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さもないこと

排卵日が近づいてきた。タイミングをとる日をチェックしに、婦人科へ行ってきた。

仕事の後でヘトヘトでも、クリニックのみなさんは優しいし、クリニック内の香り?も好きな感じで、もはやリラクゼーション感覚で通っている。

2時間半待って診察室に入り、さっそく内診。超音波で卵胞のサイズをチェックする。「今日と明日、タイミングをとってください」と言われたのだけど、前日にもタイミングをとったばかりだったので、つい「3日連続はやだよしんどいよ」という顔になってしまった。それを察知されたのか、「最近、してます?」と聞かれる。「昨日しました!」と力づよく答える。

すると先生、「そっか、じゃあ今日するかどうかは任せる。1日おきでも大丈夫です。でも若いんだから、いっぱいして?」と言った。

つくづくすごい会話だな。

婦人科の診察室だからあたりまえなんだけど、頭ではわかってるとはいえ、一歩外に出たらセクハラ確定なやりとりをサクサクと交わす関係って一体…と、いつも不思議な気持ちになる。

そういえば今回、(苦手な)内診のあとに「大丈夫?」と聞かれて、なぜか吹き出してしまった。たぶん先生と何度も会っているうちに親近感がわいて、照れ?が出てきたのかも。

婦人科の先生との距離感は、その先生を信頼していればどうしたって縮まると思う。赤の他人くらいのほうが何かとサッパリとこなせるはずだけど、こんな超絶プライベートな話をちょくちょくするわけだから(むしろそんな話しかしないわけだから)、赤の他人的距離感をつらぬくのはむずかしい。内診は距離感に影響しない気がするけど、会話は影響する。

…なんて、さもないことをぼんやり考えていたら、診察が終わった。最後に「生理がこなかったから2週間後に来てください。生理がきてしまったらいつ来てくださってもいいですよ。反省会をしましょう」と言われ、診察室をあとにする。

これまでの検査ではわたしも夫も問題ないそうなので、来月までは粛々とタイミングをとり続けることになっている。

しかし昨日、新たな課題が発生しちゃったのだった。それはまた、次の話題に。

#妊活

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