2021年下半期楽曲10選

キラにちワッチャ!土曜日のフライトです。

2021年もあっという間におしまい。ライブイベントも復活してきて、少しずつですがエンターテイメントの要である「ライブ」をまた生で体感することができるようになり、イベンターにとって、希望の光が見えてきた、そんな2021年下半期だったなぁと思います。

そんな2021年下半期も、いい曲がたくさん世に排出されていたので、そんないい曲を個人的に振り返っていきたいと思います。いい曲がたくさんの人に聴かれますように。

え、2022年になってもう2ヶ月以上過ぎてる?

……………………………………

俺の答えはコレや!!!!!!!



ウラノミト -  月ノ美兎

作詞:只野菜摘  /    作曲・編曲:広川恵一

VTuber、月ノ美兎さんの1stアルバム『月の兎はヴァーチュアルの夢をみる』のリード曲です。

いや、このアルバム、全曲通して本当にバケモノ!(いい意味で!)というのも、クリエイター陣が、大槻ケンヂさん、NARASAKIさん、いとうせいこうさん、堀込泰行さん、長谷川白紙さんetc…新旧サブカルポップロック代表をかき集めたかのような作家陣…音楽的にも、おもちゃ箱をひっくり返したような、非常にバラエティに富んだジャンルの楽曲が詰め込まれていながら、どこか統一感というか、一本筋が通っている、そんなアルバム…Vtuberという、サブカルチャーの最先端をゆく、アイドル・月ノ美兎さんを、サブカルチャーの最先端をゆくクリエイターさん達が巧みに演出した、後世に残る一枚…どの曲も素晴らしい…。


ウラノミトは、現代ジャズっぽいコード感、シティポップ系のオシャレなサウンドに、ウィスパー気味に発声されたブレス成分多めの月ノ美兎さんのボーカルと、ミックスされたコーラスワークが絶妙に混ざり合った、芯があるけどふわふわした雰囲気の曲です。

この曲のすごいのは、委員長・月ノ美兎さんの、清楚でありながら、でも清純なアイドル路線からは少し逸脱していて、どこか大人びていてセクシーだけど、可愛さを捨てきってはいない、可愛いだけじゃないアイドル、月ノ美兎をメタに表現している、「アイドルVtuber・月ノ美兎」をレベル高く表現しているところじゃないかなと思います。

ほら、Vtuberって、やっぱり"ガワ"と"ナカ"の存在を、意識しないようにしても、心のどこかでそういうのがチラチラ見えてしまうこと、あるじゃないですか。(土曜日のフライトは、ある) 

月ノ美兎さんはみんなの委員長なんですけど、委員長って清楚なイメージがあるけど、"ウラの顔"もあるんだぞって言う…

「Vtuber」の"オモテ"と"ウラ"というギリギリのところを攻めながら、「委員長」の"オモテ"と"ウラ"も同時に演出していて、聴いていてちょっぴり罪悪感があるんですょね。その罪悪感が癖になるというか、、、背徳感があって、めちゃくちゃいい、、、


この音を掛け合わせると消えるギミックとか、サウンドの中でも、"オモテとウラ"という、楽曲のコンセプトになっているもの表現しているの、本当にすごい…。

曲の構成も特殊で面白い。安定したコード感の上で、楽しそうに暴れ散らかしてる田淵智也さんのベースが大好き。


Moonlight Magic - 花澤香菜

作詞:花澤香菜   /  作曲・編曲:北川勝利

花澤香菜さんの、ポニーキャニオンへのレーベル移籍後の第一弾シングルの表題曲です。テレビ東京のドラマ「お耳に合いましたら。」のオープニングテーマだそうです。作編曲はROUND TABLEの北川勝利さん。

北川ワールド!!!!!!!!!!!!!!!!

北川勝利さんの得意とされている、ポップでオシャレな渋谷系テイストの、ピッチカートが気持ちいい楽曲です。
最初期から花澤香菜さんの音世界を共に創り上げてきた北川勝利さんと、再びタッグを組み花澤香菜さんが自ら作詞されています。花澤香菜さんご本人が執筆した歌詞は、女の子100%のとても可愛らしい歌詞で、楽曲の可愛らしさを演出しています。

カップリングにも、花澤香菜さん作詞による新曲「港の見える丘」が収録されており、さらに2曲の中国語詞バージョンも収録されています。中国語詞バージョンも語感が超かわいくてめちゃ良いです。中国語で「ドキ・ドキ・ドキ」って、「ブトン・ブトン・ブトン」って言うんだ….。

GIVE ME LOVE - 小林さん (CV.田村睦心)、トール (CV.桑原由気)、イルル (CV.嶺内ともみ)

作詞:林 英樹 / 作曲・編曲:佐藤純一 (fhána)

TVアニメ「小林さんちのメイドラゴンS」のキャラソンアルバムの1曲目です。作家陣は言わずもがなfhánaの皆さん。
同アニメのOP主題歌「愛のシュプリーム!(アニメ盤)」に収録されているfhánaカップリング曲「GIVE ME LOVE (fhána Rainy Flow Ver.)」を、キャラクター達が歌唱しています。

