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10か月を迎えて

今日から38wに入る。

昨年の秋から年明けにかけては仕事が忙しく、産休に入ってからもなにかとバタバタの毎日だった。
産休に入るくらいのころ、転院するかしないかでそわそわと過ごし(低置胎盤と診断されて総合病院へ転院となったが、転院先で胎盤が上がったことが確認されて、もとの産院に戻ってもいいですよ、ということになった)、急な引っ越しがあったり、出血で入院したり(結局、内診出血だった)…と、落ち着かない日々を過ごした。
37週の正産期に入って少しホッとした。でも本当にホッとするのは、4月2日が過ぎたころ、4月生まれであることが確定したあとだと思う(わたしの住むエリアでは、早生まれの子を保育園に入れるのは大変らしい)。
とはいえ1日1日が貴重なのだから、あんまり余計な心配をせず、意識しすぎず過ごしたい。

ドンっと突き出たおなかはもうおなじみのものだけど、人の体のかたちはここまで変化するのだなあと驚く。あと半月もすればこのおなかともお別れと思うとさみしくなる。

*今の心境
予定日を2週間後にひかえた今、正直不安でいっぱい。もうすぐ会える!というワクワク感もあるけど、圧倒的に不安のほうが大きい。出産も育児もあまりに未知の世界。わたしは初めてのことに慎重で、エネルギーを費やしすぎるところがある。

これまでは初めて挑むことでも、失敗したって死ぬことはないしと思って取り組んできた。
だけど出産はそれが通用しない。
無痛分娩で出産するのにこんなに弱音を吐くのもどうかと思うけど、母子ともに命をかけることに変わりはない。
本当に本当に本当にホッとするのは、出産後なんだろうな。

あとは、大好きな桜が満開なので、赤ちゃんが下がらないかヒヤヒヤしながらも、なるべく桜を見にでかけている。歩かないほうがいいのかもしれないけど、家に閉じこもっているのはストレスだから。
来たる育児の日々に向けて、ストレスをためない練習をしなければ、と思っている。

*マタニティ生活で感じたこと
妊婦になってから、他人の優しさに感謝することが増えた。公共の乗り物では席を譲ってもらえるし、どこへ行っても何かと気を遣ってもらえる。
あとは、まわりの人たちが明るい言葉をかけてくれるのもありがたい。未知の世界に怯えているときに、「楽しみですね!」の一言で、気持ちが少しだけ楽になる。そうだ、楽しみなことなんだ、と思い出すことができる。

あと2週間、この子と一心同体の日々を、しっかりと味わいたいと思う。

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