改善すること。
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●勉強(2ヶ月目以降)
・ある程度,休息をとって,リフレッシュできたという方,
・とはいえ,論文の出来も気になるし,何もしてないと落ち着かないという方は,
徐々に勉強を再開するといいと思います。
一方で,勉強すると,論文に出題された箇所に触れることになりますから,そこだけ思い切って飛ばすのもありだと思います。
あと,もし合格発表までどうしても勉強する気になれない方は,発表前に口述対策の材料だけでも準備しておくといいと思います(後述)。
①口述対策
・要件事実(大島本か,30講あたり)
→口述前は,マジで本1冊丸暗記するレベルでやりますので,先にやっておくと楽になります。(訴訟物,請求の趣旨は,絶対間違えない)
・基本刑法総論,各論
→特に各論の構成要件の定義と短文事例に的確に答えるトレーニングがよいと思います。
(罪名は,絶対間違えない)
②司法試験対策
これはあまり焦らなくていいと思います。口述終わってからでも大丈夫です。
③自分が選択した科目以外の選択科目
これもやるとしても,司法試験の後または司法試験合格後修習前,修習中でいいと思います。
ただ,論文試験のことを思い出したくない方は,やってみてもいいかもしれません。
●おわりに
まとめると,
・あなたは,しんどい試験を乗り切った
・ただ、残念ながら、精神修行はまだ続きます
・だから,しばらくの間は,過剰にストレスを抱えず
心身ともに健康に過ごすことを心がけてみてください!
というお話でした!
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