それは女々しいのか、はたまた強さなのか
JUJUさんのライブに行ってきました。
最高でした。
今回のJUJUさんのツアーは「俺のリクエスト」という男性ボーカルのカバー曲アルバムのツアーだったので、ほぼカバー曲で構成されたライブでした。
ライブのMCでJUJUさんが言った言葉がすごく印象的だったのでこちらに書かせてください。
以下、記憶を頼りに書きます。
JUJUさんは今回男性の歌う恋愛の曲を自身が歌うことで気づかされたことがあったそうです。それは、男性目線の想いと女性目線の想いってこんなにも違うんだなということ。
よく恋愛の思い出に対し女性は上書き保存、男性は別フォルダ保存と言われますが、それに近いことをMCでJUJUさんも言ってらっしゃいました。
JUJUさんは恋愛をして、その人への気持ちを忘れて、思い出を書き換えてここまで来られたそうですが(だからまだ独り身なのか。。。と言って笑いをとってました笑)私もこのタイプです。過去の男性に対する想いに囚われたことも、別れても想ってしまうということが一度もありません。
好きだった過去の相手のことを忘れることもなく、ずっと自分の心の中にその記憶を持ち続けている男性のことをJUJUさんは
「忘れないと決めている男性の強さ」
と表現されていました。
昔の恋人のことをいつまでのネチネチと(言い方)想い続けている男なんて、女々しいって一般的には言われるんじゃないかなと思います。
私もそういう過去の女性を引きずっている男性に対し、女々しいという言葉を使ったことがあります。
もう会うこともない、触れることもできないであろう女性のことを、いまだに覚えていて、その想いをずっと胸の中で忘れることなく大事にしまい続けている男性。
「あの人のことを忘れない」と決めているその男性の想いを、JUJUさんは強さだと言いました。
いや、忘れないと決めているのではなくて、忘れたくても忘れられないだけなんじゃないの?それってやっぱり女々しいんじゃないの?なんて思う人もいるかもしれませんが、「忘れない」でも「忘れられない」でもおんなじ、”忘れないと決めている”男性の意思なんだろうな、とJUJUさんの言葉を聞いて私は感じました。
好きな人との別れはつらいものだけれど、その想い出を手放すことなくその人との思い出ごと生きていこうとしている男性は実はとっても強いのかもしれません。
想いを忘れることの方がラク、持ち続けることの方が辛い。それでも、持ち続けることを選ぶことは強さである。
新たな視点をくれたJUJUさんに感謝です。
ライブ最高でした。今まで本当にたくさんのアーティストのライブ・コンサートに行きましたが一番泣きました、今日。
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