堂本さんたちの会話が尊い

祝 12/1(水)FNS歌謡祭第1夜 KinKi Kids出演!
25周年メドレーを歌唱されるということでとっても楽しみです!
そしてその発表のために11/18に公開された宣伝動画…
たった1分半の動画にも関わらず、めちゃくちゃ擦りまくってます。

https://twitter.com/fns_kayousai/status/1461091782490529800?s=21

この動画、「朝食は洋食派?和食派?」って質問してて、ふつうは「僕は洋食派です」「僕は和食派です」ってそれぞれが答えるはずなのに、
なぜか主語が僕らは〜って言いかねないというか、あいまいなんですよね!
たった1分半の動画なのに、KinKi Kids〜って感じで最高。

まず問いかけられて「どっちもいくよな?」って言ってる光一さんに
視聴者が「えっなんで自分のことなのに相手に問いかける?」って面食らってると、
「でも朝は起きてません 食べません」って言い出して
こちらとしては「さっきどっちもいくよなって言ったじゃん」ってビックリしちゃったところに
剛さんは剛さんで「昼過ぎに和食かな」とか言ってて
「いやそれ朝食じゃなくて昼食では?」ってみてるみんなが総ツッコミな気持ちになってると
いつのまにか
「それでは…」ってまとめに入るんですよね。

たぶんこれがもう少しグループとかお笑いコンビだったら随所随所で
「いや、朝ごはん食べないんかーい!」とか
「それは昼食じゃないかーい!」とかツッコミが入ると思うんだけど、
KinKi Kidsは相手がなんか道筋不明なこと言い出しても、「はいはい」ってスルーするか(これは剛氏)、時間があると「そういえばこうだよね!」って明後日の方角から共感して乗ってきて別の会話に脱線していく印象(これは光一氏)。
ツッコミ不在なんだよ…
多分「あーいまこの人こう思ってるんだろうな」って思ったら別にもうわかったから言葉にしなくていいやって思ってさらっと会話が進むんだろうな…
それが、長い時間を共にしたわけでもなければ友達でもない我々には「なんでこれで会話が成立してるの?」ってわからず、置いてきぼりにされてゆくのです…
なんと尊いことでしょう。合掌。

絶対光一さんは「いや、なんーも考えてないっすね!」ってバッサリいくと思うんだけど、
何にも考えてないからこそ面白すぎる。

これ、2人だけの会話だからよりディープな堂本語になっていて、
ブンブブーンだとゲストがいる分もう少しマイルドな堂本語で私のようなビギナーでもわかりやすくなってる気がする。
でもゲストとか2人以外の第三者がいるときにも、
なぜか片方が話してることをもう片方が補足したり、
2人で交互に話して1文が成立してたり、
片方が話してることをもう片方が補足してるんだなーと思ってたらいつのまにかもう片方の話になったと思ったら最終的に主語が「我々」で着地してることもあって、会話がアクロバティックですごく面白い。

ソロで2人がそれぞれ話してるのを聞くと、
理路整然としててわかりやすい!って思うのに、
2人揃うと堂本語になっちゃうんですねえ。
さすが、芸歴30年の厚みは違う…

キンキキッズ、なにかの番組で2人は全然タイプが違うんですよって自分たちで説明して、MCだかゲストの芸人さんに「ボケとツッコミってことですかね」って言われてたけど、
私からみてると2人ともボケとかツッコミとかそういう役割を2人の間で分担することなく、
とにかく自然に「2人でいる」ということに徹してるのがすごい独特で面白いんだなーと思う。
そしてその独特な雰囲気が30年続いてるので、
周りにはわからなくても「あーもうこういうことね」って思ったら説明せずに進んでいて会話も独特のペースになっている、と。
ああ、尊い!

心ゆくまで2人きりで話してるところ見たいなあーと思って、コンサートでMC拝めないかなあーとお祈りしてたら、
来ましたドーム公演22年元旦のお知らせ!!
滾るわー!!

私はきっと、KinKi Kidsのドーム公演にその場に参加して、この目で2人きりのおしゃべりを目に焼き付けてきますね!

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