見出し画像

(7)Loser dog /第一部「産みの母」

2014年から続けていたまちゼミのパクりイベント

しかし、結果は『0勝7敗』

本物のまちゼミには“一歩も”近づくことは出来ませんでした

チラシの中身も講座ではなく、お店の紹介をする合同チラシにまで成り下がっていました

参加してくれていたお店も、講座での集客は諦めムード

私も正直心の中では「まちゼミ」を諦めかけていました

本家のまちゼミに完敗。そして自分も完敗でした。


しかし、そんな最悪の状況の中、思いがけない知らせが届きました

画像1

お客とお客さんが笑顔になる「まちゼミセミナー」開催

「えっ!? 大東市でまちゼミやるん!?」

まったく予想もしてませんでした

理由は、全国のまちゼミを調べたら

“まちゼミは商店街など団体が希望して開催する”

のがほとんど

私が今まで会ってきた商店街の人たちは

「まちゼミ? 知ってる、知ってる、商店街活性化の三種の神器やろ」

「まちゼミ? 今ならそんなんで集客でけへんやろ」

「まちゼミ? もう古臭くない?」

という人ばっかりだったからです

不思議に思い、セミナーの案内をみると

「まちゼミって何?」

っていう“まちゼミ”をぜんぜん知らない人向けの内容

主催は大東市産業労働課

セミナーの目的もよく分からん

私も

「今さら、まちゼミって何?って聞いても別に。。」

「それにもし、行政主体でまちゼミをやるんやったら、関係ないし。。」

勝手に寂しい気持ちになったのと

せっかく挑戦し続けていたまちゼミを行政に持っていかれた!

という「ひねくれ根性」「負け犬根性」でセミナーには行かないと決めました

それから数日、まちゼミセミナーの開催は近づいたある日、

ある人物が私の元に訪ねてきました

(つづく)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?