KinKi Kids尊み伝説

KinKi Kidsを好きになればなるほど、エピソードが本当にフィクションはだしで逃げ出すほどドラマチックもりもりでぶったまげては尊さに手を合わせています。
まだまだ耳に聞くものの目にしてない伝説エピソードがたくさんあるのですが、わたしの知った中で尊すぎてびっくりしたエピソードを羅列します。
※基本的に発言は引用でなく大意なので言い回しが違っていてもご容赦ください
※元となった記事や出典元を記録していないので、不確かであることをお許しください。
※2000年代のエピソードは未履修です。

「この人こういうことで萌えたのか!」という記録としてご覧ください。

事務所入りエピソード
・姉が送った履歴書がジャニー喜多川の目に留まり直電でコンサートに招かれる(オーディションなし!)
・2人が出会った横浜アリーナ公演で光一さんは事務所入りを決め、剛さんも同時に承諾する
・2人同室で泊まる

KinKi Kids基本のキのエピソードから尊すぎて頭抱えちゃいますわ…
光一さんの会報の過去インタビューなどを読んでると
「剛くんに会ったときに運命だと思った」
「事務所に入ったときから、ずっとこの道で生きていくと決めた」と言ってて、
その前に招かれた神戸の時はきっとまだ心決めきれなかったのが、横浜で心が決まったのでしょうか。
お母さまが、「よろしくお願いします」と頭を下げた姿が印象的、と後に語ったということは、堂本家ではかなり慎重な話し合いが持たれていたのかなと想像してしまう。
光一さんは事務所入りする前から家族と一緒にジャニーズの舞台をご覧になっていたそうだけど、そこで魅せられて、事務所入りした時には将来をこれと決めて、今に至るまでずっと、舞台の板の上の人生を歩んでいるのすごすぎませんか?
光一少年の写真見ると、とにかく愛らしくてかわいくて、この子が胸にめちゃくちゃ固い意志と目標を掲げてるんだと思うと全てが美しすぎて泣いちゃう。
そして、剛さんは断ろうと思って横浜アリーナを訪れたそうだけど、隣で入所を決めた光一さんをみて、つられて承諾したと読んだことがある。
でも、剛さんは一方で光一さんの第一印象を「マジメで気が合わなさそう」って評していて。
そんな初対面で、気も合いそうにない子につられて意を翻して大事な決断しちゃうってどういうこと!?って聞きたくなる。
でもきっと問いたださないで案件なのかな…
いつかキンキの伝記映画ができるときに語ってほしい。

関西→東京通いエピソード
・毎週京都駅で待ち合わせて東京に通っていた
・待ち合わせに遅れた光一さんを置いて先に東京向かったら「危ない!」と怒られて嬉しかったと語る(有名な愛かたエピソード…!)
・新幹線内で鼻毛抜きゲームして遊ぶ


いやもうかわいすぎる。
毎週京都駅に送ってた親御さんたちの気持ちを考えちゃう。
自分の息子が(履歴書送るほど)超かわいいのはもちろんなのに、おまけにペア組んだ子も礼儀正しくて良いところの子でかわいらしくて。
中学生の末っ子長男な息子が毎週末ひとりで東京通うってなったら心配だろうし、一緒に行く子がもしもとんでもない子だったらとても承諾できないと思うんだけど、この子となら大丈夫って信頼できたんだろうなと想像して、すごいなと思う。
親御さんたちがおそろのポーチを持たせたという逸話も聞いたことあって、本当にかわいかったんだろうなあ…
そして、鼻毛抜きゲームなんて無邪気なバカ男子遊びしてた子達が、不惑の歳を超えても一緒にいるの端的にすごすぎる。
あと愛かたエピソードはもう私が語ることは何もない!!人類が絶滅しても歌い継ぎ、エピソードも銀河の伝説として語り継がれてくれ。

