2021年上半期楽曲10選
キラにちは、土曜日のフライトです。
2021年も、たくさんの素晴らしい楽曲がリリースされていましたね。その、たくさんの楽曲の中から、土曜日のフライトがとても個人的に「素晴らしい！」となった楽曲を、僭越ながらご紹介させていただきたいと思います。本当に素晴らしいので、この記事を読んで少しでも聴いてくださる人が増えたり、「わかるわかる！」となってくださる方がいらっしゃれば、嬉しい限りです。
それではやってきいましょう。いつもの如く順不同です。
俺の答えはコレや！！！！！！！
至上主義アドトラック - hololive IDOL PROJECT
作詞：はる ／ 作曲：如月結愛
VTuberグループ「ホロライブ」にて展開中の『hololive IDOL PROJECT』による9週連続オリジナル楽曲リリースの第3弾の楽曲です。歌は夏色まつりさん、 大神ミオさん、不知火フレアさん。9週連続リリース、すごくないですか？しかもどの曲もめっちゃいい！と思ったけど、電音部さんは40週連続リリースなんですょね、、、ハンパねぇぜバンダイナムコさん、、、
力強いバンドサウンドに、エレクトロニックなピコピコ音が複雑に絡み合い、耳に残る楽曲です。そもそも「至上主義アドトラック」ってどういう意味なのか。アドトラックってなんだ？って思って調べたら、なるほど、広告トラックなんですょね。あの、バカでかい音を出して渋谷とか走ってるやつ。「アドトラック」に「至上主義」って言葉をくっつけるんだ！発想がすごい。そして、「至上主義アドトラック」って語感がめちゃくちゃいい！声に出して読みたい日本語(一部日本語じゃない)。
歌詞が全体的難しい漢字とか四字熟語が多めだったり、ちょっぴり攻撃的で不良チックな感じとか、鋭いギターの音とか、目まぐるしく動く電子音とか、全てが尖っててめちゃくちゃカッコイイです。ラスサビでタメるの聴いててすごく気持ちよくて、ラスサビのタメ大好き侍になっています、今。
センチメンタル・バニラ - ゼロティックホリック
作詞・作曲：ぼっちぼろまる ／ 編曲：HAMA-kgn
アプリゲーム『SHOW BY ROCK!! Fes A Live』の楽曲です。歌は、バンド「ゼロティックホリック」の、ぎゃらこ役のファイルーズあいさんと、しまっく役の松岡美里さん。
センチメンタル・バニラ、いい曲すぎる！！！！！！！！！！！！！！！！
スラップベースにハモの歌唱からいきなりはじまり、間奏のキャッチーなシンセリフ、歌詞が詰まったスピード感のあるAメロ、センチメンタル感を出しつつサビに向かって盛り上がるBメロ、全ての音とリズムが重なり合うサビ、100000000000億点満点！！！！！！！！！！！！バッチバチのロックサウンド、サイコ〜〜〜〜〜〜！！！！！！
作詞作曲のぼっちぼろまるさんは、ネット上で楽曲を発表してバーチャルYouTuberとして活動していらっしゃるお方です。「ひとりぼっちロックバンドとして作詞作曲など、アーティスト活動を行う地球外生命体」らしい…。ライブとかも精力的にしていらっしゃるみたいです。着ぐるみマスクしてギター弾くの大変そう…(すごい)。ボカロック直系サウンドって感じですごく好みです、カッコ良い。
Armor Break - えのぐ
作詞・作曲・編曲：山崎真吾
VRアイドルグループ「えのぐ」さんの楽曲です。
破壊作業開始 Armor Break ←このはじまり方めちゃくちゃカッコイイ
スクラッチ音からはじまるゴリゴリのダンスナンバーです。お洒落感のあるサックス音のサンプリングとオノマトペ的な擬音を繰り返す歌詞が耳に残り、思わず口ずさみたくなります。擬音たのしい〜〜〜〜！
作詞作曲は、くまみこのED「KUMAMIKO DANCING」や、女子高生の無駄づかいOP「輪!moon!dass!cry!」を手掛けた山崎真吾さん。中毒性のあるビート感の楽曲をたくさん手掛けていらっしゃいますね。
えのぐさん、「VRアイドルを当たり前の存在にして、なおかつ自分達が世界一のVRアイドルになる」を目標に掲げて精力的に活動していらっしゃいまして、本当にライブに力を入れていて、エンターテイメント性とか、ライブパフォーマンスとか、とにかく熱量がすごいです。楽曲も、様々なテイストの楽曲を歌い上げていて、飽きさせないですし、とても応援したくなります。
