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【伝説のyoutubr】syamu_game氏を尊敬する3つの理由

彼には先見の明があった

登録者数26万人超。
誰にも真似できない動画スタイルで一世を風靡した人物。ヒカキンや当時現役の衆議院議員から応援され、シバターやゆゆうたともコラボした伝説の大物youtubr。それがsyamu_game氏だ。

現在はアカウントごと削除されてしまったが、youtubeやニコニコ動画等に見どころをまとめた転載動画があるので、気になる方は見て欲しい。

オフ会ゼロ人、ネカマに釣られて待ち惚けetc.彼には様々な逸話がある。
そんな事もあり世間での評判はあまり宜しくないらしい。
だが、私は寧ろ尊敬している。それは何故か。
3つの理由を挙げていこう。

1.常識がない

とにかく奇行が目立つsyamu_game氏。例えば、ご両親より部屋や家から見える景色の撮影を禁止されていたにも関わらず「今日はNG出てませんね」と解釈を捻じ曲げ、自ら自宅をバラす動画をアップしてしまった事が有名だ。この一見愚かで無鉄砲な行動は多くの者に衝撃と笑いを与えた。彼もここまで多くの人々に影響を及ぼすとは考えていなかっただろう。自宅を自ら晒すという斬新なアイデアは、登録者数70万人超えの人気youtubr、鈴木ゆゆうた氏などがリスペクト、オマージュしている。

常識が無かったからこそ生まれた、奇跡のアイデアなのだ。怪我の功名、不幸中の幸いとは正にこの事だろう。

2.彼なりの努力が感じられる

彼は懸命に生きる道を模索した。一部の界隈から無職、障がい者といった罵詈雑言を浴びせられながらも、広告収入のためなら努力を惜しまなかった。ゲーム実況、食品レビュー、旅行動画、カラオケ動画etc.特に「ドラえもんとのび太のバイオハザード」というフリーゲーム実況では、無名ながら10万再生以上を獲得していたという。
他にも注目したいのは「僕と君の夏休み」の実況動画だ。大阪育ちのせいもあるのか、独特のツッコミとテキストの自己流アレンジに彼の才能を感じた。大量の動画を撮影しスキルアップに努めた結果だろう。
(↓見どころは15:44 辺りから↓)

他にも対馬(たいま)編集と呼ばれる独特な映像加工技術、ボイス加工、BGM・SEのチョイスなど、独特のセンスに満ち溢れている。
また、対馬(たいま)犬、猫といったVtuberの祖先のような加工を施した動画を2011年頃に投稿していた点も目が離せない。 彼は努力の鬼だ。

3.意外と的確な事を言っている

彼の名言(?)に「アンチコメは、嫉妬でアンチコメするしてるから、まぁそれは、スルーしとけばオッケー」「アレンジなんて、人の勝手でしょ?」「ほならね、自分が作ってみろっていう話でしょ?私はそう言いたいですけどね」などがある。特にこの「ほならね理論」は共感する人が続出したらしい。当時現役の衆議院議員も賛同したという。

この理論は様々な創作物への悪質な批判に対して通用すると思う。動画は勿論の事イラスト、漫画、写真、ブログetc. それらの創作物をつまらない、下手と一蹴するのは誰にでも出来る。

しかし、作られた過程を考えて欲しい。
その創作物を作るのに貴重な多くの時間を割いているかも知れない。批判されたらどうしよう…と発表を何度も躊躇ったかも知れない。バレたら家族や友人、会社の上司や同僚にカゲで馬鹿にされるかも知れない…といった苦悩、葛藤の末に発表した作品かも知れない。それを一瞬で否定されてしまったら、作者はどんな気持ちになるのだろうか。

他人の気持ちを考えて行動・発言する事は、特に感情的な発言になりがちなネットでは意外と難しい。そんな時に彼の言葉を思い出して欲しい。彼の発言は私たちが生きてく上で重要な心構えを再確認する格言だったのだ。

・最後に

私は大量の時間を彼の関連動画視聴に割いてきたが、後悔は全くしていない。彼の動画のお陰で精神的に成長できたからだ。大阪府最低クラスの偏差値である高校を卒業後、専門学校を中退し無職になってしまった彼。しかし、このような経歴を持っていたからこそ、誰にも真似できない作品を制作する事が出来たのではないだろうか。

勿論勉強は大切だし、偏差値の高い学校へ行くに越したことは無いと思う。だが、勉強がそこまで出来なくても才能を持っているヤツは大量にいるハズだ。ネットが発達している現代なら、作品を発表する方法は幾らでもある。

挑戦する事の大切さを教えてくれた彼には感謝の念に堪えない。同時に、彼を嘲笑していた事を恥じに思う。

syamuさん、気が向いたらまたネットに出てきてくれ!貴方にお話を伺いたい。

↑敬語使うべきジャァン…

おわり。



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