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【エレクトーン】「メモリー」で鍵盤押しっぱなしに。月エレ譜面は特に注意!?

こんにちは。オンラインのエレクトーン講師、武井悟です。

本日はエレクトーンの機能「メモリー」についての説明と注意について書いていきます。

○メモリーとは

「メモリー」とは「リズムが鳴っているとき、押した鍵盤を次の音を弾くまで鳴らしっぱなしにする機能」のことです。
和音の場合も同時に押さえた音はすべて継続して鳴ります。
メモリーは下鍵盤とペダルに設定することができます。
スタンダードモデル以上の機種では、画面横のボタン群の一番上真ん中のボタンから設定画面を表示できます。

メモリーはA.B.C. M.O.C.ボタンから設定できるます
ここが点灯していればメモリーオン状態です。

○メモリーの使いみち

左手のメモリーは和音や自動演奏(アカンパニメント)がコードチェンジのタイミングで途切れ途切れにならないようにするためにとても有効です。
ペダルのメモリーも同様に離鍵時の空白部分を埋めるために使います。カスタムA.B.C.によるペダルにの自動演奏機能を使用しているときもオンにしておいたほうがほとんどの場合きれいに鳴ります。

○メモリーの注意点

まず、メモリーが発動するのはリズムが流れているときだけということを覚えておきましょう。
シーケンスに合わせて演奏する曲なら問題ないのですが、リズムを使わない曲でこの機能を使いたい場合は、音量ゼロでリズムを再生することもあります。

演奏上の注意点として、次の音を演奏するまで鍵盤が鳴らしっぱなしになるので、もし弾き間違えたり隣の鍵盤を一緒に触ってしまったりといった演奏ミスをすると目立ってしまうということがあります。
またスラーを意識しすぎて前の音と次の音が重なってしまわないようにも注意が必要です。メモリーを使う場面では少し早めの離鍵を意識しましょう。

鍵盤が鳴りっぱなしになり、離鍵の空白をなくすことができるメモリーですが、ずっと使いっぱなしだと、たまにくるキメでしっかりキマらないという事態が発生します。
バシッとキメたい部分はメモリーがオフにするようにしましょう。

特に月刊エレクトーン掲載の譜面や初級譜面ではメモリーのオンオフが適切な箇所で行われていないことが多いです(おそらくレジストレーションの個数や表記の簡略化のためと思われます)。
ここぞ!というところでなんかしまらないなぁというときはメモリーがオンのままだったりします。

メモリーがオンかオフかはレジストレーションメモリーに保存される情報で、オンオフを切り替えるには画面を操作するかレジストを切り替える必要があります。
シーケンスを使った演奏の場合はメモリーをオフにしたレジストを新しく保存し、レジストシーケンスで適切なタイミングで切り替わるようにしっかり組んでおきましょう。

以上、エレクトーンのメモリー機能の説明でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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