見出し画像

愛を感じて生きる事

こんばんは。

北海道も、夏らしいお天気の日が続いています。

夏、満喫していますか?

私は自宅の水耕栽培中の成長を
ニヤニヤと夏らしい風景だと感じながら
朝、その植物の命から元気をもらう毎日です。


今日の夜中に
大切な人のお母様が
亡くなりました。

直接会った事は無いけれど
とても真面目で
愛のある方でした。

数年前に先に亡くなられたお父様を
毎日、毎日想って
重度の鬱に。

生きる希望が無くなった
生きる意味が無くなった
私の価値は無い

同じ言葉を言い続ける事数年。

笑顔さえほとんどなくなってしまった彼女の
その姿を見ている家族が
どれだけ辛かったか。

どうして自分には笑わせられないのか
どうして希望を持たせてあげられないのか
どうして生きる楽しさを伝えられないのか

家族も苦しかったはずです。
自分には出来ない事に
悔しくて
情けないと
攻めたこともあったかもしれない。

一家の太陽であるお母さん。
その存在はいつまでも偉大であるけれど
その母が元気をなくしてしまった時
子は改めて母のこれまでの愛に
感謝をするのでしょう。

一番美しいのは
お母様が
お父様を
愛し続けていた事。

本当の愛がそこにはあり
お母様の生きる希望だったのです。

そんな母親をもつ子供は
幸せ者です。
愛のある家庭にいたんだから。


延命治療も出来ない訳ではなかった。
家族は必死にドナーを探しました。
高額だけど、母を助けたいと
ただその一点でした。

そんな家族の思いと裏腹に
待ってくれなかった
母の死。

深い大きな悲しみに包まれて
ただ
家族で肩を寄せ合う事しか出来なかったかもしれない。

だけど
私は
これが彼女にとって
ベストな生き方であり
終焉のタイミングだったと
思えてなりません。

なぜなら
もし延命治療をしても
大好きなお父様は戻って来ない。
精神の疾患は
簡単に治るものでもない。

また
毎日、毎日お父様を想いながら

『なぜ私を置いていったの?』


寂しさに包まれてしまう日々が
戻ってくるわけです。

『お父さんの元へ行きたい』

そう言い続けていた彼女の
最後まで放ったお父様への愛の輝きは
真剣に生きている証であったと思います。

そうであるならば
必ず天で2人が再会する事を
ただただ祈るのみ。

そして必ず
また同じ家族の元へと生まれ変われるように。

彼女の夫への深い愛から
周囲の人は

“真実の愛”

を教わったのです。

彼女のこの世での使命だったのであろうと
強く思います。

謹んで
ご冥福をお祈り致します。

追伸
今月のゴミ拾いテーマ・ペットボトルはたった20分で…これだけの量。

土に還ることのないペットボトルは
しっかりとラベルを剥がして
分別します。

この海が元の美しさに輝くように。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?