この「Armor Break」という楽曲、『3rd Anniversary Live-臨戦態勢-』で新曲として初披露されたんですけど、なんとそのライブが、全編無料でYouTube配信、配信内のスーパーチャットはコロナウイルス支援に全額寄付という、、、サービス精神ヤバすぎる、、、今もえのぐさんのYouTubeチャンネルで無料で観れちゃうので、観た方がいいですょ！
Armor Break間奏の日向奈央さんのソロダンスパートがですねぇ！！！！！！！！！！！！！(大声)
えのぐさん、なんと8月29日に生バンドのワンマンライブもやるみたいですょ！生バンブレイク聴きたすぎるだろ！！！！！！これは行くしかないですね！！！！！！！！！
ファビュラスTOKYO - 有栖川レイカ
作詞：有栖川レイカ(GEMS COMPANY)、瀬尾祥太郎(MONACA) ／ 作曲・編曲：瀬尾祥太郎(MONACA)
VRアイドルグループ「GEMS COMPANY」所属の有栖川レイカさんのソロ楽曲。
作詞は有栖川レイカさんと瀬尾祥太郎さんで共作されています。有栖川レイカさんの大好きなもの、こと、憧れているワードを詰め込んだ、お洒落で可愛らしい楽曲です。四つ打ちのオシャンなダンス・ミュージック系統の曲調に等身大の女の子の可愛らしい歌詞のギャップがとても良いですね。
作曲の瀬尾祥太郎さんは、GEMS COMPANYのほとんどの楽曲を作曲されています。他の楽曲もとても良いです。瀬尾祥太郎さん、いい曲しかかかないです。好きです。(突然の告白)
ちなみに、土曜日のフライトはGEMS COMPANYの新メンバーなので、瀬尾祥太郎さんに楽曲提供してもらえるのを心待ちにしています。はやく瀬尾祥太郎さんの楽曲でVRアイドルデビューしたい。楽曲提供お待ちしております。
The Sun, Moon and Stars - 星見プロダクション
作詞：利根川貴之 ／ 作曲・編曲：沖井礼二
サイバーエージェントグループ、ミュージックレイン、ストレートエッジによる、アイドルをテーマとした日本のメディアミックス作品『IDOLY PRIDE』の、アニメのEDです。
皆さんは、IDOLY PRIDE観ました？？？？土曜日のフライトは、観ました。観ましたょね！賛否両論ありますが、土曜日のフライトはIDOLY PRIDE、大好きです。なぜなら、女の子がかわいいので！いやぁ、本当に全員かわいいんですょ、、、女の子が、本当にかわいくて萌え萌えなんですょね、、、萌え萌え〜萌えイドなんですょ、、、本当に、、、(語彙力)
女の子がかわいいのはもちろんなのですが、曲が全て素晴らしい。って言うのも、楽曲のクリエイター陣がすごくて。各ユニットの音楽に、沖井礼二さん（TWEEDEES）、北川勝利さん（ROUND TABLE）、利根川貴之さん（Wicky.Recordings）、大石昌良さん、kzさん（livetune）、Q-MHz、清竜人さん、さかいゆうさん、田中秀和さん（MONACA）、やしきんさんという激強クリエイターさん達を揃えているんですょね。集められた激強クリエイターさん達。そんなわけで、この萌え萌え〜萌えイドというコンテンツ、本当に良い曲しかありません。
OP曲は清竜人さんが作曲しており、曲名は「IDOLY PRIDE」。タイトルをそのまま曲名にしており、まさにそのアニメの顔というか、ザ・王道アイドルアニメって感じの曲です。「The Sun, Moon and Stars」は対照的に、しっとりとした曲調で、OPが作品の"顔"なら、EDは作品の"横顔"という感じ。「IDOLY PRIDE」らしさもありつつED曲らしい素敵な楽曲に仕上げられており、沖井礼二さん、さすがと言った感じです。
シュガーレス・キッス - 三森すずこ
作詞・作曲・編曲：PandaBoY
オッドタクシー、オモロタクシーすぎる！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！オッドタクシー、オモロタクシーすぎるだろ！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！(大事なことなので)
