「役割」について考えた

人はそれぞれにそれぞれの場所・環境で色々な役割を担いながら生きている。

自分を取ってみても、家庭では「夫」であり「父」である。職場に行けばあれやこれや色々な役割を持つ。

役割それぞれに求められているものがあり、正直、それを全てパーフェクトにこなすことは実に難しく、どれかを立てれば他に歪みが生じることだってある。

今日、職場にいる幼馴染の子と話をする中で、育児について相談を受けた。
相談内容は「育児」と「仕事」の両立についてである。今度3歳を迎える子供をこども園へ入れるからもっと働いた方が良いのか?という話だ。

正直私は人に誇れるほどの育児が出来るわけでもないし、子供達から見れば少し不満があるかもしれない。妻にしてももう少し助けて欲しいと思っているに違いない。

そんな私だが、よその家庭は客観的に捉えることが出来るからアドバイスだって出来る。

今回言ったことは、「職場にとって、都合のいい人間になってはいけない」ということと、「母親の役割を大事にするべきだ」ということだ。

最初の助言は、自分にも当てはまるのだが、何でもホイホイと仕事を安請け合いしてしまうと、頼みやすくて、別の仕事が回ってくることによって、きちんと消化できない恐れがあるからだ。
ちゃんと自分のキャパを把握して、出来る範囲内でのみ仕事を受ける。これは重要だと思う。ちゃんと断る勇気も必要だ。
無理に受けて相手が求めるクオリティで結果が出せなかった時が申し訳なさすぎる。

二つ目のアドバイスは単純に子供にとって母親の存在の大きい。だから、無理に職場の都合に合わせる必要はなく、自分の都合=子供の都合に合わせて仕事をするべきだということ。
それによって会社も母親にとって働きやすい環境を整えていくキッカケになるかもしれない。

前回書いた介護業界の人材確保についてと関係してくるが、こういった女性にとって働きやすい環境を作ってあげること、母親が子供に合わせて動きやすくしてあげるように配慮してあげること。これが大事なんじゃないかなと思う。

最後にこれも言っておきたい。

男性にも働きやすい職場であって下さい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?