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【出演情報】第9回盛岡劇場「劇団モリオカ市民」公演『MORIOKA CHRONICLEⅡ 盛岡バスセンターものがたり』3/2(土)~3/3(日)


お知らせです!
タイトルのとおり、「劇団モリオカ市民」公演、通称「モリシミ」に出演させていただきます!

宣伝と出演にあたっての想いを綴ります。

「劇団モリオカ市民」とは、市民参加型の舞台を作り上げる公演で、一般的な劇団とは形式が異なります。
始めて舞台に立つ方や、久しぶりに芝居に関わる方がほとんどという、市民が作り手になる公演です。

今年のテーマは「盛岡バスセンター」。

令和4年にリニューアルオープンした盛岡バスセンター。2016年に閉鎖するまで長年愛されてきた旧バスセンターに沢山の思い出が詰まっているという方も多いのではないでしょうか。
開業は1960年。時代や人々の想いを飛び越え、あの時あったかも知れない「盛岡バスセンターの物語」をお届けします。

バスセンターにまつわるエピソードを集め始めたのは、なんと去年の4月。
そのエピソードをエッセンスとして盛り込み、市内で活躍する若手劇作家・演出家の初参加が発表されました。

〈脚本家×演出家の組み合わせ〉
①脚本:村田青葉(劇団ユニットせのび) × 演出:夏坂俊也(劇団しばいぬ)
②脚本:藤原瑞基(劇団ちりぢり) × 演出:角舘信哉(ライナー・ノーツ)
③脚本:藤原五月(スワンボート) × 演出:ベロ・シモンズ(ボーイズドレッシング)

全員、盛岡演劇界で大、大、大活躍中の面々です。

参加者の公募は2023年8月から。出演者・舞台スタッフとして参加するメンバーが集まっていきました。
演劇が好きな方。盛岡の文化が好きな方。高校生から70代まで、様々な方が参加しています。作り手は役者・スタッフ合わせて総勢86人

お気づきでしょうか。
出演者の欄に私の名前がないことに…!笑

そう、私は1月まで「よ~し観に行くぞ~」と思っていたのですが、「玲香ちゃん出ない!?」とお誘いが来たので急遽出演させていただく運びとなりました!2月に!!!!笑


私は劇団ちりぢりの藤原瑞基さん脚本×ライナー・ノーツ角舘信哉さん演出のチームに役者として出演します。


劇団モリオカ市民のXより
画像右が私です(笑)

画像からわかるとおり、なかなかに激しい役です(笑)


チケットのご購入は、
カワトク、盛岡市民文化ホール、キャラホール、姫神ホール、盛岡劇場にて!


開催日:2024年3月2日(土)・3日(日)
   【3回公演】
時間:2日(土)①14:00開演 ②19:00開演
   3日(日)③14:00開演
   ※開場は各回開演の30分前
入場料:全席自由 一般前売1,500円、高校生以下1,000円 (当日各300円増)場所:盛岡劇場メインホール







さて、ここからは脚本と演出の演劇人について、私の想いを書きますね。


藤原瑞基さんが書いた今回の脚本、とても面白くてグッと来る作品です。
劇団ちりぢりの藤原瑞基さん。私が尊敬する演劇人の一人です。
岩手にとどまらず、全国各地にファンがいます。

私は何度か瑞基さんの相手役をやらせていただいたことがあります。
これは多分共演した人にしかわからないと思うのですが、役者として舞台に立つ藤原瑞基からは演者に力を及ぼす波動が出ています

いや、本当なんです。何かよくわからない力で押されるんです。
だから舞台上で彼と対峙するときは、こちらも押し返さないと会話が成立しません。
下手をすると、客席から相手役がどうでも良い存在に見えてしまうほどに、彼の波動は物凄いです。

一度今回の出演者のために演技指導に来ていただいたのですが、熱い指導&波動であっと言う間に役者の演技がグッと良くなりました。
「すげえ、藤原瑞基の波動すげえ!」と感動しました。

登場人物が生き生きとしていて、勝手に動き出すような、そんな本です。
劇団ちりぢりの公演に出てみたかったので、半分夢が叶ったような気分で稽古に取り組んでいます。


劇団ちりぢりのHPはこちら↓



演出のライナー・ノーツ角舘さんは、何度も現場でご一緒しています。
若手にとってのお兄ちゃん的存在です。
本当にどの座組にもいます。演出の他に、脚本、舞台監督、舞台装置、役者、音響…などなど、大体何でもできる、最強の若手です。
学生時代から各所で経験を積んでおり、盛岡演劇界でも厚い信頼を得ています。

昨年のライナー・ノーツの公演『だからあやふやな窓で』で角舘さんの演出を受けました。彼の演出家としてのオーダーはとても丁寧だと思います。私には、できない。

全体の舵取りとして自身の経験とアイディアを惜しむことなく提供しつつ、役者それぞれから発信される「こんな演技はどうですか?」という提案を掬い上げて舞台に乗せてくれます。

今回の「劇団モリオカ市民」という企画でも、それがとてもよく発揮されていて。
上手く演技しろ、なんてことは求めない。面白くするには、ということを追求しています。「チームの参加者が持つ良さ」を活かす演出が、脚本の魅力を何倍も膨らませています。素材の旨味を存分に引き出しているかんじ。

あと個人的には、稽古で役者が不在の時に角舘さんがやる代役が上手すぎて、全役者ぶん見たいです(笑)


ライナー・ノーツの公式X(旧Twitter)はこちら↓

https://twitter.com/liner__notes_



藤原瑞基×角舘信哉のコンビネーション、私は今回の中で一番好きです。
どうぞお楽しみに!!



劇団モリオカ市民のX(旧Twitter)はこちら↓
https://twitter.com/gkdn_morishimi


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