12/18。ダンジョン飯

「ダンジョン飯」という漫画をご存知だろうか、僕は幼い頃からファンタジー作品が好きで一時はファンタジーばっかりを貪るように読んでいた時期があった。
王道の中世ファンタジー作品を指してよく言われる言い回しが、
'剣と魔法の世界'
というもの。

魔物やら何やらの不思議生物が世界中にいて、"魔法"という技術があって、お宝の眠る施設が点在していて……
剣と魔法の幻想的なワクワクが待っている、そんな物語。

そして「ダンジョン飯」の話に戻る。
この作品もまた、リアルな描写のファンタジー作品。
過去に栄華を誇った王国の眠る遺構(ダンジョン)に素晴らしいお宝がある、という噂を聞いた冒険者たちが集まっている。そういうストーリー。
主人公達もある理由でロクに準備もする暇なく急いで奥まで行く必要があった。

冒険に重要なのは食料。
でもどこかで調達する時間もない!
ではどうするか?
"ならばダンジョンにいる魔物を調理して食べれば良いではないか"という発想で、
狩ったモンスターを調理して食べる。
食べる。
また食べる。

物語はそれだけではないけれど、戦闘中や調理のシーンなどでも魔物の体の構造だとか、生態などもとってもリアルな描写がなされていて凄く面白い。
仲間うちには、最初は魔物を食べるのを嫌っているエルフもいたりして、いざ食事をするときのその人物の反応なども面白くてついつい時間を忘れて読みふけってしまう。

登場する魔物も詳しく説明されていて。
・歩き茸 (アルキダケ)
大きなキノコの体に、足となるキノコが生えていてダンジョンを歩き回る。
冒険者を見つけると体当たりを仕掛けてくる。
それほど危険なモンスターではない。
キノコと同様に筋が通っていて、それに逆らって切ろうとするとなかなか切れないが、筋と同じ方向に剣を入れるとすんなり切れる。
(うろ覚えですまないけれどこんな感じだった)

という具合で、これもまた倒した後に調理する食材となる訳だ。
「ダンジョン飯」
興味がある方は是非読んで見てほしい。
(出版社のまわし者じゃないよ!)

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