2021年でいちばん面白かったと噂のTVアニメ「オッドタクシー」のEDテーマです。オッドタクシー、オモロタクシーすぎる、、、。(3回目)
土曜日のフライトは群像劇が大好きなので、ああいう作品すごく大好きです。本当におもしろい。おもしろいので観た方がいいです。どうか、ネタバレを踏まずに観てください。オッドタクシー、オモロタクシーなので。
そんなオモロタクシーのEDテーマ曲、歌は三森すずこさん。作詞作曲編曲は全てPandaBoYさんです。PandaBoYさん×三森すずこさんといえば、「ドキドキトキドキトキメキス」もそうですね。PandaBoYさん、三森すずこさんに対して「キス」のイメージがあるのかな、、、
「シュガーレス・キッス」は、ポップで可愛らしい曲調で、オッド"タクシー"に因んだ言葉選びのセンスのある歌詞で、Aメロは甘いラップ調、ノリのいい四つ打ちのサビ、その中に車のクラクション音や、スクラッチ音、電話のコール音等の効果音っぽいサンプリングが所々に散りばめられており、愉快で楽しい曲になっています。
またまたまたまたまた明日 - 舞桜・栞 from STARRY PLANET☆
作詞・作曲・編曲：佐伯youthK
アニメ『アイカツプラネット！』の挿入歌。アイカツプラネット！』に出演するキャストによるアイドルユニット「STARRY PLANET☆」の楽曲です。
「気付けば同じ服を選んでる
ああまたあのスカートはまた明日」
同じことを繰り返す「また」と、また明日会おうの「また」、両方の意味を持たせた言葉遊びの歌詞がすごいです。「気が合いすぎてまた同じことしちゃってるし、また明日会おうね！」を、「またまたまたまたまた明日！」にまとめているの本当に秀逸すぎる！！！！
「またまたまたまた また明日っ！
そっから一歩踏み出してみたいじゃん！」
めちゃくちゃポジティブ！！！！！！軽快なリズムに乗せてポジティブな歌詞を繰り返しているの本当にとても前向きな気持ちになれて元気がもらえます。ポップでファンキーな曲をかかせたら佐伯ユウスケさんの右に出る者はいないですね。
「何する?何する?
知らないことする!(Yeah!)
やってみよう wow wow
何する?何する?
楽しいことする!(Yeah!)
それも悪いわけじゃないよね?」
↑ここのやってみよう！感大好きです。Yeah！とかwowとか歌詞に入ってたら楽しい気持ちにならないわけないだろ！！！！！！聴いててこんな楽しい気分になる曲そうそうない、楽しい気分になりたい人は今すぐ聴いた方がいいですょ！！！！
Life is サイダー - アネモネリア
作詞：宮嶋淳子 / 作曲：秋葉広大 / 編曲：小松一也
TVアニメ「ワンダーエッグ・プライオリティ」の音楽ユニット『アネモネリア』の楽曲です。『アネモネリア』は、大戸アイ役の相川奏多さん、青沼ねいる役の楠木ともりさんわ川井リカ役の斉藤朱夏さん、沢木桃恵役の矢野妃菜喜さんの4人で構成された音楽ユニットです。アニメのOPテーマとEDテーマを担当していらっしゃいます。
ワンダーエッグ・プライオリティ、オモロオリティすぎるだろ！！！！！！！！
ワンダーエッグ・プライオリティ、面白かったですね。「家なき子」や「高校教師」などの人気ドラマを手掛けた脚本家、野島伸司さんが、初めてアニメ作品の原案・脚本を手掛けたオリジナルアニメーションなんだそうです。中学生の女の子達の、儚く不安定な状態を上手く表現した作品だなぁと思います。「Life is サイダー」は、そんな等身大の女の子の悩みを歌ったシュワシュワソングです。明るくポップな曲調と歌詞。明るい中にも、節々に儚さと刹那さを感じられる楽曲となっています。思春期の一瞬の儚さを、すぐに消えてしまう泡(サイダー)に例えてるの、本当に良すぎるだろ、、、
LINE LOOP - サンドリオン
作詞：やぎぬまかな ／ 作曲：木暮栄一(the band apart) ／ 編曲：田中秀和
