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デュエプレのドロマー天門が好きだっていう話(マスター達成報告)

こんにちは。
大地ヴィルヘルムの苦しみから解放され、喜びに震えていたしゅがあどろっぷです。

今日は、紙には存在しないデッキ【ドロマー天門(デュエプレ)】について書いていきます。


【ドロマー天門】について

紙にもあるじゃん

仰る意味はわかります。
確かに紙にも【ドロマー天門】は存在しています。
しかし、紙とデュエプレではその意味が違います。

紙:《闘門の精霊 ウェルキウス》から《∞龍 ゲンムエンペラー》を出すデッキ

デュエプレ:強力な効果を持った光文明のブロッカーを《ヘブンズ・ゲート》から出力し、制圧するデッキ

このように全く別のデッキであることがおわかり頂けると思います。

この差は主に、紙とデュエプレで光ブロッカーのプールが異なることから生じています。

簡潔に言えば、デュエプレで【ヘブンズ・ゲート】の主役を張っていたクリーチャーは、紙では概ねブロッカーを持っていないか、そもそも存在していないかのどちらかに分類されます。

ブロッカーを持っていない:《血風精霊 ザーディア》《大河精霊 エル・ドラード》《偽りの羅刹 アガサ・エルキュール》他多数

存在していない:《魔光大帝 ネロ・グリフィス・ルドルフ》

なんでデュエプレの【ドロマー天門】が好きなの

トリガー天門で光の大型ブロッカー出して逆転するの、白凰様とか、レオくんとか、ルシファーみたいでカッコイイだろ!!!

筆者は小学生当時、「VS」を毎週見ていましたが、地域的にデュエマの文化が無く、デュエマで遊んだ事がないまま大学生になりました。

当時から引きずっている、デュエマのライバルキャラへの憧れが私をこうさせています。

構築の話(AD)

それはそれとして構築の話です。

今期マスターに到達した時点で私が使っていた構築です。
採用理由について説明していきます。

ドローソース

《エナジー・ライト》《コアクアンのおつかい》の2種8枚です。水単色が10枚なので、《おつかい》の期待値はおよそ2枚であり、どちらを使ってもだいたい結果は同じです。

少しでも多く光ブロッカーが欲しいときは《おつかい》 、《龍素記号Xf クローチェ・フオーコ》が欲しいときや、安定して手札の枚数が欲しいときは《ライト》をプレイしましょう。

軽量のクリーチャー

《猛菌恐皇 ビューティシャン》《西部人形 ザビ・バレル》を各4枚、《龍素記号Xf クローチェ・フオーコ》を2枚採用しています。

当初はビッグマナ、水単リキピ、MRC等への対策として《キクチ師範代》や《制御の翼 オリオティス》を採用していたのですが、新環境を迎え、MRCの減少、そしてそれ以上に【モルト「王」】や【火単速攻】など、オールイン型のビートダウンデッキの増加に対応するため、より積極的な妨害となるハンデスを採用しました。

一方で最近増加している【闇自然リアニメイト】への対策として《クローチェ・フオーコ》を採用しています。

後で説明しますが、いずれも体がついていること、そしてブロッカーであることにも大きな意味があります。

光のブロッカー

《龍覇 エバーローズ》《大河精霊 エル・ドラード》を各4枚、《提督の精霊龍 ボンソワール》《浄域の精霊 ウルソフィア》を各2枚採用しています。

前半はこのデッキの主力。《不滅槍 パーフェクト/天命王 エバーラスト》の龍解条件は、小型クリーチャーと《ヘブンズ・ゲート》の複数展開で達成していきます。

《エル・ドラード》は説明不要のエースクリーチャーです。以前は《ドンドン吸い込むナウ》等の軽量除去で除去されてしまい、十全に能力を発揮できない場合も多かったですが、《エバーラスト》が破壊以外への耐性を付与することで圧倒的に場持ちが良くなり、より強固なクリーチャーとなりました。

ハンデス対策の《ボンソワール》は回収対象が「ブロッカー」のため、これらのクリーチャーだけでなく、軽量クリーチャーも全て回収できます。このデッキ内の回収対象は22枚にも及び、マッドネスで出すだけでなく、《ヘブンズ・ゲート》での踏み倒し対象としても優秀です。

《ウルソフィア》は色基盤兼トリガーの枠です。防御力が高いため、《エル・ドラード》で踏み倒すことも多いです。《偽りの王 ナンバーナイン》下で使える唯一のトリガーです。

S・トリガー呪文

《ヘブンズ・ゲート》《支配のオラクルジュエル》を各4枚、《トゥルー・ヘブンズ》を2枚採用しています。

天門は言わずもがなこのデッキの核となるカードです。
《オラクルジュエル》は当代切っての超高防御力トリガーです。色基盤にもなるので4枚です。《エル・ドラード》と組み合わせると、そのターンの攻撃をほぼ完全にシャットアウトすることができます。

《トゥルー・ヘブンズ》は【モルト「王」】の増加を受けて採用したカードです。《二刀龍覇 モルト「王」》が単独で走り出した場合、1点目のアタックで除去トリガーを踏ませるのが最も被害が小さくなります。そのため、《ウルソフィア》を減らしてこちらを採用しました。追加効果の適用はかなり難しいですが、単体でも十分な性能です。

採用を検討したが不採用になったカード

《龍覇 セイントローズ》&《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン/天命賛歌ネバーラスト》

《ヘブンズ・ヘブン/ネバーラスト》は最強なのですが、《セイントローズ》を出す手段が7マナ払って召喚しかないのが、かなりしんどいです。

《ドラゴンズ・サイン》に対応している《真・龍覇 ヘブンズロージア》の登場を待つことになりそうです。

《音感の精霊龍 エメラルーダ》

枠がありませんでした。
トリガーを仕込みつつ手札交換できるのはかなり強力なので、色んなカードが使えないNDでは活躍できると思います。

《ミラー怪人 ドテラバラ》《停滞の影 トリッパー》

共に刺さる対面が減少しています。
ビートダウン耐性が欠片も無いため、かなり厳しいです。

シナジーと言うにも足らない小ネタ

・《ザビ・バレル》はエイリアンのため、相手が《聖隷王 ガガ・アルカディアス》を出しても呪文が使える。

・通常の対面でも墓地に5枚カードがあることはそこまで珍しくないため、《クローチェ・フオーコ》のG・ゼロは割と達成され、《エバーラスト》の龍解に役立つ時もある。

・《ビューティシャン》の名目コストは2であるため、どうしても《エバーラスト》の龍解用のクリーチャーが足らない場合、2コストで出すと良い。

・《トゥルー・ヘブンズ》の追加効果を適用したい場合、小型をチャンプブロックで使い潰し、《エル・ドラード》の効果で《ウルソフィア》を展開するのがやりやすいが、二度手間なのでやらない方がいい。

さいごに

【ドロマー天門(デュエプレ)】の紹介でした。
移りゆく環境に合わせて常にやることを変える楽しさがあるデッキです。
ぜひ皆さんも組んでみてください。

ありがとうございました。

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