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XAUUSD過去検証2023年

備忘録的に、2023年の過去検証の記録を記していきます。
まずはここまでの環境認識と、手法の決定を記録します。

週足


週足では明らかな上昇トレンド中で、2022年10月ごろに1618付近で押し目を作り、再度上昇しているという局面です。

ここ近年、金の価格は上昇を続けており、この要因としては

地政学的リスクの高まり

ロシアのウクライナ侵攻や中東情勢の緊迫化など、地政学的リスクが高まると、投資家は安全資産とされる金に資金を移す傾向にあります。

実需の増加

スマートフォンやパソコンなどの電子機器の普及により、金の工業用需要が高まっています。また新興国の経済成長に伴い、金の宝飾品需要も増加しています。

金の供給量の減少

金の埋蔵量には限りがあり、採掘コストの高騰などから供給量が減少傾向にあります。需給ギャップから金価格が上昇しています。

投資目的の需要増加

経済不安から金の安全資産としての魅力が高まり、投資目的の需要が増加しています。中央銀行による金の買い増しも価格上昇要因の一つです。このように、金価格の上昇要因は複合的で、今後の動向を予測するのは難しい状況です。しかし、供給量の減少や新興国の需要増加から、中長期的には上昇基調が続く可能性が高いと考えられています

など複数の要因が考えられます。短期的に、米ドルの金利政策などによって価格が下がることはあっても、長期的には上目線なのは間違いないでしょう。

日足


日足レベルでは、一旦下降トレンドを形成していましたが、このトレンドラインをブレイクした点から勢いよく上昇に転じ、現在は上昇トレンドとなっています。

多少もみ合いつつの上昇なので、今後下降と上昇のどちらも考えられ、このもみ合いでポジションが溜まっている分勢いよく動くと考えられます。

H1足


H1足では、上昇のチャネルを形成しており、上目線ながらもやや方向感のないレンジ相場となっています。

考えられる戦略としては、チャネル下部に接触で押し目買い、上部に接触で押し目売りがあります。

現在はチャネル中部より、動向を見守ります。

トレード手法


今回検証するトレード手法は

・H1実体レンジブレイクでM15波狙い順張りエントリー
・トレンド発生時、チャネル接触で押し目エントリー

ダウ理論を前提に、プライスアクションを見るオーソドックスなライントレードを行います。





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