スターダストプロモーション声優部所属の声優ユニット、『サンドリオン』の楽曲です。以前からthe band apartをリスペクトした楽曲を制作してきた田中秀和さんが、遂に、遂に、遂に！the band apartさんと一緒に楽曲を制作するという、the band apartファンも田中秀和さんファンも注目の楽曲！各楽器演奏陣はなんと、作曲の木暮栄一さんの、the band apartのメンバーさんなので、爽快で気持ちの良いthe band apartらしい音を全開に感じられます。そして、the band apartの大ファンである田中さんだからこその、ポップでとても聴きやすく、なおかつ緻密で丁寧なアレンジ。バンドサウンドのバンド感をそのままに、女性声優ユニットの楽曲として成り立たせているの、本当にすごいし、なんかもう全てがすごい。歌詞も、元「カラスは真っ白」のやぎぬまかなさんが作詞しており、コロコロと変わる複雑なコードに、爽やかさと軽快さを感じる、これもまた複雑な歌詞が綺麗にメロディ乗っていて、本当に素晴らしいです。本当に。全てが素晴らしい楽曲。
あやふわアスタリスク - DIALOGUE+
作詞・作曲：田淵智也(UNISON SQUARE GARDEN) ／ 編曲：広川恵一(MONACA)
声優アーティストユニットDIALOGUE+の3枚目のシングル。TVアニメ『弱キャラ友崎くん』EDテーマです。
土曜日のフライトは、この曲、2021年1月10日に開催されたDIALOGUE＋さんのライブ「DIALOGUE＋PARTY 2021「ぼくたちの現在地」」で、はじめて聴かせていただいて、すごく衝撃を受けたのを今でもしっかり覚えています。
ライブの最後にやったこの曲。ライブ「ぼくたちの現在地」というタイトルとなっている、まさにそれなんです。歌詞に「現在地」という言葉が無限に出てきます。それはまさに、DIALOGUE＋さん彼女たちの"現在"を示す曲だったんですょね。田淵智也さん、本当にプロデュースがうまい、、、
曲のタイトル「あやふわアスタリスク」ですが、歌詞に「アスタリスク」という言葉は出てきません。じゃあ、「アスタリスク」っどんな意味？と思って調べてみると「小さな星」「ポインターに付ける記号」「掛け算」「伏せ字」「注釈記号」と、たくさんの意味が出てきます。いろんな意味を持っているんですね。
なるほど…、つまり「あやふわアスタリスク」は、「あやふわな小さい星たち」「あやふわな位置を指し示す(ポインター)」…と、無限の解釈ができる！
掛け算も、彼女たちが合わさることでの「掛け算」。
伏せ字は、歌詞に
“短い言葉で心を表せ”
回答用紙の空欄たち
と出てきますから、「空欄」という言葉に伏せ字と共通の何かを感じとれます。すごい！こんなに考察が滾る曲、ある？！？！無限に考察できる！考察厨歓喜！！
本当に、この曲のタイトルを「あやふわアスタリスク」って考えた人、天才だと思います。
しかも、この曲アニメのEDテーマなのですが、アニメに出てくるそれぞれのキャラクターが歌詞を変えてカバーしたものが4パターンもあるんです。その歌詞も、キャラクター各々の感情を表現したものになっていて、、、本当に天才だろ、田淵智也さん、、、
編曲は広川恵一さん。空間系のエフェクトで「あやふわ」っぽさを表現しつつ、芯のしっかりしたギターの音。うねりのあるベース。音数過多でありながら、聴いててすごく気持ちいい、、、そして何より、サビのピアノが本当に美しくて、、、
────────キリトリ─────────
おわりだょ〜
記事を書こう！と思ったのが6月後半、10曲選んだのが7月、記事を書き終わったのが、今(8月半ば)、、、。上半期とか言いながら、上半期終わって1ヶ月以上経っちゃった！けど、頑張って書いたので、めちゃくちゃ今更ですが、記事を上げました。もうすでに下半期もたくさんいい曲が出ているので、次はもっとはやく書き上げるぞ！(ウラノミトとかアイガッテ♡ランテとかウラノミトとかアイガッテ♡ランテとか)
長々とすみません、読んでくれてありがとぅ。また下半期楽曲10選でお会いしましょう！それでは。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？