人生の選択肢
私は人生の選択を間違えたのだろうか、
そう考えることが多い
目標に向かって走っている時は真っ直ぐただその行く先を見るだけでよかった
障害物が転がっていることはあったがひたむきでいれば絶対にゴールにはたどり着く
だが、いざゴールに立ってみるとここがどこだかわからなくなる
自分の進む方向が前だと思い込んでその道のりが歪曲していたことに気づかなかったのだ
ただ走ることだけをしていたので私は自分が誰だかわからなくなった
今まで自分だと思っていたものは偽物だったのか
わからない自分が怖い
しかしもう体が覚えてしまっている自分の仮面を取り出すのは容易く同時に虚しくなった
今まで完璧だと思っていたのにどこで間違えた
まだ修正はできるのだろうか
何も気づかないふりをして、このまま歩いてみても道はできるのだろう
そのまま歩いてどこまで行くのか
自分の気持ちも感情もどこに行きたいかもわからなくなってしまった
それでも私は生き続けるし、答えを求めることを諦めたくない
これまでの私が見てこなかったものにも関心を持ちずっと見ていたのに手を伸ばせずにいたものに寄り添いたい
願望だけでなく実行に移そう
勇気を持てば人は変われるはずだ