体験記|リサーチのために施設に電話して感じたこと
こんにちは、佐藤です。
リサーチをしていて、
・公式ホームページに欲しい情報の記載がない
・二次情報しか見つけられず、納品できない状態から抜け出せない
・問い合わせフォームに個人情報を入力するのはなんとなく嫌だ
・施設に電話して聞けばいいのだろうけど気が引ける
など悩んだことはありませんか?
私も同じ悩みに直面して、不安なまま納品するのは嫌だと思ったことがあります。
信頼できる情報を見つけようとリサーチを続けても、出てくるのは個人ブログやSNSなどの二次情報ばかりでした。
そこで私は、信頼性のあるコンテンツを作るために、直接、施設に電話してリサーチをして多くの事を学びました。
この記事では、同じように悩みを抱えるライターの皆さまに、私の経験を通して、
・電話で確認しようと思った理由
・具体的な電話でのやり取り
・相手の反応
・電話で確認した感想
をお伝えします。
この記事は、最後まで無料で読めて、所要時間は3分です。
電話で直接リサーチすることを迷っている方の、背中を押せるような内容にしましたのでぜひご覧ください。
※本記事に書いているリサーチ内容は、実際のものとは異なります。
仮の案件として、「レストランに子ども用のイスがあるか」というリサーチ内容で、話を進めますのでご了承ください。
電話で確認しようと思った理由
電話で確認しようと思った理由は、いくらネットで調べても一次情報が出てこなかったためです。
レストランの情報なので、公式サイトに記載がなければ一次情報は存在しないことになります。
電話確認を決意するまでの流れを説明しますね。
私は、レストランのサービス内容を比較する記事の、構成を作成していました。
1件ずつお店を検索して調べましたが、ほとんどの公式サイトに「子ども用のイスの有無」が書かれていませんでした。
子ども用のイスの有無は、記事の中で重要な意味をもつ要素だったので、書かないわけにはいきません。
同じようにレストランをまとめた記事も見つけましたが、全てが二次情報です。
そこで、とあるライター講座で聞いた言葉を思い出します。
「体験をもとにできるライターは強い」
「不審に思われたらどうしよう」とか「記事にするなら掲載料を払え」とか言われたらどうしようという不安が心をよぎりました。
それでも、ライターとしての成長につながると考え、レストランに電話して聞くことを決意したのです。
具体的な電話でのやり取り
レストランには、お客さんを装うわけでもなく普通に電話しました。
注意点をお伝えするなら、事前にイメージトレーニングをしておくことをおすすめします。
自分の家族構成やレストランを使う理由(誕生日など)、まだ日程は決まっていない、などです。
本当に自分が行くイメージをもって電話しないと、言葉に詰まる場面があります。
具体的な電話でのやり取りは以下のとおりです。
レストラン:お電話ありがとうございます。レストラン○○です。
佐藤:そちらのお店に子ども用のイスはありますか?
レストラン:お子様連れでいらっしゃるということですか?
佐藤:そうです。
レストラン:ございますが、お子さまは何歳くらいですか?
佐藤:えっと、3歳です。
レストラン:大丈夫ですよ。このお電話でご予約を承れますよ?
佐藤:あ、えっと大丈夫です。
レストラン:??
佐藤:まだ日にちが決まっていなので。
レストラン:かしこまりました。
こんなやり取りを10件くり返し、すべてのレストランの状況を確認しました。
相手の反応
相手の反応は、普通に教えてくれたり、いぶかしげな反応をしたりとまちまちでした。
疑うような反応をされた時は少し焦りましたが、事前にイメージトレーニングをしておくと乗り越えられますよ。
通常のお客さんと思ってあたたかく対応してくれたレストランには、少し申し訳ない気持ちになりましたね。
電話で確認した感想
電話で確認した感想は、「やってよかった」です。
理由は、
・Web上の記事では「子ども用イスあり」となっていたが、実際は無いレストランが存在した(10件中1件)
・店の名前が変わったレストランがあった(10件中1件)
・自信をもって納品できるコンテンツになった
・記事の信頼性を高められた
の4点です。
もし二次情報だけで納品していたら、クライアントからの返信が来るまで不安だったと思います。
まとめ
最後までお読みくださりありがとうございます。
本記事は、ライターなら誰もが経験したことがある、「リサーチでほしい情報が出てこない」ときをテーマにしました。
内容をまとめると、
・直接リサーチはやった方がいい
・自分のコンテンツに自信を持てる
・電話の前はイメージトレーニングを
です。
直接リサーチをする前はさまざまな不安がありましたが、今となっては、やって良かったと思っています。
今は電話での問い合わせができない、お店や施設も多いと思います。
でも、やってみると意外とすんなり調べられるのかもしれませんね。
次は、個人情報の入力を求められる問い合わせフォームに挑戦してみます!
欲しい情報がなかなか出てこないライターの皆さんも、ぜひやってみてください!
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