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音もだちプロジェクト とは?

今回は「音もだちプロジェクト」の活動内容と理念について書きたいと思います!

音もだちプロジェクトとは、ざっくり伝えてしまうと、2011年3月11日に起こった”東日本大震災の支援活動”です。

支援活動というと、がれきの撤去や被災された方への補助などなど、様々なことが考えられますが、音もだちプロジェクトでは「誰にでもやりやすくて楽しい支援活動」を起点に考えております。

実際に東日本大震災で行われていた支援活動は、自衛隊や重機が入って行われていましたし、まだまだ余震の続く中、寒い中で大量のがれき撤去、生存者の救出、ご遺体の回収といった、支援者自信が死を覚悟しなければならないような、通常の生活では考えられないような過酷な状況での支援されていた方もたくさんいらっしゃいます。

支援が楽しいなんて不謹慎だと思う方も勿論いらっしゃるかと思いますが、”誰にでもやりやすくて楽しい”というのは、「お金を現地で使う」といった間接的な支援の仕方です。

現地にいって過酷な状況での支援は不安があって、行きたいけどなかなか勇気が出ないという方は大勢いらっしゃったかと思います。そんな状況でもやはり少しでも役に立ちたいという気持ちは本物であり、事実、東北大震災において沢山の募金活動がおこなわれ、本当に沢山の金額が集まっていたことは記憶にあるかと思います。

ですが、現地にしっかりと使われるまでにタイムラグがあったり、どこに使われたのかわからない、どういう使い方をしたのかわからない。挙げ句の果てには本当に現地に届いたのかさえわからない、ということが起こりました。当時ニュースでも、現地に必要な時には届かず、いつになっても募金が使われないで放置されてしまうことが報道されていました。

それならば、現地に赴いて、美味しいものを食べたり呑んだり、好きなものを買い物をしたりすることで、お金を使う。それによってお店の経営が潤います。お店の経営が潤えば、従業員の給料になります。そこでお仕事をすることができれば、何もかもを失ってしまった方でも衣食住を賄うおかねを稼ぐことができます。衣食住を賄うためにはやはりお金を使います。そのお金を払った先も同じことが起きます。

観光をして買い物をする=経済を動かすこと=復興の支援活動になる

観光と割り切ってしまえば、誰にでもできること。観光をすれば復興支援につながる。このような考えのもと、楽しい支援活動として観光も含めて支援活動とし、毎年行っております。

音もだちプロジェクトで今年も被害の大きかった女川へ実際の復興具合を自分の目で確かめるために行く予定ですが、沢山の家が流されてしまった場所が去年の時点でようやく更地になり、駅が開設されたところでした。女川ではほぼ全ての民家や施設が流されてしまった地域があり、人の目に/つくかつかないかで、復興のペースが左右されるということをひしひしと感じます。やはり人が多ければその分復興ペースは早く感じます。

今も支援活動をしている団体は、当然のことではありますがかなり激減しています。支援の形もかなり変化があり、ニーズに見合った支援は少ないながらも行われておりますが、被災者様が受けたダメージや、生活環境は5年で完全に解消ができるものではなく、今だからこそ「音もだちプロジェクト」として皆様に再度目を向けて頂きたいとも考えております。

今年も皆さまへ募金を募り、その大切なお金で現地のニーズを聞いた上で贈り物を購入し、石巻の保育所に直接お渡しさせていただきます。結果は後日プロジェクトが終わってから改めてご報告させていただきます。

さらに今年は募金の使い道として、石巻を中心に現在も支援活動をされている「プロジェクト結」様と別日にお話させていただきなにか共同できることがないか、視野も広げております。

少し小難しい話になってしまいましたが、そんなこんなで、9月25,26日と、宮城でサツキと愉快な仲間たちで、思いっきり遊んでこようと思います!

音もだちプロジェクトの報告はしっかりとさせていただきますので、今一度東日本大震災について、観光も含めて検討していただけたらと思います!

ではでは今日はこの辺で。

はいおやすみ!

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