OPの「愛のシュプリーム!」も素晴らしいんですけど、カップリングもめちゃ良!!!!そして、このキャラソンアルバム自体もトータルして完成度が高くて素晴らしいです。

GIVE ME LOVEは、ファンキーでポップなラップの楽曲です。バッキングは基本同調ですが、重ねる音を少しずつ変えていたり、ハモが入ってきたりと聴いていて飽きないです。めちゃくちゃ難しい曲だと思うんですけど、歌詞をキャラクター達の言葉に昇華してキャラソンにしてるのもすごいし、それを歌い上げてる声優さんも本当にすごいなぁと思います。

アルビレオ - La prière

作詞・作曲: Feryquitous

棗いつきさん、藍月なくるさん、nayutaさんの3人によるインディーズボーカルユニット「La prière」の楽曲です。

え、インディーズ?!コレが?!?!本当に素晴らしい…令和盤かえるの合唱だろ!!!!!!

楽曲としての完成度が本当に素晴らしくて、インディーズだと知った時、嘘だろ!!!!と声が出ました。インディーズで、バラードで、ここまで出来るのか、、、

アルビレオは、はくちょう座β(ベータ)星の固有名なんですが、要は星座で言うところの星ですね。

とにかくハモリがとんでもなく綺麗で、目を閉じて聴いていると、夜空に輝く星々が浮かんでくるよう…

KU-RU-KU-RU Cruller! - Aqours

作詞:畑 亜貴 / 作曲:Kanata Okajima 、Soma Genda    / 編曲:Soma Genda

表題曲「KU-RU-KU-RU Cruller!」は、スマートフォン向けゲーム『モンスターストライク』とのコラボソングです。

Aqoursのオシャレでゆったりしたダンスチューン、めちゃくちゃいいですね…

So Please - おねがいシラサギ(CV.種﨑敦美)

作詞・作曲: Nor

テレビ朝日のバラエティ番組『お願い!ランキング』の中で、2021年3月から月替わりでスタートした、気鋭のボカロPが手がけたオープニングテーマを女性声優アーティストが歌唱する企画。番組を進行するキャラクターやアナウンサーの声を演じる声優さんたちがOPテーマを歌う企画があったのですが、その中の7月のOPテーマです。

「So Please」はその中の1曲で、歌は、おねがいシラサギというキャラクターの声を担当する種崎敦美さん。作曲はボカロP・Norさん。Norさんは、livetuneによる「Tell Your World」のオフィシャルRemixや、バーチャルタレントのキズナアイ、VTuber/バーチャルライバーグループのにじさんじなどへの楽曲提供も手がけるボカロPさんです。プロジェクト“Aice room”、音楽クリエイター・YUC‘eとのプロジェクト“beignet(ベニエ)”としても精力的に活動していらっしゃいます。最近ではブルーアーカイブの楽曲を手がけていらっしゃいますね。

かわいらしいピコピコサウンドに、恋する女の子の歌詞が乗っていて、ちょっぴり切なくてかわいい楽曲になっています。切ない乙女の気持ちを「おねがい神さま」って神頼みしちゃうシラサギちゃん、かわいいね…


ピンキーフック - 麻倉もも

作詞・作曲:渡辺 翔 /    編曲:倉内達矢

渡辺翔さんありがとう!!!!!!!!!!!!

みんな大好きピンキーフック !!!!!!!!!


アイガッテ♡ランテ - DIALOGUE+

作詞:田淵智也 作曲・編曲:田中秀和(MONACA)

田中秀和さん作曲の変な曲。(褒め)


アイガッテ♡ランテ、いい曲すぎるランテ!!!!!!!!!!!!!!!!

CHANGENOWAVE!!!! - GEMS COMPANY

作詞:辻純更 / 作曲・編曲:瀬尾祥太郎(MONACA)

ジェムカンのライブ、本当に感動しちゃったね、、、


サンフラワー - フィロソフィーのダンス


作詞: いしわたり淳治 / 作曲: Hiddie・宇野水木

オリジナルアニメ映画「フラ・フラダンス」の主題歌となるフィロソフィーのダンスのメジャー4thシングルです。

 「フラ・フラダンス」は、福島県いわき市に実在するスパリゾートハワイアンズを舞台に、 フラガールの新入社員・夏凪日羽と同期の仲間たち、 彼女たちを取り巻く人々との絆を描くオリジナルアニメ映画です。フィロソフィーのダンスにとっては初めての映画主題歌なんですね。 

ソウルフルな香りを纏ったサウンドに、アイドルとしてのフィロソフィーのダンスの軌跡と
オリジナルアニメ映画「フラ・フラダンス」の主人公であるフラガールたちの絆や成長を重ね合わさっていて、、、
歌詞はいしわたり淳治さん。疾走感のあるストリングスと煌びやかなブラスの音が印象的で、思わず踊り出したくなる一曲です。主人公達の成長を祝福するかのような力強い歌声が映画に花を添えています。

劇中の玉屋2060%様作曲のももクロさんの楽曲も、めちゃいい曲なので、音源はょ、、、

────────キリトリ─────────

おわりだょ〜

2021年の記事を2023年に公開する人がいるんだ…

今度はちゃんと中途半端にしないで記事公開したいね。
読んでくれてありがとう。ではまた。




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