1年間の受験勉強を振り返る(かなり長い)

(この記事は4年前に受験を終えている友達にはなんの得にもならんのはわかってるけど結構読んで欲しいと思ってる。あと検索で引っかかった東進生がいれば参考にしてもらえるといい箇所もあります。)

大学に行きたいという思いをままに伝えたのが2019年の年末ごろでした。年明けには立教大学に行きたいということもなんとなく決まっていました。これが意外にも沖縄に戻ってから3ヶ月も経ってないくらいだったので、さすがにそこからすぐ勉強モードにはなれませんでした。一生勉強しないつもりだったので。

というか最初は立教大学なんて夢のまた夢だと思ってたので、本当に受験するのかどうかすら自分でもわかってないようなところがあったりもして、まだ気持ちもふわふわしていました。

ただ自分は英語がとても苦手で、もし受験するなら1番時間をかけないといけないことと、英単語を覚えるのがめちゃくちゃ苦手だということだけは自覚していました。

だから、年明けてすぐにガチ勉強モード!!にはなれなかったし、本当に受験するかもまだなんかわからん!て感じだったけどとりあえず英単語だけはどっちにしても損は無いだろう、とりあえずやり始めておこうと思って2020年の1月から、英単語だけは毎日やっていました。

予備校に通うことは、受験をきめたときから意識はしていましたが、最初は自分のやるべきことが明確だったので自分には必要ないと思っていました。お金もかかるし最初は自分で勉強して、そのうち必要になったら行こうかな、くらいに考えていました。

そうして1月と2月と3月の中旬までバイトしながらとりあえず英単語を毎日やるという生活をしていました。最初はなんだか本当に受験するのかもよくわかっていなかったけど、やってるうちに冷静に考えても受験をしないという選択肢はないよなーってことに気づいていって、3月中旬からは、インスタグラムでも報告していたように、本格的に勉強を始めました。

とにかく自分は英語が苦手だったんですけど、その原因が、英文法を全くと言っていいほど勉強してこなかったことにあると思っていたので、最初はNext Stageをずっとやっていました。でもあまりにもわからなくて頭に入ってこなかったので(やばい)、3月末からはForestを読んでそのあとNext Stageをやるというやり方に変えました。全部音読してたので、毎日3時間くらいはずっと英語を読んでる感じになりました。

現代文は自分で買った演習用の参考書を解いていたのですが、なんとなく現役のときより読めてる感覚があったので、そこまで心配していませんでした。

古典にも苦手意識があったので、最初は英語と同じように基本と単語と文法を繰り返しやって覚えている段階でした。

数学には苦手意識はあったものの、もともと理系だったこともあって、文系の人よりは出来るだろうと思い込んでいたので(実際は全然そんなことなかった)基礎とかやらずに、英語と国語やってもまだ時間に余裕がある日にチャートを進めていました。(またあとでも述べますが、基礎を完全に忘れていたので全然解けなかったし全く定着していなかった)

こんな具合で、3月中旬〜6月までは自宅で勉強を進めていました。1日6時間〜9時間ほどやっていたと思います。もちろんこれは毎日継続していたわけではなく、なかなか集中できない日や、疲れてできない日もありました。それでも6月まではなんとか自分で勉強できていました。

7月に入ってからは、この3ヶ月半の疲れと夏バテが一気にきて、急に全く勉強できなくなりました。ずっと家に籠って勉強することにも耐えられなくなってきて、長くても4時間くらいしか続かなくなってきました。そしてちょうどこの頃、英語は思ってた通り基礎力が定着してきた感覚がありましたが、数学と古典は自分の勉強のやり方に限界を感じ始めていました。この3ヶ月半で全く成長が感じられなかったのです。


そこで、7月になって、このままでは確実に合格できないと思ったとき、今が予備校に行くタイミングだと思って友達に相談して、8月から東進に行くこと決めました。

最初の学力診断テストでは、

英語 R 72/100   L48/100

数学ⅠA 33/100    数学IIB 19/100

国語 110/150

ちゃんとは覚えてないけどだいたいこんな感じでした。

数学がびっくりするくらい悪いですが、高校で一回ちゃんとやってたので、東進でプロに教えてもらえれば大丈夫だろうという思いがありました。

このレベルに合わせで紹介していただいた授業を受けることになりました。

東進では授業とは別で、高速基礎マスターという基本的なことを繰り返して定着させるコンテンツがあるのですが、それも授業と並行してやっていました。

高速基礎マスターは、数学なら教科書レベルの問題を全範囲、英語は英単語、英熟語、文法の基礎といった本当に基本的なところを固める内容になっています。英語の基礎は自宅でやっていたので、本当に超高速で進められました。この高速基礎マスターの数学をやっていたとき、初めて自分が数学の基礎力が現役のときよりも著しく衰えていたことにきづきました。数学は大丈夫だろうと高を括っていましたが、全くそんなことはなかったのです。数学の高速基礎マスターと授業を受けて、かなり数学は伸びました。現役のときよりもずっと出来るようになりました。(ちなみに授業は志田晶先生のものを取っていました。めちゃくちゃわかりやすかったし、授業のたびに出来るようになっていく感覚があったので、それもたのしかった。)

古典は吉野敬介先生の基礎からパワーアップ古文(ニュアンス)。古文は拒否反応を起こすまであったけど、先生のおかげてなんとか持ちこたえた。結局最後までよく分からなかったけど、最初に比べたら割と出来るようにはなりました。

英語は渡辺勝彦先生の逆転合格への道(みたいなタイトル。ニュアンス。)先生がぶっとんでてやばくておもしろかったし、少しはできるようになったと思うけど、やっぱり英語は苦手であまり伸びなかった。

東進に入ってすぐは、現代文のテストだけ成績が良かったのでとりあえずは授業はとらないことになりました。

こんな調子で勉強をすすめて、10月には共通テストの演習を10年分、立教の過去問も始めました。

過去問演習も終わった11月中旬頃、先生からの提案もあって自分受けたいと思っていた私大向けの現代文の講座をとりました。(親にも内緒で自費だったのが結構キツかった。)

この講座は今でも大好きな宗慶二先生の授業だったんですけど、自分でお金出した、いやそれ以上の価値のある素晴らしい時間になりました。ほんっっっっっとうに楽しくて!!!先生の話は面白いし、自分の語彙力のなさに改めて気づくいい機会になったし!そして何より宗先生が(私からしたら)あまりに博識で、言葉選びのセンスも、何気に先生が着てる服とかも毎回見るのが楽しみで!

宗先生は(確か)医学部→経済学部(うろ覚え)という経歴をお持ちなので、本当に知識が広いんですよ。だから、先生の授業を受けていると、早く受験なんか終わらせて大学で授業受けたりたくさん本読んだりしてもっと色んなことを知りたい!勉強したい!先生みたいになりたい!という気持ちが日に日に強くなっていきました。

なかなかの長文になりましたが、一旦ここで終わり。後半は別で出します。

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