Tether様について

BSVerの多くはTether様に対して、ネガティブというか、親でも殺されたんじゃないかってくらいに拒絶する。
それは多くの誤った理論や風潮がそうさせてるように思う。

Tetherは不明な運用が気になるものの、LUNAショック、USDCショックでさえ、価格を維持し、ステーブルコイン王者の貫禄を見せつけた。
運用の特徴は
①監査しない、または怪しい監査
②USDTからUSDへの交換に制限を設けている
③NYAGなどの規制当局から多額の賠償金の支払いなど、罰金刑を何度も食らっている
④担保にBTCなどを保有してる
⑤AMLを守ってるらしく、当局からの要請で該当のUSDTは凍結する姿勢

BSVerが気にするのは、①と③と⑤あたりですかね?
①に関しては、諦めるしかないです。
③に関しては、罰金刑で延々と支払うことで生き延びれるし、Tether様からしたら端金でしかない。ほぼノーダメージ。
⑤リバティリザーブの件から学んでる証拠ですね。

よって、BSVerが大好きな①③⑤によってTether様が消えてなくなるぞーっていうのはちょっと厳しいです。
対処方法がなければ別でしょうけど。

個人的には②と④が興味深いですね。
②は近世ではジョン・ローの王立銀行破綻から続く、取り付け騒ぎ対策がきちっとされており、時間経過で不安心理が解消されることを利用しています。
④これに関してはCraigゲーム時にどうなるのかな?っていろんな予想をしているんだけど、直前までは非公開方針にしようと思います。

Tetherに関するネガティブなニュースや事件が起きると、BSVerの一部が嬉しそうにしてるんだけど
仮にTether様が死んだとした場合、おそらくBSV価格は1/10以下に落ちる可能性が高い。
なぜそれが言えるのかと言えば、BSVが上場されていないFTX破綻の余波でBSV価格がFTX銘柄に連動する形で急落し、その後も価格が戻らないからだ。

仮にBTCに何かしらの問題が発生してBSVが脚光を浴びる時代が来るとしても、そのときにBSV価格があがるとするなら、Tether様が板貼りして、マーケットメイクしないと成立しない。

またBSVのHODLと買い増しも、USDTに資金抜きされている可能性が高く、嫌いなのに貢いでて、ツンデレなんだなって。

以上のことから、BSV HODL買い増し組は、神様、仏様、Tether様ぁー、ああ、Tether様ぁーって、その繁栄が永遠に続く方に賭けることになってるんだけど、何故かTetherが死ぬことを願っている。
どうしてそのような謎の思想になってるのかな?って思うと、一部のBSV関係者がTetherがある日突然消えてなくなるような状況になるっていう超理論を流布してるからかもしれない。

あのCraigでさえ、Tetherはホテルカルフォルニア(意訳:なにも真実はないネバーランドみたいだけど、実際は腐りきってる)といい、違法で消えてなくなるとは言わなかった。
ここ最近では私が2019年頃に主張した、Tetherは米国においては違法証券であるっていうことに言及する程度であり、G20など政府側による担保規制が進まない限りは潰すことは難しいだろうと考えてるように思う。


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