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初診、ガタガタをほめられる

よしっ、婦人科に行くぞ!行くぞ!…と勢いがあるうちに、評判のよさそうな婦人科を探して行ってきた。

こういうとき、勢いって大事だなと思う。いろいろ考えてたら先延ばしにしていた気がする(仕事と検査・治療を両立できるのか、仕事の繁忙期がすぎるまで様子を見てもいいんじゃないか、通院がストレスになるのはかえってよくないんじゃないか…とか、いくらだって思いつく)

近所にいくつかある婦人科の中から、勤務先にむかう途中にあり、院長先生の評判がいいところに決めた。ネットでのクチコミを要約すると、院長先生は的確で癒し系、実績もある、でも予約はできないからいつも激混みだよ!という感じ。激混みだよ!にひるむが、このくらいは目をつむらねば。

少し早起きし、オープンの30分前に行ったのだけど、診察室に入れたのは受付してから2時間以上あと。だけど待ち時間は外出もできるので、ちょっとした息抜きタイムに使ったり、細かい用事を済ませたりできる。なんなら仕事なんかも終わらせて、スッキリできる。あらあら、待ち時間も悪くないねえという意外な後味に。

指定された時間に婦人科にもどると、すぐに名前が呼ばれた。さあさあ何が待ち受けているのか…とドキドキしながら(でもこれが子どもを迎えることへの、しっかりとした?第一歩なのだと思うと、けっこううれしくもあった)、診察室に入ると、院長先生が座っていた。

先生と話し始めて、1、2分。なんでもっと早く来なかったんだ…!と、脱力感と安堵が入り混じったような気持ちになった。

ふんわりとしていた知識やこれからの作戦が、しっかりと輪郭を持つ感覚。やっぱりプロの力を借りるべきなんだ。あたりまえだ。

意外だったのが、自分ではガタガタだと思っていた基礎体温表を「きれいですねー」と言われたこと。えっ、こんなもんでいいんですか?と聞き返すと、全然きれいです、基礎体温は問題ないですね、と。

このガタガタ基礎体温がコンプレックスだったのに、心配して損したよ。素人判断なんて全然あてにならない。
ちなみに、バラバラの生理周期についても、先生はまったく動じず。ふんふん、そっか、という感じで、気にも留めていないようだった。

続いて先生は、テキパキとわかりやすく不妊検査について説明してくれた。的確で癒し系、というネットの評判を思い出す。仕事と通院の両立についての相談にものってくれたり、とかく慮ってくれる人なのだ。しかもこの先生がずっと担当してくれるらしい。ありがたいよー。

不妊検査の内容は10こくらいあり、周期に合わせて進めていく。内容は基本的に、世界中どこでも同じなんだそう。まずは排卵前のホルモン基礎値の測定(採血)から始めることに。看護師さんの採血もばつぐんに上手くて、何から何までぐっとくる。

10分程度で初診を終え、さわやかな気分で婦人科をあとにした。次回は今日の検査の結果を聞いて、2つめの検査をします。

あー、本当にもっと早く受診するんだったな!でも受診してよかったよ!

※2016年3月上旬

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