ジュニア時代
・ファーストコンサートから自分たちで振り付けや構成を考えた

どどどエリートここに極まれり…!
言葉を失うよ。
関西から出てきたボーヤたちがファーストコンサートから自分たちで振り付けまで考えるって!すごすぎる。
このときまだレッスンを受け始めて数年だと思うんだけど、たった数年で何千人もの人の前で歌って踊ってしかもそれを自分たちで考えてやったってとんでもないことでは。
キンキキッズのすごさは、自分たちで考えてやってきたというところにある。
それはセカンドシングルがイノセントウォーズにほぼ決まっていたところを、光一さんが愛されるより愛したいを推して決まったというエピソードにもあらわれてると思う。
まだハタチにもなってない子の意見が通ったっていうのは、それだけ周りの大人が納得するだけの説得力があり、且つ、周りの大人の圧に負けないだけの強さがあったのだろう。
イノセントウォーズの作詞家の売野先生のインタビューに、「今でも1年に1回くらい、なんでこんなにかっこいい曲なのに とため息をつくことがある」と読んだ。
20年以上も経ってなお、冗談混じりとはいえこの恨み節を書くってよっぽどのことで当時も凄まじいものがあったんだろうと予想できる。
イノセントウォーズももちろん良い曲だし、未満都市の内容にぴったりだったけど、愛されるより愛したいがシングルとして発売されたことは20年経った今では納得度が高い。
それにしても、ファーストコンサートのセルフプロデュースにしても、愛されるより愛したいエピソードにしても、当時まだ10代!
キンキがすごいなあ、尊いなあ、と思うのは、この熱量をそれぞれが抱えてたってこと。
片方だけが燃えていてもう片方はついていくっていうのではなくて、二人とも熱量高くて、まじめで、プロ意識が高くて、努力家というのがあまりにもKinKi Kids…!
これはたしかにほかの人と一緒にグループを組ませようと思っても、ちょっと難しそうな気がする。
堂本か、それ以外か、ってなりそう。
2人ぼっち神話!

音楽的素養の豊かさ
・キャリアの長い期間で音楽番組に携わる
・10代後半ー20代前半からそれぞれ自作曲をコンスタントに発表する
・合作曲がある

当たり前すぎて書くのが恥ずかしいんだけど、アマプラでみてビックリしたのがKinKi Kidsの楽曲の豊かさ。
考えてみれば、KinKi Kidsはキャリアの長い期間で音楽番組のMCを務めていたし、その中でギターも習ったから、音楽的素養の豊かさは当たり前じゃんって話!
…ではないと思っていて。
音楽番組のMCを長いことやってたって、その出会いを自身の他のコンサートや楽曲でもお願いするくらい縁を大事にできるかといったらみんながみんなそうではないし、
番組でギターを習ったからってその後ずーっとみんなが続けるわけでもない。
でも、キンキは2人ともその後も続けて、当たり前に今のキャリアの一部にしていることが、当たり前ではなくすごいことだと思う。
番組で取り組んだことを、「テレビだから」とテレビの中だけの話にするのではなく、自身のキャリアの中に連続したものとして取り入れる誠実さが尊い。
KinKi Kidsのやることは、ウソじゃないんだな、と信じられる。
剛さんはインタビューで繰り返し、「言葉は変に切り取られたりすることがあるけど、音楽では嘘がない」とおっしゃっているけれど
その剛さんが信じている音楽で、2人が曲を合作して、節目節目でファンに届けてくれること。
あまりに誠実で魂が美しすぎて泣いてしまう。

20周年剛さん不在時の伝説のエピソード
・光一さんの歌番組ひとり出演Anniversery2番を歌う
・20周年記念イベントPartyで依頼し出来上がったTopaz love

ちょっと感情が巨大すぎて何を綴ったらいいかわからない。
光一さんはメディアから取材で「相方はどんな存在か」聞かれても正面からその思いをストレートに語ることはなさそうだけど、アニバーサリーの2番を敢えてその場にふさわしいと思って歌番組で歌ったこと、直球に剛さんへの思いがあふれていて、すごすぎる。
このときリアタイでキンキファンだった方々はいったいどういう気持ちでこれを受け止めたのであろうか!
2人での活動が叶わなくても、光一さんが、絶対に剛さんの手を離さなかったこと。KinKi Kidsという場所を守り抜いたこと。
まだ、剛さんの復調など、先の見通しが立っていなかったであろうイベントParty。あのタイミングで、新曲の歌詞を依頼するってすごいことだと思う。
光一さんはどのインタビューを読んでいても未来の約束や展望を簡単には語らない。
でもあのとき、たしかに、絶対に剛さんの手を離さずに、この新曲を2人で作って、2人で歌う未来を信じたんだと思うと、もう、胸がいっぱいになる。
そして、その手を振り払わずに、Topaz loveの歌詞を作り上げた剛さん。
そんな期待をされても困るってことあるかもしれない。Partyの記憶は辛いものであってもおかしくない。
アン/ペアのカップリング曲「squall」は、Partyのあの日の光景だろうとファンの間で推察されている。
そんなsquallを剛さんは最近のラジオで好きな曲だと紹介していた。
あの日あのときの思いを、剛さんは受け取って、いまKinKi Kidsの活動をされてるのかなと思うと、すごすぎる。

