ロボットの進化はすごいね

2019年はようやくまともでかなり際どい判断もできる人工知能が現れたと思います。ロボットとくらせる現実はもうすぐそこまで来ている。今回は得意分野なのでオタク特有の早口でお送りします。

影響を受けたのはこの詩です。ちまちゃんありがとうございます。

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このことは3つの話に分類されまして、挙げてみると以下のようになります。
(1)工業用途における機械
(2)人間または動物の形をした機械
(3)人口知能、いわゆるAI

もちろん、1+3とか2+3なんかのバリエーションもありますので、多様性があるものです。

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(1)産業用途における機械

これは3つのうち、一番昔からあるロボットだと考えます。人間が行う作業を自動化するために生み出されたものです。

高校生の頃、ロボットアームというのが学校の計算室(PCルーム)にありましてね、手の形をした機械でして、それに命令を与えるわけです。

「MOVE LEFT 10」→「ROLL RIGHT 90」→「MOVE DOWN 30」→「GLAB」みたいなプログラムを書くわけです。ちなみにこれは左に10センチ動いて、手首を90度回転させて、下に30センチ下げて、物をつかみますっていう感じ。

少年心としてはまあ楽しいわけです。機械を自分で操ってる征服感がある。

さて、こういう電子機械は、工場などの工業分野で利用されることが多く、例えば自動車工場の生産ラインなんかは、シャーシの溶接や塗装、ラインからラインヘ部品の受け渡しなどでロボットが利用されています。

あとは電子基板に部品を取り付けていく精密な作業にも使われますよね。テレビで見るイメージだとこんな感じかな。
https://youtu.be/6VXwr-CG930

この分野は、人間がいかに危険な作業をせずに、かつ、作業コストを抑えられるか、という観点で、堅実に成長しつつある分野だと考えます。ロボットが人間の仕事を奪っている、という向きもある。

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(2)人間または動物の形をした機械

これ単独ではなかなか整理できないんですけど、これから書く3(人工知能)と組み合わせることがほとんどです。例えば、ペッパー君が有名ですよね。この子。
https://youtu.be/isYsTxJsO_Q

最近見掛けたペッパー君は寿司屋の店頭で客待ちの整理券を配っていました。他には、旅館のお土産屋の前に立ってて、人が通ると「いらっしゃいませ、○○はいかがですか?」とかいう。

なんか求めてるのと違うが、人がやることをロボットが取って代わるし、ロボットには文句言えないから店側としてはいいのかも?

あとはファービーやAIBO。話したりさすったりすると反応してくれるやつ。ファービーは昔なぜか実家にあって、遊びに来た女の子が「私の好きな人は誰?」と語りかけてた。やばい違う。ここは哲学入れるところじゃない。

まあ、いずれもなんかもうちょっと求めることがあるのですが、どうしても人工知能の分野がこれからなので今後に期待をしています。

おまけ。これもこの分類に入るのですが、まあキモイ。
https://youtu.be/RDZu04v7_hc?t=5s

まあこの子、本当は人間が歩行困難な区域に入って作業をするのをロボットが請け負うという使命もありましてね、あんまりネタではなくちゃんとしたやつなんです。

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(3)人口知能、いわゆるAI

これですよこれ。これが話したかったやつです。やっと来た。

人工知能はいろんな要素を持っていて、広く言えば、家電のエコ機能やクルマの自動運転やエアコンの温度の自動調整機能だったりしますし、画像や文字認識、囲碁や将棋の自動指しもあり、あと面白いのはほとんど勝つじゃんけんや、ほぼ止められるPKのキーパーなどです。
https://youtu.be/2gpASkkn5S8

この分野の最終的な目標は人間がしている思考や判断をすることだと考えます。例えば、車の自動運転なら、前面にカメラが付いていて、前の車に接近してるぞ減速だとか、赤信号が目の前にあるぞ止まるぞとか、センターラインを越えないようにハンドル操作をするぞとか。

コンピュータは蓄積されたデータを整理して、人間が判断できる材料を提供するのがここ数年前の技術でできるものの限界地点でした。それが今はその判断をコンピューターが行うようになったんですね。精度を高めている最中だが実用化はされてきた。

で、何が言いたいかというと、考えることができて判断ができるということは、まさしくそれは人間自身に近づいているのではないか。ましてやそれを超える存在になるかもしれない。

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映画でいえばスターウォーズのC-3PO、アニメや漫画でいえば、エヴァンゲリオンのMAGIシステムとか攻殻機動隊のタチコマに感じる、機械が意思や感情を持つことは現実にあるのか。

さて、文章が長くなってしまったので、次回「人工知能は人の夢を見るか」に続けます。長文失礼いたしました。

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