世の中の変革が求められるという想像

細かく触れることはしませんが、新型肺炎のこのご時世で一番影響を受けているのは、企業でもなく、老人でもなく、会社員でもなく、非正規労働者なんだと思います。コロナの前に生活困窮で死ぬと聞きます。実家にも帰れないですし。

で、最近の街を見れば、こんな感じですかね。

・飲食店は店内営業をやめ、テイクアウトを主体に切り替えている
・娯楽施設(ゲームセンター、パチンコ屋、カラオケ、ボウリング場)は一部の強硬な店以外は閉店としている
・夜のお店(バー、居酒屋、キャバクラ、他云々)は軒並み連休まで店を閉めているし、これからも開かない店もある

こんな様子では、バイトもたまったもんじゃない、シフトが入らないし、場合によっては解雇されることもあり、5月の生活に困窮する人が私の周りでも両手では到底足りないほどいて話を聞くのです。

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政府の給付金も額も少ないし偏ってるし、これからも様子を見てというが手間のかかるこの制度じゃ毎月受け取り続けるのには無理があると思っております。

常々思うのは、現金など配らずに家賃と公共料金の免除、もしくは、支払猶予を設ける、のほうが実用的ではないかと感じます。

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もう一方で、必要とされるこうしたものもあるようですが。

・ライフライン(食,料や医療品)はどうしても必要
・出前やウーバーイーツが鳴りやまない
・スーパーやコンビニに人が集まって入場規制がしかれる
・買い物に出ないので、通販や宅配が盛況になる
・自粛要請を聞かずに営業を続けている娯楽施設や飲食店、夜のお店に人が集まる

結局ね、対人で働く仕事(モノがある(運ぶ)現場に行かなくてはいけない、人と接しないと成立しない)につく人は需要があり逆に不安があったり、疲弊をしているのではないか、と推測しております。

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政府は少額の金やマスク(失敗したけど)など配らずに、思い切って、需要のある所の求人のマッチアップを支援してあげたほうがいいんじゃないかと思っております。

ライフライン供給のお店や宅配業者に対してのリソースを拡充するとか、コンサート配信とかネットゲーセンとか通販とかオンラインキャバクラとか、ネットを活用したサービスや物の流通を考えるとかですね。

働く機会を作る人も、今仕事がなくて困ってる人も、こういう基盤があれば労働の需要もあって働けるようになるかと思うのですがね。

ただし、働きたい人はコロナだしやることもないから虚無になろう、なんてあきらめずに職を見つけたり、通販でモノを売るなど、意志をもって活動をすることが生きることに繋がるんだと、いまこそ動くべきだと思います。

経済は遅れてやってくるのが通説で、制度も人の意識も早急な改変が求められているのだと思います。この1~2か月が勝負だと。

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