ジャニーさんへの弔いかた
・「ジャニーさんからもらったこの翼をこれからも大事に、剛くんとこれからも生きていきたいと思います」
・「あの日2人の間にあった友情の歌です」
・「光一がジャニーさんの死を受け入れられてないのかなと感じたから、KANZAI BOYAの歌でジャニーさんのモノマネをすることで乗り越えてほしいと思った」

2人の恩師ジャニーさんが亡くなって、ファンになる前の私は「剛さんのほうがすごい落ち込んだのかな」って思ってたんだけど、ファンになっていろんなエピソードに触れると、光一さんの方が剛さんから心配されていたよう。
ThanKs2youコンサートがすごく好きでよく円盤を見返すのだけど、初見でみたとき「2人ともこのコンサートは誰よりもジャニーさんに捧げてるんだな」って思った。
そういう風にかたや率直に故人とそばにいる相手への思いを誓うように語り、かたや2人をモチーフにした歌をつくり発表したこと。あまりにドラマチック。
そして、なかなか死を受け入れられないという光一さんへの癒しの過程として故人になりきって歌い踊ることを提案する剛さん、乱暴な言い方だと愛が重すぎる…!!もはや儀式じゃないか。
そしてそれを受け入れた光一さんよ!!
さすが愛のかたまりを作ったペアなだけある。
エピソードが、物語を超えているよ…

ここからは、ブンブブーンでの2人を見ていて感じる尊さ

・すぐ相方の発言や状態をもう片方が補足する
クイズなのに片方が補足しちゃったら勝負にならないじゃん!と思ってニコニコしちゃう。
あと、片方が思ってることをなぜか片方が説明するのもよくあってかわいい。もう42歳なのに他の人に説明まかせてる!

・ゲストより相手を優先する
いま明らかにゲストより相方を見て発言してるよねってことが多すぎる

若者に対して真摯
2人ともたぶんものすごく若い頃から仕事をして、傷つくことがあったからか、若者に対する目が優しく、そして姿勢が真摯でウソがないところが素晴らしい。
わたしは、2人が10代の頃に過ごしていたような仕事の仕方は、本来10代の子供にさせるようなやり方じゃないと思うし、そこで2人がどれだけのことを犠牲にして、傷ついたのだろうかと思うと本当に辛い気持ちになるけど、そんな2人が、年若い者から相談をされたりがんばってる姿をみて、素直に心を震わせて心からのアドバイスを送り人生がより良い方向に進むことを祈っているのをみると、本当に美しいものはどんなことがあっても汚れないんだなと、高潔な魂をみる。

テレビ的であろうとしない姿
上の若者へのアドバイスもそうだけど、とどのつまりKinKi Kidsの何が魅力的って、「テレビだから」という言い訳をせずに、出演する方々に対して誠実に接しているからだと思う。
それはもちろん、今でもマスクでの撮影を続けていることにも表れてる。
どんなに表で取り繕っても、裏でひどい態度をとっていたり、プライベートをだらしなく過ごしていたら、KinKi Kidsくらい知名度がある人たちだったら、絶対どこからか漏れてスキャンダルになると思う。
だからこそ2人は変に取り繕ったりせず、芸能人/芸能人以外と関係なく、出演者に対しても誠実に、変わらずに接するんだろうな、と、思うと、本当に真のスターなんだな、と実感する。

KinKi Kidsの2人が、2人ともものすごく努力家で、誠実で、ひとつひとつの事柄に真剣に向き合うまじめな人柄で、とにかく極上の魂の持ち主であること。その2人がペアになってること。
ただ名字が同じで同じ日に光GENJIのステージをみにいったからという運命なだけじゃなくて、
履歴書をみたときに、あるいは2人に出会ったときに、そこまで見抜いたのか?
ジャニー喜多川にいつか語ってほしかった。
もうそれは叶わないけれど、ジャニー喜多川はやっぱり間違いなくとんでもない審美眼を持った名プロデューサーなんだなと、2人をペアにしたことに心から感謝したくなるのでした。

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